裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

国家の中の個人

2013年05月20日 12時13分34秒 | Weblog
ハシモトさんの理屈は理解できる。
メディア側の伝え方が悪いってのも理解できる。
けど、やっぱり人間性が極めてよろしくない人物がこういうザツなレトリックを使えば、叩かれて当然とも思える。
で、本当の問題は、その先にある。
ぼくらがあの人物やこの人物のアホ表現を目の当たりにして「クソだなこいつ」「キショクわりー思想だな」「どつきまわしたろか」と考えるのと同様に、外国の人々はわが国を、そしてぼくやあなたや日本人全部をそのただ一事でもって「クソ国民」「キショクわりー思想の国民」「どつきまわしたい国」と見るわけなんである。
迷惑極まりない。
同様に、つか逆説的に、中国やアメリカや韓国のクソ情報を目の当たりにした我々が、かの国民全体のことを悪く言うのも間違いなんである。
特定個人のクソ意見や軽蔑すべき行動は、国家内のほんの一部であるとココロせねばならないんである。
そしてそういう連中の言動や行動は、ひたすら自国の印象を悪くするだけの「反国家」的ふるまいなんであって、決して「あいこく」なんてもんじゃないんであった。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園