裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

深夜のひと

2007年10月10日 11時21分50秒 | Weblog
夕刻、工房を閉めます。
あと7時間半もあるので、ぼくは場末の酒場にいきます。
いつもの仲間と、あるいはひとりで、ちびちびと飲んで過ごします。
それから買い物。
10時の閉店間際の半額シールが並んでて、そこはビンボー人のパラダイス。
ちょこちょことカゴに入れ、ビールもしっかり買って、帰宅。
食事の下ごしらえをするのですが、あと4時間もあります。
立てひざでひとりちびちび飲みつつ、報道ステーションのお天気おねーさん・市川さんと再会。
あと3時間もあるので、オレは彼女の姿にうっとりと見入ります。
夜も更け、筑紫哲也のニュース23開始。
うとうとしはじめるとスポーツコーナー。
しっかりしなさいよ、おすもうさんたち、とひとりごちてみる。
あと2時間。
新聞をすみからすみまで読み返してるうちに、日付が変わります。
テレビでは実験系深夜バラエティーのオンパレード。
あと1時間なので、ごはんのスイッチを入れてみます。
その頃、一本の電話があります。
疲れ果てた声。
それを合図に野菜を切り、魚を解凍し、グリルに入れ、なんやかんやでキッチンの中をバタバタと右往左往しながら、またしてもビールのプルトップを引きます。
深夜1時半、門の開く音が聞こえ、残業続きのご主人様がようやくの帰宅。
洗顔を終え、パジャマ姿となった彼女が姿をあらわすと同時に、ちゃぶ台の上の夕食の準備が整います、わんわん。
ピタリのタイミング。
いただきまーす。
こんなにも甲斐甲斐しいダンナなのに、彼女は今回も気づかなかった。
ダンナが「モヒカン頭」になったことに!
男の子だって、髪型変えたら「お、いいね」とかひと言くらい欲しいのよね~。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園