またみてきた

ずっと放置状態だったんだけど、またいい演劇を見てきたので書いておく。

「二人の夫と私の事情」前から２列目という超いい席で見てきました♪

なんといっても松たか子さんがすっごく良かったです。とってもかわいくて。
たくましくて。お母さんと、ペイトンさんも良かった。
で。
段田さんはちょっとお疲れだったのかな？
もうちょっと軽やかに洒脱なイメージがあったんだけど、（原作を読んで、その役どころとして）でもあえて疲れた男の役を演じていたのかな？

原作に忠実だったけど、原作を読んで笑うツボと、舞台でのツボが違っていて、それは私に関しては、の話なんだけど、でも舞台は舞台で面白かったです。

離婚訴訟のために、浮気の証拠を作らなくては、と弁護士が画策する（でっちあげる）という皮肉。
原作ではその皮肉が私は面白いと思ったのだけど、舞台では、その浮気を仕事としている女のひとの容貌をちょっと特徴的に作ってしまっていて、そっちの「こんな顔の人と浮気をしなきゃいけないの～？！」というほうに笑いが持っていかれてしまって、なんかもったいないなあと思いました。
そうじゃなくてもっと普通の女の人が出てきたら。それで、大真面目に浮気の相談を弁護士が先頭きってやると、別の笑いが生まれたと思うんですよ。
ナンセンスなことを大真面目にやらなくてはいけない、という、ナンセンスと現実の融合というか。
そういう笑いを、段田さんなら出せたと思う。渡辺徹さんも出せたと思う。

だから弁護士と浮気仕事の女性のキスシーンも私は、いらないような気がしました。

そう思うと演出家の仕事ってすごいなあと思う。

原作はサマセットモーム。さすが。




お芝居のあと、渋谷のＨ＆Ｍに行って、サロペットを買ってきたんだけど、試着したときに私の中で体型の基準が松たか子さんになっていて、それがもう頭にあるから、私が何を着ても「駄目だ、これじゃ」って・・・・
前から２列目の席で３時間近く松さんを見続けていたらそうなっちゃいました。

ガンバレダイエット！！

チラシもらった「叔母との旅」も面白そう。こちらは演出が松村武さん。松村さんも私は好きだ。見に行きたいな～。
んでまたＨ＆Ｍに寄ろう。Ｈ＆Ｍハマりました。

やっぱり段田さん素敵。コメディの段田さんはすごく好きです。