日本ダービー当日(5月27日)の朝、急に具合いの悪くなったPCをケーズデンキへ持ちこみ修理依頼。
そのため10日ほどブログを入れられずにいたのだが、その間いろんなことがあった。
まずはダービーだが、今年は大外枠で人気を落としていたワグネリアンが優勝。
19回目の挑戦で初のダービージョッキーとなった福永祐一も、この日はいい表情だった。
私のキタノコマンドール(3番人気)はまさかの12着に敗れ、2位につけてるメンバーの持ち馬コズミックフォース(16番人気)が3着に入り、3連単の配当は280万越えの波乱となった。
もしコズミックが2着の皐月賞馬をハナ差かわしていれば、POGでの私の優勝はパーになるところだった
5月29日
新年度に向けてのPOGドラフト会議で6名参加。
一年のうちで最も楽しみな日である。
まずは今回念願の優勝(ギリギリで)を果たした私に賞品が授与される。
おがわじゅりデザインの競馬グッズをたくさん貰って感無量

その後ドラフトへと移るが、1番欲しかったサートゥルナーリアをなぜか指名できず。
大きな悔いを残すこととなってしまった。
6月3日
Nが豊中の教室で、このところ閉じこもり気味だった私も一緒に家を出る。
なんとなく大淀(Nと村山さんが住んでたとこ)へ行きたくなり梅田まで直行。
ところが着いた途端あまりにの暑さに早々とくじけ、近場の太融寺へ行くことにした。
特に理由はないが、ラブホ街に堂々と君臨する、あの「ちょっとすれてる感」が魅力なのだ。
そのあと東梅田商店街(奥の方はかなりエグくなっててビックリした)を通ってお初天神へ。
暑い中ほどほどの賑わい。
境内で引いた大吉のみくじを結んでいると、アジア系外国人のファミリーがやってきて
「スエキチ、スエキチ」と、よろこんでるのか悲しんでるのか分からない声をあげている。
少々暑さバテしてきたのでナビオへ逃げこむ。
ここは久々なのでちょっとブラブラしようと思ったのだが、1階はメンズなのでエスカレーターで2階へ。
ところが2階もメンズで、さらに3階へ上るとまたまたメンズ。
(ヘンだなあ・・)と思いつつ4階、5階と上るが、すべてメンズのフロアである。
あとで分かったのだが、ここは「阪急百貨店メンズ館」という一帯であるらしい。
どのフロアもほの暗い照明でスタイリッシュな雰囲気を醸しだしているのだが
肝心のお客はほとんど見えず、いるのはピシッときめた男性店員のみ。
これで成り立っているのだろうか?
6階7階のフードコーナーをざっと見ただけですぐに出る。
次に阪急百貨店へ入り北欧展の会場へ。
ハギレや刺しゅう、切り絵、文具や食器、動物の置物など、いかにも北欧らしい(わー、欲しいなあ)と思う物でいっぱいだが
なんせ高い! 高過ぎる

ということで、360円也のクリアファイル1枚だけ買って会場を出る。
さすがに疲れたので、祝祭広場の、古代ローマのコロシアム風石段ベンチに座りこみホッとひと息つく。
座り心地はもうひとつだが、ボオーッと過ごすにはなかなか良い。
しばらくするとスウェーデン人によるフォークダンスのイベントが始まった。
石段の我々にも参加するよう勧誘の手が迫るが、きょうは疲れてたし本当にイヤだったのでずっと下を向いていた。
年々引っ込み思案になってる自分がちょっと心配だ。
6月4日
京都のM口先生息子さんのお見舞いへ。
大阪から京都までの電車の中、Nがひと言も発することなくiPadばかり見続けてる(しかも1人だけ座って)ので久々にアタマに来る

病院へ着いて「もう帰る!」と言うとあわてて謝ってきたが、こういう事はもう本当にいい加減にしてほしい

この日もミーティング参加だったが、前回よりはずいぶん快方へ向かっているとのこと。
看護師さん達はみんな若いが本当にしっかりしていて親切だ。
昼過ぎに病院を出て、京都駅でカレーを食べてから伏見区にある藤森神社へ。
「墨染(すみぞめ)」というシックな名前の駅で降り、10分ほど歩くと到着。
競馬ファンの聖地と呼ばれちょっと軽いイメージを持っていたのだが、1800年前に創建され皇室とも縁のあるという、なかなか由緒ある神社だった。
咲きかけの青いアジサイを見ながら広い境内を進むと神馬像があった。
そう珍しいものでもないが、せっかくなので写真に撮ったり撫ぜたりしていると、向こうでNが手招きしている。
なんだなんだと近寄ってみると、そこは絵馬舎というお堂で、騎手を乗せたサラブレッドの絵が天井付近の壁いっぱいに飾られている。
正直、それほどリッパな絵ではないが(ちょっとうまい小学生レベル?)、トウカイテイオー、ナリタブライアン、フサイチコンコルド、マチカネフクキタルなどなど・・・・。
往年の競馬ファンならジンとくるであろう名馬が、空飛ぶペガサスのごとく描かれている。
ここにゴールドシップやキタサンブラックが加わる日もいつか来るのだろうか。
あと、この神社では馬が走り抜ける駈馬神事もあるらしい。
流鏑馬神事というのは全国でもけっこうあるが、ここのは横乗りや逆立ち乗りなど、アクロバティックに乗りこなすのが特徴らしい。
境内にはその他、足を広げてポーズをとった金太郎像もあり、(なぜここに金太郎??)とフシギに思って近寄ると、「勝運の神」「菖蒲の節句発祥の地」と書かれてあった。
最後にPOGメンバーへのお守りを買おうと社務所に立ち寄ると、これが意外に高い(◎_◎;)
ふつうなら300円で売られてるようなお守りが1000円ほどする。
ウ~~~ン・・・・・・
「馬券が当たるなら金に糸目はつけん!」というギャンブルファンの心理を狙っているかの如くだ
あと、ここを訪れた人達が願いことを書いた絵馬もいっぱいぶら下がってたのだが
「日本ダービー キタノコマンドール優勝!!」と書かれた絵馬があった。
ウ~~~ン......

(この神社、果たして御利益あるのかどうか・・・・・)
帰り際、白い馬がデザインされた自販機でお茶を買おうと百円玉を入れると、いきなり馬のいななきが!!
オオッとビックリするところに「パンパカパ~ン♪」と短いファンファーレが鳴り、続いて「幸運に、恵まれますように」
と、ヘンなおっさん声のアナウンスが流れる。
ワタシ的には、これが1番よかった
駅までの帰り道、なかなか良さげな和菓子屋さんがあったので「鮎」を2つ購入。
墨染駅のベンチで座って食べた。
次回、「運命の6月8日 そのきんナイターでの奇跡!!!」 へ続く。
おわり