ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

136   聖光文庫でおひる寝

2005-11-20 19:09:52 | Weblog
※清荒神駅前 「喫茶MARI」さん横の路地を入ったところで見つけたネコ。
 ピンと立てた耳、よ~く見ると逆立っている背中の毛が
 「これ以上近づいたら逃げるからニャ!」と訴えている。
  クリック♪

きょうは第3日曜研究会。
前日までの欠席届が多かったので、きょうはかなりの少人数と思っていたが11人集まる。
久しぶりで出席の君を誘い『喫茶えのぐ箱』でお昼。
なんか暗い話題が多かった。
今度は明るい君と会えるのを楽しみにしてるネ・・・


駅前で別れ、久しぶりに「図書館」へ入る。
あるサエない事情があって、この1年ほど本を借りれないでいる・・・

きょうは一般閲覧室の奥にある『聖光文庫』に入った。
ここは(貸し出し禁止)の、美術関連の本や写真集ばかりが置いてある宝の部屋だ。
いつも静まり返っているので、入る時はチョッピリ緊張する。
きょうも先客は2人だけ。
『日本現代洋画集』と『古賀春江 水彩画集』を持ってきてじっくりと楽しんだ。
時々こっくりこっくりと舟を漕ぎながらゼイタクな時間を過ごす・・・
ふと気がつくと、部屋は自分1人になっていた。
あわてて外に出るともう夕方。
ビックリするほど冷え込んでいた。
(そうかぁ・・・あと十日もすれば師走だもんねぇ・・・)と1人で納得。

帰宅すると、子ども達の熱気でムンと暖まった部屋。
夏はちょっと(オェ・・)だけど、冬は丁度よい。
きょうの泊まりはT君だけだが、S君N君も残ってまだ指している。

来月のきょうは、毎年恒例の『森家が贈るディナーショー』だ☆
今年もいよいよ あと僅かとなってしまった。。。。。






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135   ○○○初体験

2005-11-19 20:28:40 | Weblog
※「阪急 宝塚南口」サンビオラに飾ってあった雪ダルマ君
  クリック♪


本日はついに○○○教室の『体験レッスン』の日!
この2,3日その事ばかりが頭をしめていた。
1時20分に楽器店に入り、2時からの予約をとる。
時間まで、久しぶりに「サンビオラ」をブラブラしようと入ってみてビックリ!
閑古鳥が鳴いているというのは知っていたが、まさかコレほどだったとは・・・
たま~に開いているお店もあるが、客足はもちろんゼロ。
気の毒で、顔をあげて通り過ぎることが出来なかった。
フロアの端っこにあるトイレに入るが、ほとんど無人に近いビルの中だと思い出し
急いで飛び出す。
言い方は悪いが、もはや廃屋状態に近い。
ビル全体の高熱費だけでもバカにならないだろうナ・・・

5分前になったのでレッスン室前のソファーで待機。
となりに小っちゃな女の子とお母さんが座る。
こちらは「ヴァイオリン」か「ピアノ」のレッスン待ちだろう。
ほどなくレッスン室の扉があいて、ギターの先生が姿を現した。
60半ばくらいのメガネをかけた小柄な先生だった。
促されて小さなレッスン室にはいる。
以前なら、こういう場所で自分がレッスンをしたり
グレード試験の審査をしたりしていたのに・・・
一瞬そんな考えが頭をよぎったが急いで打ち消す。
きょうから私はドレミのドを習う生徒なのだ!
30分という時間のせいもあるだろうが
先生は特に何もおっしゃらずレッスンに入られた。
小っちゃな台に左足を置き、右足を開く。
かなり開いたつもりなのに「まだまだ、もっと」と言われる。
ウ~ン、お行ぎが悪いのぉ・・・

始めに1弦を人差し指1本で(ポンポンポン・・・)と弾く練習。
6弦に乗せた親指に、必要以上に力が入ってしまう。
その後、2・3指、3・4指で交互に弾く。
いらない音が混ざってしまい「にぎやかですネ~」と笑われる。
次にフレットを少しだけ移動しながら交互に弾く練習。
この辺りからだんだんヤバくなってきた。
(あーん、頭ワルイー!!)と心の中で自分に毒づきながらアセル

最後に2本の弦を使って「♪ちょうちょ」を教わった。
まったく出来ない・・・
○○○は想像以上にムズカシそうだ。

レッスンが終わり扉を開けると、男女の生徒さん二人が待っていた。
体験レッスンが済んだ事を伝えると「どうでした?」と聞かれたので
「先生もやさしかったし、12月から習う事にしました♪」と答える。
すると女性の方が若い男の子に向かって
「やさしいのは始めだけで、だんだんコワクなるんだよネ~!!」とヒトコト言ってニヤリ・・・

「もー!!! 一体ここはナンナノヨ~~~



12月からのレッスン申し込みと楽器の注文をして店を出る。
汗ばんだ身体に冷えた外気が気持ちいい。

(K原さん)や(しいのみさん)達が偉大に思えた1日だった


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134   冬の風物詩

2005-11-18 20:04:05 | Weblog
※「阪急 宝塚」パチンコ店そばのお地蔵さま。
 飲みやすいよう「ヤクルト」の口を開けている所がミソ。
  クリック♪


午前中「宝塚」へ行く。
Nが銀行で用事の間、駅前を1人でウロウロする。
ついこの間まで「ペチュニア」や「マリーゴールド」でにぎやかだった花壇が
きょう見ると全部「パンジー」に植え代わっていた。
駅構内には‘巨大クリスマスツリー’もお目見え。
気分はいっきに(冬)だ。
郵便局に行くと、来年の干支(戌)の年賀切手が飾ってある。
柴犬と、もう1匹はナンダロウ?
ちょっと「パグ」に似たキミョウな犬だった。

昼は『ねぎんぼ』でお好み焼きを食べる。
一緒にとった「牛スジ どて焼き」がとっても美味しかった♪

家に戻るとイッキに体調が悪くなる。
のどがイガイガして身体がだるくて熱っぽい。
大急ぎで「ブリ大根」を作ってから、レッスンまでの小1時間ヨコになる。
3時よりチビッコ軍団。
「センセーのおなか、どーしてポンポンなの?」とキツイ質問。
「きょうね、お好み焼き食べ過ぎちゃったんだ~」とゴマかす。
「フ~ン・・・」と、もう一つ納得がいかないような表情でおなかをグルグルなぜる。
これが男子生徒だったら「セクハラ」になるのかな?

晩は9時から1人レッスン。
それが終わってから、返却予定のビデオ「ぼくのスィング」を観て
お風呂に入って(熱があるけれど、明日○○○教室の体験日なので)一刻も早く寝ます






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133   風邪ひいた~

2005-11-17 22:19:59 | Weblog
※今月15日、門下の安用寺孝功(アンヨウジタカノリ)四段が
 五段に昇段しました。
 みなさま、今後とも宜しくお願い致します クリック♪


木々の葉っぱが色づく毎に、寒さが深みを増して来るようだ・・・
きょうは朝起きた時から頭痛がする。
そのうち治るだろうとほっといたら、背中がゾクゾクして来た。
「マズイナ~」と思っていると案の定、お昼から熱っぽくなる。
気持ちも悪くなってきたので、将棋教室の準備の手伝いもせず
2階の布団に倒れ込んで、しばし寝こむ。
こういう時に限って、生徒(ピアノ)の多い日なのだ。
様子を見て臨時休講にしようかとまで考えたが
年末に向かい「プチおさらい会」などもあって
振り替えレッスンの予定も立てにくいので気合を入れてガンバル☆

ラストの子が夜9時40分に終わってホッとする。
しかし明日は恐怖の「オチビさんデー」なので油断は禁物だ!

体調が崩れた原因はわかっている。
ズバリ「夜更かし」なのだ。
この所ずっと就寝時間が2時を超えていた。
Nの仕事が忙しいのもあるが
ハッキリ言って、単にダラダラと遅くなっていた気もする。
「なら先に寝てよ!」と言われるが、なぜかそれはイヤだったりする

夜更かしすれば、ついつい明日のクリームパンを食べてしまったり
「じゃがりこ」に手が伸びてしまったり、お肌ガサガサになったり
ロクな事はない

・・・という間にもうこんな時間
今夜は風邪薬をのんで早く寝よっと。

今コレを読んで下さってる方も、これからの季節じゅうぶんな睡眠を心がけて元気にお過ごし下さいネ




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132   楽器店にて

2005-11-16 19:37:07 | Weblog
※「阪急 逆瀬川」  はやショーウィンドウに並ぶクリスマスグッズ。
 これはトールペイントかな?
  クリック♪

昼過ぎに外出する。
我が家は寒がりのパグのため、暖房を常時ONにしているので部屋はいつもポカポカだ。
なので、外に出て初めてきょうのコノ寒さに驚いてしまった。
駅のホームで周りの人を観察すると、みんな見事な冬支度。
暖かそうなセーター、マフラーを巻いている人もいる。

まず阪急「宝塚南口」の楽器店で子どもの楽譜を購入。
レジで会計をする時、楽器店主催の「○○○教室」の事をさりげなく聞いてみる。
レッスンは土曜の午後のみとの事(よし!クリアー!)
月謝はネットで調べてあったので聞かない。
「先生は男性の方ですか?」
「ハイ。 年配の男の先生です」(これもクリアー)
「どんな感じの先生ですか?」
「えーと、結構キビシイ先生ですよ」(エ?????)
「あの、エト・・・・厳しいんですか?」
「(きっぱりと)ええ、キビシイですね」
「・・・・・・・


よくよく聞いてみると(自宅での練習はキッチリと)という方針が
「キビシイ」という意味らしかった。
先生自体は(おだやか)な方らしい。
「叩いたりとか、そういう事はないんですね(おそるおそる)」
「いえいえ、そんな事はありませんヨ~(笑)」

体験レッスンが出来るという事なので、早速3日後の土曜日を予約する。
ヒ~、ドキドキ

それにしてもバイトのお姉さん!もう少し上手に説明しないと・・・
あれじゃ恐ろしくって、新規の生徒さんが入りにくいと思うのだけど・・・


注)「○○○教室」と伏字にしてあるのは、「すぐヤメチャッタ場合恥ずかしいから」という
  ショーモナイ理由からです(非常によくあるパターン)
  なのでしばらくはナイショで~す

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131    王将

2005-11-15 21:41:13 | Weblog
※ベル・串田「パリの少女」
 クリック♪


火曜日は唯一、2人そろってoffの日だが
最近はNの仕事でいつもツブれてしまうので残念。
きょうも1日家で仕事。
仕方なく(?)私もやりかけになっていた「発表会」のプランの検討を始める。
アイデアは次々ひらめくのだが、それをまとめる事が出来ない。
昔から「処理能力」というものに欠けている気がする。 ツライ・・・
小1時間たっても結局まとまらず、すっかり疲れて

夜、久しぶりに外食。
せっかくの休日、たまにはパーッと!!・・・・と期待したが
結局、(これを取られると負けになる駒)の名前の店へ行くことになった。
Nは定番の「中華どんぶり」 私は「チャーハン」
それに「餃子」と「酢豚」をつける。
きょうは「チャーハン」がなかなか来なくて少しイライラしてしまった
家族連れが多く、チャーハンの注文が重なった為のようだった。
20分ほど待ってやっとチャーハン到着。
しか~し気に入らなかったのは(無言で)お皿を置いて立ち去って行った事だ
私も「ミス日本(意味はおわかりでしょーか?)」なので
お店側の失敗や手際の悪さなどにはワリと寛大な方だと思っている。
‘自分に厳しい人間は他人にも厳しい’と丁度反対の理屈だ。
すなおにひと言謝ってもらえば大抵のことは許せてしまう。
許せるどころか、謝らせる事になったコチラの方を申し訳なく思ってしまうぐらいナノダ。
でも、きょうのような事態はちょっと許しがたい!
なんでひと言「お待たせしました」と言えないのだろう?
まだ若いバイトの子のようだったが、アレじゃあバイト代半額だ!!


♪きょうの標語
『空腹は腹の立つもの



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130   薬局のバイト

2005-11-14 21:28:16 | Weblog
※バックリと口を広げた、玄関前にある化け物のようなザクロ!!
 通るたびにコワイ・・・・・クリック♪

きょうもスッキリしない天気。
午後、処方箋をもって近所の薬局に行く。
薬の調合を待つ間、イスに座ってゆっくり薬棚を見る。
棚の上の方を見上げると、WAKAMOTOだのEBIOSだのと書かれたチョットなつかしい商品が並ぶ。
となりの棚に目を移すと「イチジク浣腸 30」と書かれた青箱。
そのスグそばには、例のブキミな顔のイラストが入った「シュガーカット」の箱。
あと、よくワケのわからない大箱は何か医療器具っぽい商品が入っているのだろう。
どれも滅多に出番がなく、棚から下ろせばうっすらとホコリがたまっているような雰囲気が漂っている。

20代の頃、1年間ほど薬局のバイトをした事がある。
宝塚に来たばかりでピアノの生徒もまだ少なかった頃だ。
けっこう繁盛していた店だったので、割りに忙しかった。
箱ティッシュやトイレットペーパーなどがダースで入った箱は大きくてかなり重い。
そんな大物を倉庫から1人で出し入れするのだから、若かったのだなぁとつくづく思う
(よくギックリ腰にならなかったモノだ)
もちろん店で接客だってする。
当然の如く、私は薬剤師ではないので薬の知識はゼロ。
しかし半年ほど店の人の接客風景を見ているうちに
生半可な‘にわか知識’が身についてきた。
簡単な薬なら平然と売れる度胸もついた。
やってみるとコレがけっこう楽しいのだ!
見るからに具合の悪そうなお客さんの症状をフンフンと聞いた後
ガラスケースからおもむろに商品を取り出し、聞きかじりの知識を披露する。
そうすると大抵のお客さんは満足そうな顔をして買っていってくれるのだ。
なんだか自分が本当に薬剤師になったような気分になって来る。
でも正直に言うと、失敗も何度かあった。
普通の湿疹かなにかの人に「水虫」用の薬を渡してしまったり
「副腎皮質ホルモンの入ってないものを・・・」と言われ
「これ入ってないですヨ~」としっかりマチガッタ商品を売りつけてしまった事もある(あとで気がついて薬局の人に謝ったけどクレームは無かったらしい)

1番の「大物(高価)」では‘サルのこしかけ’を売った事がある。
薬局の人からは「でかしたぞ! エミちゃん!!」とオホメの言葉を頂いた

あの時の薬局も、今はもう無い・・・・・


☆夜、1人で「SF/ボディ・スナッチャー」を観る。
 人面犬がコワかった!





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129   第三の男

2005-11-14 00:06:07 | Weblog
※ベル・串田『セントラルパークの子供達』
 クリック♪

午後、頼んでいた(ベル・串田)の画集が届く。
心配だったヨゴレや傷みはほとんど無い。
最初のページから1枚1枚丹念に見入る。
やっぱり買ってヨカッタ・・・
ただし、大きいので置き場所の確保が大変(我が家の散らかりようは尋常ではナイ!)

雑用のあとで、きょうが返却期日のビデオ「第三の男」を観る。
気にかかりながらも今まで観る機会の無かった映画だ。
最近、桑原さんのHP内の掲示板(過去ログ)を読んでいて、「第三の男」についてのカキコミを見つけた。
それを読んで、無性にこの映画を観たくなってしまったのだ!

感想・・・
残念ながら、雑用のあとで観たのがいけなかった。
とちゅう強力な睡魔に襲われ、ストーリーの方は殆んど解らずじまいだった
でも、映画の中で流れるアントン・カラスのチター演奏は想像以上によかった。
あのウキウキするような有名なテーマソングが、実はあんなシリアスな場面で使われていたというのが意外だった。
『シュリ』『悲情城市』と共に、<もう1度見直す必要アリ>の作品だ。

まったく関係ないけど
今すごく「パン焼き器」が欲しい

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128   夫婦の別れ

2005-11-12 22:57:37 | Weblog
※毎年、山形の方が送って下さる『ラ・フランス』
  クリック♪


来月は師走の月だというのに、発表会の準備がまだ出来ていない。
ここ数年、ソロに加え「連弾コーナー」というのを取り入れている。
きょうは(メンバーの組み合わせ&曲選び)に取り組む。
意外に難航。
半分ほど決まったところでダウン・・・

ハッと目が覚めると部屋は暗い。
あわてて枕もとの時計を見ると5時ちょっと前だった。
6時からご近所のお通夜があるのを思い出し、慌てて身支度をする。

会場について、定刻までのしばらくの時間、祭壇に飾られた遺影を眺めるうち悲しくてたまらなくなってきた。
家の玄関を出ると、そこのご夫婦が仲良く庭いじりをする姿をよく見かけた。
‘平凡でささやかな幸せ’という言葉がピッタリ来る情景だった。
(いつまでもこの情景を見ていたい・・・)と秘かに願っていたのだが・・・

亡くなったご主人は90を越えていたから、残された奥さんもかなりのご高齢だろう。
私に出来ることは何があるのだろうか・・・?






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127   ベル・串田

2005-11-11 21:08:52 | Weblog
※にっぽんの秋
 クリック♪


降水確率70%予報で迎えた朝。
きのうまでの青空とはうって変わって、厚い雲で覆われた暗い空だ。
銀行で振り込み手続きのため、午前中「宝塚」へ出る。
振込先は某古書店・・・

ちょっと前に、知人が所有する『ベル・串田』という画家の画集を借りる機会があった。
その画家に関する知識はまったく無かった。
定価6万円というその画集は、驚くほどブ厚く重たい。
ヨッコラショという感じでページをめくる。
写真で見るベル・串田さんはメガネに口ひげ、胸に勲章のバッチをつけ
ユーモラスな雰囲気を漂わせていた。
ジャンルは‘近代洋画’というのだろうか?
作品の多くに、なぜか大きな‘蝶’が描きこまれている。
時には古賀春江の如くシュールに!
時には三岸節子のようにパンチのきいた色彩で
いくらページをめくっても飽きることが無い。
気に入った私はネットで調べ(半値以下)になっているのを確認して 即 注文。
すべてNの留守中に行なわれた事である・・・

ところが注文後・・・
なぜか日に日に「ちょっと早まった買い物だったかなぁ」の後悔がアタマヲもたげて来たのだった・・・
「半値以下」とは言っても大金は大金だ。
エライことをしてしまったナ~・・・と猛反省

現物は、こちらが代金を振り込んでから届くというシステム。
注文後10日が過ぎても振込みが無ければ、契約は自動的に抹消。
要するに、お金の振込みさえしなければこの件「チャラ」なのだ・・・

アサハカな私はこの卑怯な作戦を使うことにした。
多少良心は痛むがしかたが無い。
ダンマリを決め込んで10日が経過するのを待つ・・・

そしてすっかり画集の事など忘れた頃、例の古書店からメールが入る。
ビクビクしながら読んでみると・・・
「もしかすると何かの行き違いで送金が届いてないのでは?」という内容の旨が
ひどく丁重に書かれてあった。
「当方も一生懸命確認してますが・・・」
「念のため、11日まで画集の方を取り置きさせて頂きます・・・」

自分のいい加減さを心底申し訳なく感じた

Nに相談する。
締切の本日11日、なんとか無事に入金。
古書店さん、ご迷惑おかけしました~



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