ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

3776    雪が舞う中、ハルイチバン

2014-03-06 09:46:37 | Weblog

最近は、クロの食事タイムに金太郎が必ず前掻きし、出せ出せと要求。
無視するのも可哀想で、入口のスプリングクリップを外してやるとと、いつものとおり自分でカギをあけ
スプーンで介護食を受けるクロのそばへ行き、仲間に入った気分で満足している。



3月5日(水)

寒の戻りがきつい。
駅そばの梅は美しく咲き始めているというのに
この時期、いつもこんなに寒かっただろうか?


夕方、父がやってきて、ひと悶着あった。
Nにはイヤな思いをさせて申し訳ない。



3月6日(木)

この日は園田の重賞、六甲盃。
ホクセツサンデー出走なので勝負服のドラゴンジャンパーを着込み
その上から真冬のコートをはおって出陣。
クルマから見えるダイキンの温度計は4度。
藻川へ差しかかり吉兆のサギを探すが、きょうは真っ黒なカラスが2羽横切っていった。
私はカラスも好きだけど、吉か凶かは微妙なところ・・。

競馬場へ到着すると、白いものが舞っている。
いやあ、これほどの冷えこみとは思わなかったなあ。
Nは、先着1000名に振舞われる豚しゃぶを食べていた。

あ~、寒い寒いと言いながら建物へ入ると・・・・おや?
スタンド席に見覚えのある後ろ姿が二つ。



ソッコーで走っていって声をかける。


そのあとは一緒に観戦。
思いがけず、楽しい1日のスタートとなりました


この日のパドック解説前半は、ニッカンスポーツのi記者(頭がN似)
気のせいかも知れないが、最近のパドック解説はちょっと変わってきているように感じる。
(えー!)
(ここまで言っていいんかい??) と、聴いてるこちらがオロオロするほど遠慮のない発言も飛びだし
これが結講オモシロイのだ。

ほどなく、スタンドにそのたん出現
男性陣は置き去りで、ぷりおさんと共に戸外へ飛びだし、無事☆タッチ。
先日の “荒ぶるそのたん” とは違い、この日はいつもの、やさしく柔らかいそのたんに戻っていた。

そのたん


しかし、きょうはメインまでに資金稼ぎをしなければならない。
ということで、そのあとはコツコツと真面目に、そして時にはヤマカンで
ありとあらゆる努力(悪あがき?)をしながら当てにいく。
それにしても、この日の寺地騎手は前半の4鞍すべて馬券に絡む結果、お見事でした。


12時過ぎて園田屋さんへ。
アラビアン焼きそばに中華そばにカレーライスに昆布そばにsyuちゃんヤキトリを注文。
「これって、このあいだ来たときと全くおんなじやん!」
確かにそうだった。
とにかく、園田屋さんでは何を食べてもオイシイのです!(オデンもイケるけど、今の時期は家でよく作るから、狙いはナイターの頃かなあ)

帰り際、syuちゃんメイン予想を尋ねる。

「穴は●✖じゃないですかねー」

(えーっ!?)
(syuちゃん、それはありえんぜよ!) と内心思いつつお店をあとに。


午後からのパドック解説は大スポのS記者。
筋金入り正統理論派のS記者だが、この日はさらに熱のこもった解説で
惚れ惚れと聞き入ってしまう。
しかし、買い方下手な私は、どうも、ちゃんとやろうと思えば思うほど獲ることが出来ない。
よって、せっかくのS記者の解説も、私にとっては「豚に真珠」「猫に小判」
でも、楽しければそれでいいのだー(もはやバカボンのパパ)

それから、sonodayaさん(人間)を見つけて撮影のジャマをしたり
笹田騎手を甘く見て痛い目に遭ったり
掟を破って(?)、こっそりとメインの予想会へ行ったり(ファンの挙手では、i記者の本命エリモアラルマを無視して、サンデーが断トツ人気だった

と、いろいろ楽しさ満喫するうち、やがてメインのパドック時刻となる。


基本、暑いときを除いて、ハレの日(サンデー出走日)はドラゴンジャンパーで応援と決めているので
年甲斐もなく、背中にアルドラゴンの縫い取りのあるジャンパーでパドックへ。
これはどこから見ても、「危ないヤンキーオバチャン」だろうが、サンデーのためならエンヤコラだ(メイワク?)。
雪はちらつき、1分もせぬうち冷凍人間となりかけるが、サンデーや係りのhさんはもっと寒いだろう(でもないか)
サンデーは、あのヘンなピンクのメンコでなく、いつもの黒メッシュとシャドーロールでホッとする。
が、この日、断トツによく見えたのは、昨年の覇者エリモアラルマ。
ニシノイーグルが元気無さそうなのは普段どおり?
3番のハギノクレバーひとりが落ちつき無い。

単勝オッズはサンデーが2、0倍、続いてエリモアラルマが5、0倍。
やがて誘導馬2頭(シャークとバーグ)が現れる。
マコーリーはお休み。
そりゃ、百歳近いオジイチャンにこの寒さは酷だろう。
どうか暖かくして、甘いものでも食べてゆっくり休んでください

それにしても、この日はサンデーひとりがパドックから早出し。
どうしたんだろう?
ちょっと気になる。


六甲盃は園田で唯一の2400m戦。
なぜか、今まで1度も見たことのないレースなのだ。
スタート地点は千四と全く同じ位置(そういえば、この日は千二のレースがひとつもなく寂しかった
sonodayaさんに聞くと、3周目がゴールらしい。
さすがに長いなあ。
でも、好きな馬の疾走を目の前で3度も見られるなんて素晴らしいことである


そしてワクワクしながら柵沿いで待つうち
ふと気づく・・・




(あれ?)
(もしかして私、馬券買ってないんじゃ・・・・・・・・・???)



ポケットを探るとやっぱり・・・

印をつけたマークカードが3枚手に触れる。


もちろん、馬券発売はとっくに締め切り



チャラリーッ!
チャララララ~ラ~~~!!!
(←おヒマな方はクリックをどうぞ)



ちなみに、買うはずだったのは

サンデー軸で、ニシノイーグル、ハルイチバン、エリモアラルマへの3連単と
エリモアラルマからエイシンナナツボシとドリームマジシャンへの馬連。
それにハルイチバンの単勝。


数分間ドツボにはまるが、どう悔やんでも仕方ない。
(ゴメンよサンデー) 出走のファンファーレが、悲しげに心に染み入る。


レースはハルイチバンが逃げる。
これは予想していた展開。
5、6馬身ほどおいてオレンジの勝負服を乗せたサンデーが追走。
そのサンデーを各馬がマークしつつ、ゲート直後につまづいたニシノイーグル(川原)が最後方。

ペースは緩いまま淡々と進む。
この距離ならではの光景なのだろう。
なんだか、スローモーションのようなフシギな景色。
1周目も2周目も、叫ばず、息を飲んでひたすら見つめる。

そして向こう正面付近から、最後方だったニシノイーグルがまくってくる。
サンデーもエンジン始動だが、ハルイチバンとの差はなかなか縮まらない。
というか、追いつく気配がない。
サンデーの後ろもスイッチの入った馬群が迫ってくるが
そこで、「おーっと、エリモアラルマ後退!」 のアナウンス。
ニシノイーグルも好位まで取りついたが
サンデーを差すまでの脚は残ってなさそうだ。



そして

結局、ハルイチバンが逃げきりで1着ゴール。
4馬身おいてホクセツサンデー。
続いてニシノイーグル。


喜ぶべきなのか悲しむべきなのか
よくわからない感情に包まれる。

とにかく、仕事人永島(宮垣TMいわく「代打の神様」)の騎乗がもたらした、春まだ浅き園田でのハルイチバンの大金星だった。


正直、(永島憎し!)の念も込み上げるが
以前の金盃で、サンデーに福をもたらしてくれたのもまた永島騎手。
ここは黙って拍手を送らなければ。


でもまあ、とにかく無事で帰ってこれたのは良かった。
しかも、このメンバーで2着なら、そこそこの結果ではないか。

2着おめでとうサンデー、よくがんばったね!!



ということで、最終の馬券を買ってそそくさと駐車場へ。
そのあと、てーやま夫婦と「らんぷ」で合流。
この寒いのに、アイスココアと山盛りストロベリーワッフルでメイン3連複ゲットのシアワセを噛み締める男がひとり。
それを恐ろしげに見つめながら、(次は我こそが・・・) と心に誓う3人であった。



2014年六甲盃

心に残る1日であった



おわり



 
コメント (2)
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