(写真↑ 鹿児島の綺麗な海)
森田宏幸です。
今は、2010年2月11日の夕方です。
「バリアフリー版『猫の恩返し』」
の記事でお知らせしたとおり、先月の鹿児島につづいて、
明後日の土曜日、佐賀にて、バリアフリー版「猫の恩返し」の上映会とシンポジウムがあります。
ちなみに、鹿児島であらためて、気がついたのですが、上映にはプロジェクターが使われます。
だから、画像が、一般の映画館で見るのに比べるとちょっと、見劣りします。
フィルムを作るのは、予算がかかって難しいそうです。
そのかわり、視覚に障害がある人たちのための、生の活弁による音声解説が聞けます。
【佐賀】アバンセ(http://avance.or.jp/)
2010年2月13日(土)13:30~
主催者あいさつ
「猫の恩返し」活弁ライブ(70分)
シンポジウム「バリアフリー映画をスタンダードにするために」(60分)
「おくりびと」(130分)
料金 大人 1,000円
子ども・障害のある方 500円
主催:NPO社団法人 全国地域生活支援ネットワークhttp://blog.canpan.info/shien-net/profile
ところで、先日、鹿児島で、ジブリのスタッフに教えてもらったのですが、
ジブリ作品に関しては、公開時から、配給会社の手によって、
聴覚障害者のための字幕版を、必ず一本プリントするそうです。
だから、「猫の恩返し」の字幕版というのは、すでにあって、
おそらく数日間ずつであったろうけど、
公開時、全国をまわっているそうです。私は知らなかった。
また、関係ないけれど、ワンセグの放送などを見ていると、
ほとんどの番組に、字幕がつけられています。
そのように、バリアフリーの仕様は、じわじわと世の中に広がっている。
別に、制作者が、監督が、無理をしなくても、自然にそうなっていく、という考え方もあります。
音声を認識して字にするソフトや、ロボットの技術など、
世の中はどんどん便利になって、身障者も救われていくだろう、
という認識も、鹿児島で諸先生方に教わって、知りました。
だけど、私がこの、バリアフリー版の制作の仕事を通じて、発見したのは、
どちらかというと、世の中を便利にすることとか、身障者を助けること、とは関係ない、
わずらわしい、面倒だけれど面白い、という部分のことがらでした。
何か新しい体験や表現が見つかるのではないか、というワクワク感でした。
自分の仕事の質を上げることにつながるのではないか、という。
うまく整理して書けませんが、シンポジウムでは、
そのようなことを話すと思います。
_______________________
森田宏幸です。
今日は2010年2月15日です。加筆いたします。
上に、プロジェクターによる上映はフィルムに比べると見劣りする、と書きましたが、佐賀での上映を終えて、必ずしもそうではないことが分かりました。会場の設備によっては、高い解像度と、明るい画面で上映が出来る。このことは、次回の記事「佐賀のバリアフリー上映会は成功でした」にも報告しています。
森田宏幸です。
今は、2010年2月11日の夕方です。
「バリアフリー版『猫の恩返し』」
の記事でお知らせしたとおり、先月の鹿児島につづいて、
明後日の土曜日、佐賀にて、バリアフリー版「猫の恩返し」の上映会とシンポジウムがあります。
ちなみに、鹿児島であらためて、気がついたのですが、上映にはプロジェクターが使われます。
だから、画像が、一般の映画館で見るのに比べるとちょっと、見劣りします。
フィルムを作るのは、予算がかかって難しいそうです。
そのかわり、視覚に障害がある人たちのための、生の活弁による音声解説が聞けます。
【佐賀】アバンセ(http://avance.or.jp/)
2010年2月13日(土)13:30~
主催者あいさつ
「猫の恩返し」活弁ライブ(70分)
シンポジウム「バリアフリー映画をスタンダードにするために」(60分)
「おくりびと」(130分)
料金 大人 1,000円
子ども・障害のある方 500円
主催:NPO社団法人 全国地域生活支援ネットワークhttp://blog.canpan.info/shien-net/profile
ところで、先日、鹿児島で、ジブリのスタッフに教えてもらったのですが、
ジブリ作品に関しては、公開時から、配給会社の手によって、
聴覚障害者のための字幕版を、必ず一本プリントするそうです。
だから、「猫の恩返し」の字幕版というのは、すでにあって、
おそらく数日間ずつであったろうけど、
公開時、全国をまわっているそうです。私は知らなかった。
また、関係ないけれど、ワンセグの放送などを見ていると、
ほとんどの番組に、字幕がつけられています。
そのように、バリアフリーの仕様は、じわじわと世の中に広がっている。
別に、制作者が、監督が、無理をしなくても、自然にそうなっていく、という考え方もあります。
音声を認識して字にするソフトや、ロボットの技術など、
世の中はどんどん便利になって、身障者も救われていくだろう、
という認識も、鹿児島で諸先生方に教わって、知りました。
だけど、私がこの、バリアフリー版の制作の仕事を通じて、発見したのは、
どちらかというと、世の中を便利にすることとか、身障者を助けること、とは関係ない、
わずらわしい、面倒だけれど面白い、という部分のことがらでした。
何か新しい体験や表現が見つかるのではないか、というワクワク感でした。
自分の仕事の質を上げることにつながるのではないか、という。
うまく整理して書けませんが、シンポジウムでは、
そのようなことを話すと思います。
_______________________
森田宏幸です。
今日は2010年2月15日です。加筆いたします。
上に、プロジェクターによる上映はフィルムに比べると見劣りする、と書きましたが、佐賀での上映を終えて、必ずしもそうではないことが分かりました。会場の設備によっては、高い解像度と、明るい画面で上映が出来る。このことは、次回の記事「佐賀のバリアフリー上映会は成功でした」にも報告しています。
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