森田宏幸のブログ

Morita Hiroyukiの自己宣伝のためのblog アニメーション作画・演出・研究 「ぼくらの」監督

ちょこちょこ気になるコメントにお応えします

2007年06月09日 18時11分15秒 | 監督日記
>監督の発言内容について?(バード)
>チズによるカコの刺殺シーン。あれは気が狂ったというか
>人の生き死にに対しての感覚が麻痺していたのではないかと感じました。
>もちろん行為そのものは許容できるものではありませんが。

・・・としか解釈のしようがないですよね。それをかっこよく描くわけにはいかない。かっこ悪く描き変えるぐらいなら描かない方がよいと考えたというワケです。

>心の闇という表現もあまり好きではありません。
>よく使われるフレーズですが、気が狂ったというのと同じく、
>言いたいことはわかるけどそういう言い方で一くくりにしないでほしい。
>一部の発言に存在そのものを否定されているような気がして、
>少し不快だったんです。
>いわゆる病んでいるというのはその状態が間違っていることが
>わかっている上で抜け出せない、という状態のような気がするので。

はい。ここのところ、補足します。心の闇を気が狂ったという意味で使っていません。「病んでいる」とも書いてない。人の悩みを、社会的な悩みと個人的な悩みに分けた、私なりの解釈で書いてます。

原作のチズにしろ、テレビ版のチズにしろ、「結局おまえはどうして欲しいんだ」という問いかけに対して答えを持ってるなら、それは社会的な悩みになります。たとえば、「子供を育てるための養育費が欲しい」とか「畑飼を逮捕して欲しい」とか。そうすると、話は、法律をどう利用するかという、チズの社会との戦いの話になって行くわけです。
それに対しチズが、「結局おまえはどうして欲しいんだ」という問いかけに答えがないまま悩み続けるとか、或いは「死にたい」「畑飼を殺したい」などという到底本人の幸せにつながらないような選択肢に固執しはじめると、そのストーリーはチズの個人的な悩みを取り扱うことになる。と、そう私は言いたかっただけです。
そうした個人的な悩みは外から見えづらい、だから闇である、と。

で、私はそうした個人的な悩み方を否定していません。畑飼を殺そうとするチズを描いていますから。バードさんの言葉を借りて言えば、「間違っていることがわかっている上で抜け出せない彼女」を描いています。ただし、、

チズをあの程度に狂わせるきっかけは、恋愛しかないと私は考えた。そこが今ひとつ皆さんに理解してもらえないようです。
原作の畑飼を葬り去る程度の法律は社会に整ってますから、チズはあんなわけの分からない怒り方をしなくても、畑飼に復讐できたはず。彼からしっかり金をとって、子供を育てるか、中絶をする必要があったわけですから。そうした社会的な悩み方をするのが正しいし、彼女にはその選択肢しかない。
でも、彼女はそうしなかった。
たとえば、お腹の赤ちゃんは子宝で、少なくともジアースに出会い、死ぬしかないと分かるまでは、チズにとって、希望になるというストーリーだって有りなはずです。けれど、チズは「せめてこの子を私の手で育てたい」と言うタイプのキャラではないでしょ? それがあれば、チズは半井美子になる可能性もあった。
よくよく見ると、原作のチズは畑飼に恋愛をしてません。だから、彼女はまだ子供です。畑飼に他に女がいると分かって体を許してますから。彼女はただ遊んだだけです。
こうしたチズの行動を、誰にでも理解でき、共感を呼ぶ行動として描くにはストーリーの横にたくさんの注釈が必要になります。これが小説なら出来ますが、テレビアニメーションでできるかどうか、難しいんです。私はそのテレビアニメーションの限界を受け入れてこのぼくらのを作っている。
 だから、テレビ版のチズの悩みは恋愛のみにしました。恋愛は個人的な営みで、しかも注釈不要だからです。(テレビ版のチズは妊娠に気がついていません。子供が出来た時点で、恋愛は個人的な営みから社会的な営みに変わりますから)

恋愛は個人的な営みだから、相手の男がどんなひどい裏切り方をしても法律には触れない。振られた女はただ悔しがるしかなく、だからこそ「殺してやる!」と常軌を逸した騒ぎ方をする人がよくいます。大人でもいる。テレビの畑飼は殺すほどのもんじゃないという方がおられますが、そういう小者だからこそ、「殺してやる!」の対象になると思うんですけどね。
 
>Unknown?(マエジュン)
>監督は論理よりも感性に優れる人なのでしょう?

これは「感性に優れる」よりも「論理が欠如している」に重きを置いた皮肉だと思うのですが、私はこの論理と感覚を分けた考え方が嫌いなので、この批判の仕方は片手落ちだと言いたい。

今回、24話のストーリーを練ってみて、その物量の多さに驚いています。理屈の積み重ねだけでは、到底追いつかない。理屈の積み重ねを飛ばして、一気に本質へ迫る、ひらめきが必要にどうしてもなりますね。それが感性でしょうか。最初にこうやりたいとひらめく。思いつきに過ぎないと思ってたら、意外とこの最初に思いついたことって正しいです。
それにあとから、理屈をつけて証明していくというのがシナリオ打ちの流れです。
言葉で説明すると、とんでもなく多大な量になってしまう、それを一瞬で越えるのが感性と言えると思います。
「感性」に似た言葉で「好み」というのもあります。よくよく考えると論理が伴っているという意味で同じです。


>8話の批判意見が多いことについて思ったこと。?(鈴木宗男)
>ぼくらのでおそらく一番重要なチズ編の話をいくら監督だからって
>原作改変はいかがなものかと?
>他の話はまあ許せますがせめてこの話だけでもちゃんと原作に忠実に
>やってもらいたかったのが自分の意見です!!

>2話も使ってこんなベタな展開じゃ正直ただの原作改悪としか思えませんよ。

ご意見ありがたいですが、ぜんぜんそう思いません。すいません。
他の話なら許せる? チズ編がもっとも重要?
15人すべてが重要です。

>感想・・・?(ビビリ虫)
>監督も人の子(人の親?)なんだなと感じました。
>世間の批判が怖い大人なんですね・・・。

こういう根拠のないこと書かれてしまうから、あまり下手に出るのも問題でしょうか。
世間の批判が怖かったら、原作変えたり、コメントオープンにしたりしません。
この作品が失敗に終わった時、原作が変だったから、という言い訳は通らない。
あと、スタッフもです。
8話の演出の畠山氏は、コンテの問題点にどんどん突っ込みを入れてくる頼もしい演出さんですが、
「「コンテのせいでこうなった」とオールラッシュで言うわけにもいきませんからね」
と誇らしげにおっしゃってました。
ぼくらの班は、なんの主体性も持たずに原作通り、コンテ通りに作るだけ、みたいなふやけた仕事場ではありません。

>正直失望しました (うた)
>でも、監督は正面からこの作品に向き合う気がなかったんですね。
>自分のわからない部分を自分のわかるように変えて
>理解したような気になってるだけのように感じます。
>わからなくてもわかるまで考えて悩んで話を作ってほしかった。

これも手厳しいですが、わからないのは、畑飼や、カッターナイフで友達を刺し殺すチズをかっこいいと思う人たちの気持ちです。
原作の意図はもちろん分かった上で変えてます。


>見られない地域?(ウロンゲ)
>猫の恩返しで監督の事を知った者です。
>私は今、埼玉県に住んでいる者です。貴方は、我々の様な本作品をリアルタイムで
>見られない人たちの事をどう思いですか?

とっても残念に思います。

>私は一生DVDを買わずにリアルタイムでアニメ、ドラマ、ドキュメンタリー、
>映画を見続ける主義でいます。

結構な主義ですが、ドキュメンタリーやルポルタージュは、電波に乗らないものにも目を向けるべきだと思います。

>貴方はUHFアニメの地方格差の事についてどう思いますか?

というよりか、アニメーション企画の予算の格差ととらえてます。
全国ネットを勝ち取るにはお金がたくさんかかるらしいのと、全国ネットのハードルの高い放送規制だと、現状のストーリー自体がアウトになる可能性があるらしく、そのリスクを避けたそうです。

UHF局は全国にあるのだから、埼玉でも流せばいいのに。私の故郷の福岡でさえも放送されていなくて、友人たちの不興を買ってます。
アニメーション制作は漫画と違って予算がかかるのに、中途半端な売り方してたらニコニコ動画の餌食になるだけだろうなと、心配してます。

>Unknown?(トール)
>「ぼくらの」の全体的な作りと、ここに書かれているみなさんの
>感想を読んで、どこかで何かに酷似したものを見た
>記憶がある…と思って考えていたら、「ユナイテッド93」
>という本と、それに集まった感想に近いと気づきました。

その映画、私は見てませんが、今回ぼくらのの世界観を再構築するに当たり、
ワールドトレードセンターの同時多発テロの影響は強く受けてます。

>トラウマアニメ?(ユウキ・コスモ)
>イデオンのトラウマは大変大きく、いまだにわたしの精神のコアに
>大きく引っかかっている存在で、このトラウマを
>書き換えることができていません。

ぼくらのを企画した吉澤も、「エヴァンゲリオンを見たショックから未だに立ち直れない」などと言っていましたが、アニメーションを見てトラウマになるってどんな気持ちなんですか? ドキュメンタリー見て、ショックを受けるとかなら私にもまだ分かるんですが・・・。

>監督におかれましては、是非ともこの作品でイデオンを超えていただきたい。
>そして21世紀のイデオンになって欲しいと願うものであります。

脱セカイ系を掲げていたのですが、すでに私のぼくらのはセカイ系の文脈を外しすぎてるという意味で、そこから一歩先んじるといったニュアンスの成功は無理でしょうね。せめてシリーズが破綻しないように頑張るのみです。。

>くれぐれも、庵野氏のようにちゃぶ台をひっくり返さないでください。:-p

そのエピソード、知らないけど、肝に銘じておきます・・・。
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46 コメント

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Unknown (Unknown)
2020-10-15 18:03:23
肝に命じるまでもなく、
あんたに庵野なみの器はないって
回りがわかってるでしょう。

いままさに、そう言う状態でしょ。
返信する
Unknown (Unknown)
2020-10-01 04:58:09
森田さんは、依頼があればやるが、
自分からはでれない受動型。
業者の方々が、彼の扱い方をしっかり
把握してくれれば、操るのはそう難しくは
ないかと。
返信する
Unknown (Unknown)
2007-06-22 17:41:03
>チズによるカコの刺殺シーン。あれは気が狂ったというか
>人の生き死にに対しての感覚が麻痺していたのではないかと感じました。
>もちろん行為そのものは許容できるものではありませんが。

>・・・としか解釈のしようがないですよね。
>それをく描くわけにはいかない。
>かっこ悪く描き変えるぐらいなら描かない方が
>よいと考えたというワケです。

ここのやりとりを読んで、この監督は物事を
正しく認識できない人なんだと思いました。

格好の問題じゃないだろ?
心の問題なんだよ。

監督さん、あんた作家活動に向いてないわ。
返信する
Unknown (Unknown)
2007-06-21 05:31:03
監督が社会的信用を無くしますように。
返信する
Unknown (Unknown)
2007-06-15 03:35:43
>アニメーションを見てトラウマになるってどんな気持ちなんですか? ドキュメンタリー見て、ショックを受けるとかなら私にもまだ分かるんですが・・・。

ふと気になったんですが、あなたは何をしたくてアニメ作ってるんでしょうか?
アニメを見て大いに感動する、アニメを見て盛大にショックを受ける、という経験がないんでしょうか?

どうも自身アニメを製作する人間であるにも関わらず「アニメなんて現実と比べれば大したものではない」という価値観を持っているように見えるのですが。

それは間違いではないですが、非現実の物語を創作する側の人間としてはあまりにも冷めすぎているように感じます。

だったら非現実のアニメを作る側になんかいないで、現実を動かす側にまわったらどうか?と思うのですが。
返信する
監督へ (鈴木宗男)
2007-06-14 20:14:48
>15人すべてが重要です。

そんなことは言われなくても分かってますよ。
自分が言いたかったのはですね。         例えばあなたにお気に入りのキャラがいたとします。
そのキャラの性格や設定などが原作から変更されてたりしたらあなたも納得いかないでしょ?
しかも元のキャラよりもつまらないキャラになってたらどう思います?

どうせ変えるなら原作派を納得させるぐらいの説得力のあるキャラに変えてくださいよ。

批判意見が結構多いって事は自分も含めた視聴者のみなさんが納得してないってことなんじゃないですか?

それとこれはぼくらのだけじゃなくてすべてのアニメや漫画作品に言えることです。


返信する
福岡からきました (通りすがり)
2007-06-13 22:38:08
ニコニコ動画も、それがなかったら知らなかった、興味を持たなかった人が多数いたのではないかと思います。
私も福岡にいますので、UHFアニメは殆どニコニコ動画で視聴しております。

オリコンで2位をとった某アニメの主題歌も、ニコニコ動画がなかったら果たして何処まで伸びたでしょうか。

餌食とかではなく、プロモーションの機会として捉えることができれば、と感じました。
返信する
元ライターさんへ (やきそば)
2007-06-13 20:15:14
いまさらながらだけど
先の話を書き込んだのは自分が子供でしたということで申し訳ない。
しかしあの書きようだと元ライターさんは漫画は読んでないと感じました。もし読んでるのであればあの雑誌のあらすじだけでどれだけ漫画設定無視(というか理解してない)した改変だったか少しでも分かったはず。奇しくも今回の森田氏のBLOGで読み込みの不十分と理解度が悲しいものであった事が本人によって暴露されてしまいましたが・・。
もう森田氏云々ではなく人選をしたGONZOが無能ということで今回のことは理解して失礼します。
返信する
Unknown (Unknown)
2007-06-13 18:41:13
もう一度言わせてください。お願いです。お願いしますから監督を辞任してください。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。
返信する
Unknown (Unknown)
2007-06-13 18:37:35
お願いです。お願いしますから監督を辞任してください。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。
返信する
Unknown (Unknown)
2007-06-13 12:45:57
監督早く辞めてください
返信する
お願いします (お願いします)
2007-06-13 06:51:09
お願いします
すぐに監督を交代してください
お願いします
すぐに監督を辞任してください
お願いします
もう二度とアニメに携わる仕事をしないで下さい

本当に本当にお願いします

辞めてください

お願いします
原作ファンをたまには思い出してください

何卒、宜しくお願い申し上げます
返信する
Unknown (トール)
2007-06-12 16:14:35
911についての件で書いた者です。
コメントありがとうございます。

ユナイテッド93は、ハイジャック後、事態を知った乗客がテロリストと戦い、特攻目標に到達する前に墜落した飛行機です。
乗客全員が他に多くの犠牲者を産まないために戦うことを選んだ点、戦って勝っても死ぬ(可能性が高い)、戦わなくても死ぬ…という状況に立たされた点など、「ぼくらの」と類似点が多いと感じました。

いろいろ意見が出ているようですが。
描かれている世界の暗さと重さに、毎回濃い内容になっていると思います。
これからも、期待してみています。応援していますので、これからもクオリティを落とすことなく、がんばってください。
返信する
Unknown (Unknown)
2007-06-12 15:04:09
海外での反響
http://sacredplacejapan.blog.shinobi.jp/Entry/50/
返信する
Unknown (ねおん)
2007-06-12 08:17:29
えーと…お疲れ様です(笑)

ちょっと気になったので、下のコメント

> アニメーションを見てトラウマになるってどんな気持ちなんですか? ドキュメンタリー見て、ショックを受けるとかなら私にもまだ分かるんですが・・・。

アニメ・マンガファン一般(?)にトラウマ、っていう言葉が便利によく使われてて、私などは違和感が多少あるんですが、非常に心を揺さぶる、思い出すと特有の感情が湧き上がって来るとか、そういう意味のことなのかと思います。いわゆる「心の傷」まで言うと言い過ぎなんでしょう。



返信する
Unknown (Unknown)
2007-06-12 05:07:43
原作どおり忠実にトレースした「なるたる」が
お世辞にも良い作品とはいえなかったことを鑑みても
鬼頭作品は改編してナンボのしろもの。
そもそも原作と全く同じものをわざわざテレビで見たがる神経が分らん。
忠実なコピーアニメなんか作ったらファンどころか
逆に原作者からも失望されると思うよ。
返信する
Unknown (猫之進)
2007-06-11 22:12:34
森田監督お疲れ様です。
8話コメント欄にて私が書かせていただいた内容に対しての真摯なコメント、ありがとうございます。

ここのコメント欄に書いていいのかわかりませんが、
私の8話でのコメントが監督含め皆様に誤解を招いたかもしれないので(本当に私のコメントに対してかどうかはわからないのですが・・)そのことについて少々。
ちなみにこれ以下の内容では原作6巻の中身の事を少しだけ書かせていただきます。

私は8話でのコメントで畑飼氏に対して「かっこうよさを感じた」と述べましたがそれはキリエ編での彼の言動に対してのものです。
畑飼氏がキリエに向かって言った「大人がわかってくれないとか・・」の部分に私は大きく同意してしまいました。
そう思った事から”かっこよさ”という言葉を使って書かせていただいたのですが、
文が稚拙だったか、選んだ言葉が悪かったせいでいろいろと誤解を招いてしまったことを深くお詫びいたします。

私自身畑飼氏の発言した内容自体に同意はしても最低な行いをした彼という人間には同意はできませんし、そんな彼が正論を言ってもただの自己弁護でしかないことはよくわかっております。

以上です。
拙い文章ですみません。
それでは失礼します。
返信する
Unknown (ウスダスズヒト)
2007-06-11 12:28:20
畑飼は嫌いだしチズの家族も僕は嫌いです。
原作改変するなら、ついでに畑飼とチズの姉さんも殺しておけばよかったのに。
返信する
お疲れ様です (山口)
2007-06-11 05:23:08
はじめまして。
いつも作品、視聴者に対し真摯な姿勢に感嘆させられております。
もう既に収束しつつある8話についてのコメントは
我ながらどうかと思うのですが
漫画描きなぞしている手前ついつい一言、
どころか長々と書き連ねてしまうことを、ひとつ御容赦ください。

まず千鶴が加古を刺殺する演出についてのコメントが多いようですが、
漫画描きとしてこの一幕を捉えるならば、
「一ヶ月続きが読めない読者を作品に引き留める強烈な演出」
大体のところそういう意図で生まれた、メッセージ性というより
そのもののインパクトを目的とした芝居に過ぎません。

なので私は尺も媒体も違うアニメで
同じ芝居をする必要は全くないと感じました。

ただ作品中における千鶴の意義について
-「ジアース」という極限状況に遭遇した少年少女が見せるであろう
様々な様相、そのうち(今のところ唯一の)「暴力的狂気」-
これを彼女が担っていたと私は考えていたものでしたから、
千鶴の物語がなだらかに、平均化されたことには些か寂寥感を覚えました。

原作においての畑飼の言動も、千鶴の家族の善性も
間違いなく私の理解の範疇外にはあるのですが、私は必要悪というか、
物語を組み立てていく上での「わけのわからないもの」は
「わけのわからないまま」でも作品に放つ必然性があると思っています。
千鶴の極北の如き結論=住人を犠牲にした虐殺もまた然りで、
そこに共感はなくても、狂ってる彼女達をしてストーリーは紡がれました。
最も過激な狂気の衝動が、狂気に近い優しさにて終息する
一件破綻した原作の展開は、悪徳ながらもどこか寓話的であり
また「ぼくらの」において10回以上繰り返されるはずの同じ段落に
刺激と妙味を添えたように私見しています。
善悪の判断停止に追い込まれるその雰囲気の映像化を期待して、
少し寂しくなってしまったのでしょう。
ただ共感できないキャラクターは根本の方法論においてリスキーですし、
当然ながらこの話のキモにおいては放送コードの問題も含まれますので
アニメ版の結論がこういう筋だったのもまた頷けます。

いやはやどうにも肩の凝る、難しい話です。
あくまで個人的な意見ですので「こういう考え方もあるのか」程度に
思っていただければ幸いです。

ついでにこの場を借りて言わせていただきますと、3話における
視点を換えた和久の死(葬式)の演出、見事でした。
このような一幕に出会えると身が震え、
自身の創作意欲も駆り立てられるものですね。
ここでは厳しい意見も散見されておりますが、
世間では恐らく予想以上に評価されてますし、視聴者も期待していますよ。
厳しいスケジュールでしょうがどうぞご自愛を。影ながら応援しています。
返信する
ちくわさん (T.Y)
2007-06-11 02:34:53
あなたの書き込みは失当です。

監督は「チズは畑飼を法律で裁くかどうか等の社会的悩みを抱える選択肢があったのにそれをしなかった。それは、恋愛という悩みに取り付かれていたからだ」
という事を言われているのであって、決して「畑飼を法律で裁くと考えないのはおかしい」などと言っているのではありません。

あなたの抜粋は、あなたの思い込みを補強するために都合よく抜き出されたものに過ぎません。
もっと全体をよく読んで、それでも思うところがあるのなら、表現を選んでそれを指摘すべきです。

最近の書き込みで「がっかりした」「失望した」などと気軽に書き込む方がとても多いですが、そんな言葉を投げかけても許容されるほど、相手とは親しい間柄なのでしょうか。
その言葉が物作りをする者のモチベーションをどれほど下げるか、考えられた方が良いと思います。
返信する
チズと畑飼 (タカ派僧)
2007-06-11 01:27:45
アニメ版「ぼくらの」、毎週楽しんで観させてもらっています。
わたしは、取り分け原作に思い入れがある訳ではなくアニメ版の宣伝等で興味を持って原作(単行本)にも目を通したという立場です。

正直、原作でのチズと畑飼の描かれ方に不快感を覚え、ここまでこの箇所を黒く描くことの必然性を作品全体と照らし合わせても見出すことのできなかった自分としては、アニメ版の方の表現を支持します。

森田監督の本当のところの気持ちは分かりませんが、
表現規制の問題とは別に、監督の表現者・送り手としての気持ちで当該部分を原作と変えたいと考えたのであれば、わたしはむしろ人として好感が持てるし、出来上がったアニメ版エピソードも、チズが家族に対して抱いていた苛立ちや、心の拠所を畑飼に見出すしかない様などきちんと描かれていてよかったと思います。

原作ファンの方、鬼頭作品のファンの方から見たら
また違った見え方をするのかもしれませんが、わたしのようなスタンスの人間もいるということで。
返信する
セカンドレイプ (ちくわ)
2007-06-11 01:18:03
>原作の畑飼を葬り去る程度の法律は社会に整ってますから、
>チズはあんなわけの分からない怒り方をしなくても、
>畑飼に復讐できたはず。彼からしっかり金をとって、
>子供を育てるか、中絶をする必要があったわけですから。
>そうした社会的な悩み方をするのが正しいし、
>彼女にはその選択肢しかない。

原作の畑飼を法律によって社会的に裁こうとした時、
「被害者の女子中学生」が泣き寝入り以上の辛い目にも
遭うだろうというのは想像に難くないと思うのですが。
「わけの分からない」「正しい」でばっさりというのには失望しました。
返信する
改変自体は問題ないと思います (みさと)
2007-06-10 23:39:02
以前にも書き込ませて頂きました。お忙しい中、監督からの皆様へのご返答恐れ入ります。

自分はアニメ6話→原作6巻まで揃える→9話まで視聴の順で拝見させて頂いてる物です。
スタンスとしてはアニメ、原作両方の良いトコ取り派と言うべきでしょうか。

放送上の規制がある以上、表現してはいけない物、
尺の長さから削らなければいけない物等、監督は
非常にデリケートな仕事をしてると思います。
チズの直接的なカコ殺害や、原作畑飼のしてる事など、表現しよう物ならアニメ自体の存続の問題になる事は間違いないと思いますし。

批判してる方々もその事は仕方ないと思ってると思います。ただ、原作ファンが喜ぶ物をなんとなく感じ取って、アニメ作中に表現して欲しかったなと思います。
原作より良くなったーと思う改変も多いんですよ。ダイチが叔父さんに一緒暮らす事を言ったりとか、6話でモジ達がカコの家に訪ねに行く所とか、チズが優しかったりとか。自然にきっとこうするなっていう部分は素晴らしいと思いますし。

ただ、どんな悪役でも魅力はあって欲しいと思うのが正直な気持ちですね。今のところ畑飼位しか目立つ嫌なキャラというのはいませんが。
彼やカコを殺すチズが格好いいと思う人が理解できないという方も多いと思いますが・・・自分は理解できるかな。だって、人間らしくて汚くて、純粋に解りやすいですもの。勿論、格好いいと思う人を理解できないという人のことも心情的によくわかりますが。

原作の畑飼は考え方その物は外道ですけど、人の欲望に忠実でしかも嫌なことに考え方に筋が通ってました。悪い意味で知的悪役の見本みたいな。

チズはあの時点でカコが戦闘放棄してしまうと、確実に自身の復讐が果たせなくなりますし、死が確定してるのならば彼を殺すことには何のリスクもありません。(というとカコが非常に可哀想ですが)

二人とも純粋に狂ってるんですよね。行動がストレートな事も。だからこそ惹かれる物があるんだと思います。

これから放送の度に色々と壁にぶつかって行くと思いますが、自分は兎に角全話拝見させて頂くつもりです。最終的に納得できなくても良いので、アニメを創りきって欲しいなと思います。
返信する
残念です (やま)
2007-06-10 20:54:16
ここのコメントに攻撃的な内容のものが多くなってきて非常に残念です。監督は8話では批判的な内容のコメントをしていますが、原作そのものを非難していないではないですか。監督なりの価値観・人生観と照らし合わせて模索していると読み取れます。
 その監督の解釈の仕方が違うのをこの解釈はおかしい、なぜならこうだからというように批判はするべきだと思います。疑問もぶつけてもいいと思います。ここは直に監督と話し合える貴重な機会ですから。
 しかし、監督を攻撃するのは批判とは違うでしょう。憤りもあるでしょう
が、落ち着いてこれはおかしいと自分の意見を示して批判してください。
感情に任せて監督を中傷するのは大人気ないです。
返信する
森田監督の「ぼくらの」 (まっさん)
2007-06-10 20:47:27
ということでしょう。少なくとも、監督は原作者である鬼頭氏から、シナリオ改変の許可はいただいているのです。それが気に入らないからといって、同じ様な不満を何度もぶつける(過去の不満を書いてる内容を見れば繰り返しになってるのが分かりますね)事に何の意味があるのでしょうか?

私だったら、ここで不満を繰り返すという事はしません。アニメはすっぱり切って見なくなるか、最終回まで黙って見て、監督が何を表現したかったを判断した上で、感想なり批判を述べていると思います。
幸いな事に、私は9話までのアニメの内容は納得&感動した上で見ることが出来ていますけど。

少なくとも、監督がこうした場を提供してくれている事を真摯に受け止めるべきかと思います。苦情ばかり受けて嬉しかったり頑張ろうという気にはならないでしょうから。
返信する
Unknown (コゲムシ)
2007-06-10 20:41:02
はじめまして、いつもブログを拝見させていただいています。

いまさらですがチズ編の感想です。

私は原作を読んでからアニメ版を観たもので、チズ編の改変については他の原作ファンの方同様、色々と思うところがありました。
原作ファンの中では少数派かもしれませんが、私は改変をどんどんやって欲しいと思っています。漫画と同じ事をTVアニメでやっても仕方ないですから。
その点でチズ編は正直ガッカリしました。アニメオリジナル展開を期待していたのですが、変に原作のキャラに拘って、物語の中で釈然としない展開やセリフが目立ったように感じました。カコ編のまとめ方が上手かっただけに非常にもったいなく思いました。

ブログ上で監督の「チズは恋愛していない」という発言がありましたが、これには非常に違和感を覚えました。決め付けてしまえるほどに説得力のある書かれ方が原作上であったのだろうか・・・?と、気になって原作を読み返してみましたが、私には結局そうと断定できるような描写はなかったように思えます。その監督の恋愛していないという判断の元に作られたチズのキャラが、私も含め、原作を読んでいる一部の方には違和感があったのかもしれません。

原作を改変をしてもそれが面白ければ賞賛されるし、逆につまらなければ批判される。結局はそれだけの事だと思います。個人的には、まだアニメ版は原作の面白さはまで到達していません。
最終的には原作を超えてくれる事と信じて、監督とブログを応援していきたいと思います。お体に気をつけて監督業がんばってください。

乱文失礼しました。
返信する
ウィキペディア (Unknown)
2007-06-10 20:38:26
「アニメ版スタッフ独自の登場人物への解釈からチズ、畑飼、チズの家族の性格が変更されている」
という記述があり,ここが紹介されていました。

不満のある人がこれを見て大勢押し寄せてくるかもしれません。本当にキリがないくらい…。

返信する
さささんに同意 (けい)
2007-06-10 20:04:30
自分も同じ気持ちですね。
チズ編は二度も失望させられました。本編で一度。監督の言葉足らずの言い訳でもう一度。
返信する
Unknown (さささんへ)
2007-06-10 19:11:48
人の解釈は十人いれば十人違います。あなたの思う解釈が正しくて、他が間違っているなんて事はありません。
あなたの書き込みは自己の思い込みに基づく中傷です。批判ではありません。
まして本人のみならず、その友人まで中傷するなど言語道断です。
プロ意識の下、良い作品を作ろうと一所懸命な人達に、このような心無い発言を無責任にぶつけて、自分が恥ずかしくありませんか?

このような発言が繰り返されないことを祈ります。
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Unknown (矛盾)
2007-06-10 18:35:49
イカレた原作をなんとか自分なりに理解しようとした真面目な監督が
イカレたファンに「その解釈ちげーよ!」と怒られている様にしか見えなかった俺は狂ってるのだろうか・・・
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Unknown (コエムシ)
2007-06-10 17:14:02
ささだか何だか知らねぇが
それもおめぇの単なる思い込み
自分の解釈は正しいってか?
つくづおめでてぇ奴だな
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長文で失礼します。 (ささ)
2007-06-10 16:04:05
 
 原作ファンからの辛辣な書き込みが多いのは、単に作品の改変が気に入らないからという理由からではないと思います。

 この作品とブログからは、原作に対する敬意が伝わってきません。監督が作品に愛情を持って作ってくれるなら、どんな改変でも受け入れることができます。愛情をもって作られている作品というのは、見ていれば分かるものです。
 しかし、作品とブログを見る限り、どうしてもそうは思えないのです。これは必ずしもただの思い込みや、被害者意識ではないと思います。

 原作のチズは恋愛をしていなかったとか、畑飼を社会的に葬り去ればよかったとか、真剣に原作に向き合ったとは思えない見方に心から驚きました。解釈は人それぞれですが、これは流石に曲解としか思えません。
 社会的な制裁を与えるのでは満足できないから、殺そうとしたのでしょう。まだ世間が狭く、思い込みの激しい13歳の少女が失意の中でジアースと出会ってしまい、自棄的な行動に出る、それが原作のチズだと思っています。
 
 監督の感性は原作者のそれと余りにもかけ離れすぎていて、原作を熟読している熱心なファンには受け入れ難いものがあると思います。それは原作付きアニメでは仕方のないことですが、せめてブログで原作の方がおかしい、自分の解釈の方が自然だ、と主張する(監督にそのつもりはなくとも、そう受け取れます)のは止めて欲しいと思います。
 そうすれば原作ファンからの批判ももう少し収まるのではないのでしょうか。

 また、監督はチズや畑飼を「かっこいい」と思う人がいることにこだわりを持っているようですが、私の目につく範囲の熱心な原作ファンで、そんなことを言っている人は見たことがありません。自分もチズはイタい子で畑飼は居直り強盗だと思っています。
 監督のまわりにそんな人が何人もいたというのは、むしろ運が悪かったのではないでしょうか。そんな中二病的な人間ばかりが「ぼくらの」の原作ファンではないことは知っておいて下さい。

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アニメの見方 (360)
2007-06-10 14:14:44
アニメぼくらの毎週楽しみ拝見しています。
OPのウシロの疾走シーンにはじまり
このアニメの要所要所の演出、表現にとても感動しています。
カコ~チズ編は特に素晴らしいと思います。
チズがパイロットに選ばれる時の彼女の顔、
「人が走る」というアニメーションに何日も拘ってあの新しい表現が
生まれるように、私の大好きな「ぼくらの」という作品を通して
印象に残るアニメの演出がたくさん生まれていることを
嬉しく思います。

これからも期待してます!
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やきそばさん… ()
2007-06-10 04:18:51
テレビで予告も流れていない先の回の、しかもわざわざ雑誌転載してまでのネタバレですか。こっちはまだ九話も見てないのにー。

批判ではなく悪意のある書き込みにとどまらずわざとらしいネタバレまで見てしまうのはショックです。しかもネタバレしておきながら、やきそばさんの言いたいことはさっぱりわからないし。いやがらせですか?監督以外の人もたくさん閲覧しているという当たり前なことを考えて書き込んでください、
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Unknown (とりあえず)
2007-06-10 03:31:42
原作に対して執着に似た思い入れのある視聴者がたくさんいるのですね。

原作有りの作品はアニメでも映画でも、改変しつつ原作の台詞や面白味に頼るものはたくさんあります。

原作が改変されることに耐えられないなら、原作だけ読めばいいと思うのですが。合う合わないは個人差だから。



監督、ハードスケジュールかと思いますがくれぐれもご自愛を。今後も最終話までテレビの前で静かに応援していきます。
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アニメも漫画も好き (neetpf)
2007-06-10 02:58:08
毎週楽しみにしているのはこの作品だけです。
アニメですごい作品が来た!と、原作も6巻まとめ買いです。
でも、アニメ優先で楽しみたい(どきどき)ので、原作はアニメの放送のあった部分しか読んでいません。

私的にはこの作品の創作者として、鬼頭さんは”神”で森田監督は”先生”のイメージですね。

制作に対する態度は監督を信頼しています。これからも丁寧に作った作品をよろしくお願いします。
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Unknown (よしの)
2007-06-10 02:48:49
森田監督、お疲れ様です。ブログ興味深く拝見させて頂いております。

僕が知る限り、ここまでアニメを作っている監督が真摯に視聴者と向かい合って議論をしているブログというのは他にありません。本当に素晴らしい試みだと思います。

blogに批評コメントがあるのはいいのですが、投げやりな態度の暴言というレベルのコメントがあるのは残念です。残念ですが、それがネットというものです。

ネットで何か自己主張をすれば必ず少数の人物は怒ります。全体から見れば少数でも人数としての絶対量はとても多いです。暴言コメントも当然多くなります。

そして大抵の場合、疲れてブログのコメント欄を無くしてしまうか、そもそもブログを書く気力を無くしてしまい、ブログを閉鎖するということが多々あります。

これはいわゆるネットの負の側面です。ネットで表現する際に必ず障害となる部分です。

森田監督には僕の知る限りこの誰も超えられていないネットの負の側面に打ち勝って頂きたい。

コメント欄は閉鎖しないで頂きたいのです。
きっと真摯にブログを書き続け、批評意見に向かいあって「ぼくらの」を完成させた末には、凄い大物になっていると思います。ここまで視聴者と対話を続けた監督もいないと思いますから。

あまりに暴言なコメントには反論の文章を載せることもしなくていいと思います。そして、気にしないのが一番です。

本当に「ぼくらの」、応援しています。
森田監督も疲れるときがあるでしょうが、ブログは少し休みつつでもいいので是非続けてください。お願いします。同じ物を作る人間として本当に尊敬します。がんばってください。
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Unknown (blitz)
2007-06-10 02:27:54
いつも楽しく拝見させていただいています。

>アニメーションを見てトラウマになるってどんな気持ちなんですか?

少し驚きました。アニメーション制作に携わる方はアニメに強烈な体験を受け、それを観衆に敷衍して行こうとする人ばかりだと思っていたので。
アニメはアニメに過ぎない、リアルではない、と切り捨てる印象を強く抱きます。それとも見る人一人一人に素材を提供する事で違う印象を抱かれるべき、と考えになられているのでしょうか。でしたら「ぼくらの」には監督の主張が強すぎて多様性が排除されている気がします。

>よくよく見ると、原作のチズは畑飼に恋愛をしてません。だから、彼女はまだ子供です。畑飼に他に女がいると分かって体を許してますから。彼女はただ遊んだだけです。

例えばこんな風に。恋愛は個人主義、と断じられた監督によってナカマの物語がどう変化するのかお待ちしております。

最後に、私も畑飼やチズの行動を「かっこいい」と感じる人は理解できません。チズのカコ刺殺における感情はもしかしたら、ストーリーがうまく進まないことに苛立つ読者が「こいつ死ねよ」と冗談交じりに言うのをキャラクターがやってしまった事に対するカタルシスなのかもしれないですね。
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どうもお疲れさまです (DE)
2007-06-10 02:14:35
このようなオープンな場所で、受け答えの場所を作っておられる監督に、まず敬意を表します。
 とても勇気の要る行動だと思います。視聴者がああだこうだ言いたくても、とても直接など言えないシステムの作品が多いのですから、ここがあるだけで、その真摯さの一端がうかがえます。本当にお疲れさまです。

 毎回注目して視聴しています。昨今のさまざまなテーマに繋がる、非常に興味深い、質の高い作品だと思っています。
 原作も読んでおらず、ザ・ムーン以外、この作品のモチーフになったものも知らないのですが、そんなことは関係なく、注目に足る作品だと思っています。

 原作との関連云々で、批判的になっている意見も見受けられますが、あまり気にしないでくださいね。
 プロは本来、その作品の質で答えを返せばいいものだと私は思います。

 ここでのやり取りで消耗などせずに、自分の思う通りに描いて(もっとも多人数が関わるものなので、そうもいかないこともあるとは思いますが)、それで構わないのではないでしょうか。

少なくとも、このままでも私は応援しています。
後は作品で判断するだけ。

終盤、もしヒートアップしてきて、疲れるようならこのサイトは閉めちゃってもいいと思います。

注目しています、がんばってください! 
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Unknown (うた)
2007-06-10 01:53:37
もう何も言うつもりはなっかったのですが、お返事をもらったので一言。
監督が原作を意図的に壊そうとしているのはもうわかりました、それならそれでいいんです、作り手が違うのだから原作と同じ考えで作る必要はありません。
ただ残念なのは、今の所監督がこのアニメで何をしたいのかがまったく伝わってこない事です。原作を破壊してまで監督が表現したいことは何なのか、その強い思いが画面から感じられません。
肝腎のところで原作をトレースし原作の面白さを頼りにしてるように感じています。原作を壊すつもりなら原作の面白さに頼るのは卑怯です。その意味で原作そのままな9話はさらに失望させていただきました。後半はアニメオリジナルになるでしょうから、原作の面白さは頼りになりません。そのとき監督の主張や監督の生み出す面白さがあればよいのですが。
監督が原作を壊してまでやりたかったことを見せてください、期待しています。
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最近のコメントについて (秀人)
2007-06-10 01:36:20
 毎週、楽しみに拝見しております。OP、ED共に早送りで飛ばさずに見てるアニメはこれだけです。内容が内容だけに、EDで癒されます。今後の話の持って行き方が非常に楽しみです、期待しております!(と、プレッシャーをかけたり‥‥。)

 さて、回を増すごとに辛辣なコメントが増えてきているような気がしますが、監督の真摯な対応、感服致します。
 最近のコメントの傾向も踏まえて私の思った事を書かせて頂きますと、原作との違いに違和感のある方は、原作は原作、アニメはアニメ、といった様な見方をしてみては、如何でしょうか?if、の世界とでもいいましょうか。
 原作より先に話が終わる以上、オリジナル展開は間違いない、というか既にオリジナル展開と言ってもいいのかな?だと思うので、原作のあの場面では、といった様な比較をして見ても、益々、違和感を感じるだけじゃないかな、と考えます。
 今後も原作との違いからくる辛口コメントもあると思われますが、それはそれで、今作に対する思い入れの強さの表れにも思え、皆、好きなんだな、とも思ったり。

ところで、寄せられるコメントに次のエピソードは○○編、等、今後の話のネタバレもあったりしますが、特にその事に対する規制等はないのですかね?
 私はTV放送及び監督ブログを見てはまり、原作6巻まで一気に買って読んじゃったタイプなのですが、この調子でいくと現在連載中のまだ未読の部分についても、触れられるコメントが出てきそうな気がして。
 本放送+ブログのセットで楽しんでいる者としては、原作のネタバレを含むコメントを書く際にはタイトルにネタバレあり、とでも記入して頂けるとコメントも読みやすいのですが、どうでしょうか。ネタバレが嫌なら、本編を読むか、コメントを見なければ良いと言われれば、それまでですが(汗)。
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……これはないでしょう。 (元ライター)
2007-06-10 00:10:23
やきそばさん、さすがに放映もされていないものを頭からダメって決め付けるのはまずいですよ……。

だいたいあなたが参照されたアニメ雑誌のストーリーダイジェストだって、誰かが原稿を書いていることを忘れてはいけません。その誰かが、シナリオなり関係者のまとめテキストなりを読んで、原稿を作成するわけです。

文字数が決まっているのですから取捨選択を行う必要があり、結果、どうしても情報量が不足したものになりがちです。そういう意味では、アニメ雑誌のあらすじっていうのは不完全な代物です。それを読んだだけで内容の批判を行うなんてあり得ないですし、そもそも内容を見ていないのではただの妄想と同じで、「批判」としてすら成立しませんよ。

もう少し我慢されて、せめて放映を見てから書き込みをされたほうがよろしかったかと思います。
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Unknown (Unknown)
2007-06-09 23:31:30
監督が厳しいコメントにも丁寧に応えられる中、
まだ2つ上のようなコメントが投稿される事を悲しく思います。
このような投稿をされる方は、コメントを受け取る相手の気持ちを考えているのでしょうか?
このブログを少し読めば、監督が尋常でなく過酷な環境の下、しっかりした考えと責任を持って作品を作っている事がわかるはずです。
それでいて、アニメの見所などについてマメにブログを更新され、コメントを投稿した方の、どのような疑問・質問にも丁寧に応えて下さっています。
そこには逃げの姿勢もいい加減な態度も全く見受けられません。

作品の受け取り方は千差万別ですし、批判があるのは当然だと思いますが、批判をするにしても、批判の方法があります。直接的な言葉が必ずしも建設的な批判とは限りません。
「~の~についてこう思いましたがどうですか?」という問いかけならともかく、仮に自分が、親しくもなく、面識すらない相手から「あなた」と問いかけられたり「失望した」などと中傷的な言葉を投げかけられたとして、素直に受け取る事ができるでしょうか?

また、最近は、先の話を書いたり、相当先にならないと分からない筈のネタバレを書いたり、原作を読んでいない人の事を考えない書き込みも散見されます。

このような書き込みが続く事で、貴重な機会が失われてしまうことを強く恐れます。
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Unknown (Navarro)
2007-06-09 23:04:33
監督、もしDVDの発売や実作業などで
一段落が付いたとき、お時間があれば
第7話についてのお話もお願いします。
7話が今のところ好きなモノで。
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Unknown (やきそば)
2007-06-09 21:51:37
12話 命のつながり

少女マキには、もうじき弟が生まれることになっていた。両親と血のつながりがない彼女は、
弟が生まれたら自分は両親の愛情を失うのではないかと心配していた。だがマキは、
ジアースのパイロットになったことをきっかけに、弟と両親を守るため命を懸けて戦うことを決意する。

某雑誌からの転載で先の話ですがどうしても我慢できなくて書かせていただきます。
マキ編もダイチ編と同じくベタといえばベタですがそんなことは抜きにして純粋に感動できる話であるのに

>両親と血のつながりがない彼女は、
弟が生まれたら自分は両親の愛情を失うのではないかと心配していた。

これが監督のいうリアリティであるならば失笑物ですよ。主体性のない仕事場ではないといいきるのならホントは全部オリジナルでいくべきでしたよ。
監督のいうひらめきなるものでマキを安っぽい三文ドラマに出てくる少女にされるのかと思うと批判せずにはいられません。

前にも書かせていただきましたが中途半端な原作レイプはこれからの監督稼業ではされないことをせめて祈ってます。

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おぉフィグよ・・・ (ぼくらの高校男児)
2007-06-09 21:14:36
やっぱり8話の意見が多かったですね
個人的には良いと思いますが・・・

ソレよりもメカデザインどうにかならないですか
フィグが出てこないのは残念ですね
チヅの子宮を象徴しているのに・・・

あと順番の変更に何か意図があるんでしょうか
あるなら「むふふふふふ」とでも言ってくれるとうれしいです
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