指原が史上初の連覇 新潟でAKB48総選挙
2016.6.18 22:21
アイドルグループAKB48の次のシングル曲を歌うメンバーをファン投票で決める「選抜総選挙」の開票イベントが18日、新潟市の「ハードオフエコスタジアム新潟」で開かれ、福岡のHKT48に所属する指原莉乃(23)が24万3011票で首位を獲得し、AKB48選抜総選挙で史上初の連覇を達成した。2位はAKB48の渡辺麻友(22)だった。
総選挙は今年で8回目。首都圏以外で開かれるのは昨年の福岡市に続いて2回目で、約3万人のファンが詰め掛けた。
指原は壇上に上がると、勝利の余韻をかみしめるようにゆっくりと会場を見渡し「あっちゃん(前田敦子)、ゆうちゃん(大島優子)も達成できなかった連覇を達成し、3回目の1位です。どうか私を1位として認めてください」と、いつものやや自虐的な“さっしー節”で切り出した。さらに、「仕事も増えましたが、スキャンダル成金と思われてもおかしくない…」と続けて会場の笑いを誘った。
2位の渡辺は「1位になれなかったのはくやしい。(指原を指して)あの壁は高いと改めて感じました」と答えた。その後、「正直、今のAKBは先輩が抜け、今いるメンバーでは埋められない穴も出てきているピンチです」と危機感を見せる一面も。「先輩方の作ってきたAKB48をこのまま終わらせたくない。グループがこの後、何十年も愛されるようにしていきたい」とこれからもAKBをもり立てる決意を誓った。
3位は名古屋のSKE48に所属する松井珠理奈(19)だった。