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「究極の夏ふとん」発見か?

2008-05-28 04:13:22 | 真綿ふとん&羊毛・もめんその他

市内でも有数の旧家の奥様から、夏布団の仕立替えの依頼を戴きました。

                  images

「究極の夏ふとん」・・・どこが? 

見たところ何の変哲もない表生地裏生地とも「本麻」の夏布団です。

裏生地が変色し糸の腰もなく、取り換えることを依頼されたわけです。お預かりして、生地を外し、中綿を取り出しました。

 

中綿がなんと「真綿」そうシルク100%でした。

 

夏こそ、汗取りの良い真綿ふとんが良いと推奨してきた私にとっては、最高の証明を戴いたような気がしました。

 

奥様に電話でお尋ねしたところ、「弊店でかって作って戴いた」と仰られました。作り方・縫い方などを見ると弊店の作りではいので、また、品表が切り落とされていた跡があったりして、おそらく奥さまの記憶違いだと思われます。たぶん、生地の汚れ具合などから、昭和40~50年ごろ(もっと古いかも)お出入りの名古屋の松○○デパートで購入されたものと思われます。

 

 「麻わたより、私は真綿のほうが好き」と奥様は仰られ、別誂えされた夏ふとんなのでしょう。

麻ふとんに真綿をいれる夏布団が、いつの頃から有ったかは、知りません。また、奥さまの好みで作られた夏布団かもしれません。

 

でも、この布団を見た時、すごいものを発見したような気になりました。

単に、私の浅学によるものかもしれませんが。・・・

どなたか、ご存知の方が見えましたら、ご教授下さい。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
突然、申訳ありません。 (コバヤシ)
2011-05-12 12:20:40
私の使用している真綿ふとんを仕立替えしたいと思っているのですが・・・

たぶん20年くらい前、亡くなった祖母が『軽くて暖かいから』とくれたもので、側(正絹)が破れてボロボロになった今も、布団カバーで誤魔化しながら使い続けています。

今のような、たっぷり真綿が入った布団を誂えるのは、私の経済力では無理ですし、
祖母の思い出もあるし、
鳥嫌いの私には羽毛布団は考えられないし、
羊毛や木綿やポリの綿布団に代えるのは気乗りがしません。

こんなに古い真綿は、もう仕立て替えできませんでしょうか?

いきなりやってきて、こんな厚かましいことお伺いしてすみません。
真綿ふとんの仕立替え (jiji(ふとん屋の爺))
2011-05-12 18:49:58
実際の(古い)真綿を見ないと、はっきりとは言えませんが、多分仕立替えは可能だと思います。
正絹の側生地にするか、シルクのような極細綿生地で仕立てるかによっても価格に開きがあります。
シングルと仮定しますと、正絹側生地で2.5万円程度から5万円程度まで、極細綿生地の場合2万円ぐらいになるかと思います。
あくまで概算です。
ご丁寧にありがとうございます (コバヤシ)
2011-05-13 14:30:16
もう少ししたら、実物持参の上、ご相談に伺いますので宜しくお願いします。

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