コロイド:一口メモ
をアップしました。
昔は,溶質が分子やイオンの状態で分散しているものを普通の溶液とし,分子やイオンが集まって顕微鏡では見えない程度の粒子となって分散しているものをコロイド溶液としていた。 しかし,今日では高分子化合物が知られ,これらは1つの分 子がコロイド粒子となっている。また,線状や板状のコロイドが知られているので, 粒子の直径だけでコロイド粒子を定義することが困難になった。それでシュタウジン ガーの説に従い,原子数が103~109個ぐらいのものをコロイド粒子というようになっ た。粒子を分散させる物質を分散媒、 粒子として分散している物質を分散質といいます。 直径1~100nm(1nm=1×10-9m)程度の大きさの粒子となって均一に分散する状態をコロイドといいます。
また,次表のように分類されます。
名称 コロイド粒子 分散質の特徴 メモ
分子コロイド 1個の分子 高分子化合物 卵白,うすいのり,豆乳,ゴムのり,寒天,ゼラチン
ミセルコロイド
(会合コロイド) 多数の分子・
イオンの集合体 会合しやすい 分子やイオン セッケン水,色素溶液, 界面活性剤水溶液
分散コロイド 固体を分散 不溶性固体 金属ゾル,硫黄ゾル,水酸化鉄(III)ゾル
色ガラス,ルビー、金属ゾル,泥水 、煙、霧,もや などもコロイドです。
をアップしました。
昔は,溶質が分子やイオンの状態で分散しているものを普通の溶液とし,分子やイオンが集まって顕微鏡では見えない程度の粒子となって分散しているものをコロイド溶液としていた。 しかし,今日では高分子化合物が知られ,これらは1つの分 子がコロイド粒子となっている。また,線状や板状のコロイドが知られているので, 粒子の直径だけでコロイド粒子を定義することが困難になった。それでシュタウジン ガーの説に従い,原子数が103~109個ぐらいのものをコロイド粒子というようになっ た。粒子を分散させる物質を分散媒、 粒子として分散している物質を分散質といいます。 直径1~100nm(1nm=1×10-9m)程度の大きさの粒子となって均一に分散する状態をコロイドといいます。
また,次表のように分類されます。
名称 コロイド粒子 分散質の特徴 メモ
分子コロイド 1個の分子 高分子化合物 卵白,うすいのり,豆乳,ゴムのり,寒天,ゼラチン
ミセルコロイド
(会合コロイド) 多数の分子・
イオンの集合体 会合しやすい 分子やイオン セッケン水,色素溶液, 界面活性剤水溶液
分散コロイド 固体を分散 不溶性固体 金属ゾル,硫黄ゾル,水酸化鉄(III)ゾル
色ガラス,ルビー、金属ゾル,泥水 、煙、霧,もや などもコロイドです。