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血小板減少症:一口メモ

2009-06-07 08:07:37 | Webmasterの独り言
血小板減少症:一口メモ

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血小板減少症とは、血小板の数が少なくなった状態です。
血液1マイクロリットル(1μL=1リットルの百万分の1)には15万~35万個の血小板が含まれています。この血小板数が2万~3万以下に減少すると、比較的小さな傷からも出血を起こしやすくなり、1万以下になると非常に危険な状態になります。血小板数がここまで少なくなると、傷がなくても出血するようになります。

さまざまな病気が血小板減少症の原因になります。白血病や一部の貧血では、骨髄が血小板を十分に産生しなくなることがあります。エイズを起こすヒト免疫不全ウイルス(HIV)への感染も、血小板減少症を引き起こします。骨髄線維症やゴーシェ病などで脾臓が腫大すると、血小板が脾臓に閉じこめられ、血液中の血小板数が減少します。大量の輸血により、血小板の濃度が薄まる場合もあります。また、血小板が過剰に消費されたり破壊される病気も多く、たとえば特発性血小板減少性紫斑病、血栓性血小板減少性紫斑病、溶血性尿毒症症候群などがあります。