海底に沈む玩具や初蝶来 鈴木弘子 2020-05-18 05:49:16 | 日記 津波にさらわれた玩具だろうか。東日本大震災の記憶は消えることがなく10年目に入ったが海底に残された玩具のように、あの日から時間が止まったような心持は家族を亡くされた方にとっては殊更に辛いことであろう。本来、明るい希望や期待の心などを象徴する初蝶だが掲句の初蝶は春の訪れと共に哀悼の心を新たにするべく機能しているように思った。今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止を優先して追悼式が中止されたり縮小されたりしている。心の春の伴わない春はもうたくさんだ。(博子) « 納屋の角曲れば不意に石鹸玉... | トップ | 春眠や風音かはるでんでらの... »
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