誰にとも無く大粒の梅を干す 牧野春江 (9月号渓流集) 2010-09-25 05:42:24 | 日記 梅は昔から健康食品、保存食品として重宝、土用に三日三 晩を干す。この句は昨年までは誰かの分というはっきりした 目的があっての梅漬。今はその目的が無くなったのだ。 「誰にともなく」は結局自分の為にという、わびしさがで ている。梅の匂いが、つんと鼻をつく。(K)