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信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

千曲市と麻績村に跨る三峯山へ。360度の大展望が魅力だが幼児でも登れる里山(妻女山里山通信)

2018-06-03 | アウトドア・ネイチャーフォト
 拙書『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林では、千曲市側の大池からのコースと、聖湖からのコースを載せていますが、今回は幼児でも登れる後者を登りました。低山ですがほぼ360度の展望は素晴らしく、初心者や年配の方、家族連れにもおすすめです。反対側の、大河ドラマ『風林火山』のロケ地になった大池からのコースも初心者とファミリー向けでおすすめです。

 国道304号を登って聖湖畔へ。見上げる三峯山。登山口は右の電柱の少し右にあります。その左側には広い無料駐車場があります。コースは、広葉樹林や落葉松林のなかをつづら折れで登っていきます。山頂には展望台があります。今回は下る途中で鹿に出会いました。

(左)山頂直下。子供達に大人気のスライダーが見えます。登山口には20分とありますが、17分で登頂。拙書では初心者や年配の方のことを考慮して25分と記しています。普段歩き慣れていれば幼児でも登れます。(中)標高1131mの山頂。善光寺平方面の眺め。(右)北方の眼下には登山口の聖湖。へらぶな釣りで有名な自然湖です。

(左)西方にそびえる聖山。もちろん拙書でも紹介しています。聖山パノラマホテルからのコースは、旧スキー場のゲレンデを登りますが、花も多く魅力があります。左には麻績村の中心部が見えます。(右)南方には冠着山(姨捨山)。拙書では3つのコースを紹介しています。特に戸倉上山田温泉側から登る鳴海新道は、長く時間もかかり厳しいコースですが、経験者にはおすすめです。冠着山の鳥居平登山口までは、聖湖から古峠経由で車で行くことができます。

 善光寺平の眺め。千曲川は、眼下の塩崎で流れを北から東へと変えますが、それがよく分かります。北風が冷たかったの開いていた展望台の中で昼食をとりました。海苔弁に縮緬山椒、山椒味噌、山蕗と身欠き鰊の煮物。全部私の手作りです。

(左)下山すると聖博物館の庭にこんな風景があるのです。昔、麻績村が自衛隊の演習地を誘致しようとした名残とか聞いています。大岡村への別荘地の道は自衛隊が造ったとも。演習場は実現しなかったようですが。(中)ロッキードF-104スターファイター(1954-1975)。軍用機なんですが、機能に徹したフォルムは美しい。それが落とし穴かな。(右)D-51蒸気機関車。通称デコイチ。実際見ると、ああこんなに大きかったのかなあと思いました。

 403号を下って千曲川展望公園からの眺め。手前に千曲川。向こうに五一山脈。中央は有明山。左に一重山。その向こうは、鏡台山から続く戸神山脈の先端になる斎場山の尾根。

(左)下って姨捨駅へ。改装されてずいぶんと綺麗になりました。無人駅なのでホームまで入れます。全国から撮り鉄が訪れます。(中)珍しいスイッチバックの駅なので、線路は前方で行き止まりです。(右)ホーム越しに見る善光寺平。ここからの夜景はおすすめです。当ブログでも紹介していますが、雪の舞う冬景色もいい。

 更に下って四十八枚田(現在は四十三)。右に田毎観音。手前の田んぼは三畳もありません。苗が置いてありますが、もちろん手植えをするのでしょう。大量の化学肥料や農薬を使う大規模農業とは違う、安全で僅かな米を大事にする里人の想いを感じます。

(左)三峯山に登る前に寄った妻女山山系の花など。イボタノキの花。満開のイボタノキは、昆虫たちに大人気で、シジミチョウ、ヒョモンチョウ、コアオハナムグリ、コマルハナバチなどが訪れます。(中)クサフジ。(右)ナワシロイチゴ。

(左)スイカズラ。初めは白花で後に黄色くなります。冬でも葉があるため忍冬(にんどう)の別名もあります。甘い香りで蜜を持ちます。(中)ヤマホタルブクロ。(右)ソメイヨシノのさくらんぼ。虫が食べに来ています。

(左)オオムラサキの食草であるエノキの葉と、エノキハイボフシ。虫コブ(虫えい・ゴール・GALL)といって、フシダニ(ダニ目フシダニ科)の一種によって作られる不規則な形の袋状の虫えいです。体調は0.2ミリ以下のウジ虫状。また、エノキには先の尖ったエノキハトガリタマフシもできることがあります。(中)『夏は来ぬ』の卯の花、ウツギ(空木)の白い花。(右)天女の様なユキノシタの花。

(左)日曜は一反の畑に大豆の播種(はしゅ)作業。味噌を作ります。手前にはブラジル豆のフェジョンプレットも蒔きました。フェジョン・コズィードやフェイジョアーダは、ブラジル人のソウル・フードです。(中)最高気温30度! 日焼け止めと水分補給が欠かせません。飲むサラダといわれるアルゼンチンのマテ茶を持参しました。1日がかりと思った作業は、カッコウの鳴き声をBGMになんと午前11時前に終了。(右)お待ちかねの昼食は、K氏の手作り米の自家製おにぎりと、私が作った縮緬山椒、山蕗と身欠き鰊の煮物、ワラビの煮浸し。あいこ(ミヤマイラクサ)のお浸し。根曲がり竹と淡竹と鯖缶の味噌汁。鯖缶は氏が用意した鯖と塩だけの無添加のもの。地元の厚揚げと信州産コンニャクと天然ムキタケも入っています。
 さて、次は遅い田植えも待っています。陣場平で帰化植物の除去や掛かり木の処理の妻女山里山デザイン・プロジェクトの活動も。昼はパエリアやアヒージョなどをする予定。移動式ピザ窯を作るアイデアも出ました。楽しみです。

『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

本の概要は、こちらの記事を御覧ください

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