モリモリキッズ

信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

25センチの上雪が降った後の晴天の妻女山展望台。イノシシの足跡と餌探しの跡。イワシ料理。手作りアンチョビー(妻女山里山通信)

2024-02-08 | 男の料理・グルメ
 4日の日曜の夜から月曜一日中と南岸低気圧による上雪(かみゆき)で善光寺平南部では25センチの積雪がありました。長野市での12時間の積雪量は、2014年2月の大豪雪と同じ量だったとか。降雪時間がもっと長かったらあの時の様に70センチになったかも知れません。上雪は湿雪なので雪かきが大変。雪というより土の重さで玄関周りから道路までで精一杯。道路は諦めました。晴れたらいずれ溶けますから。

 二日後の晴天の日に温泉帰りに妻女山展望台へ登ってみました。SUVの四駆なので登れますが、二駆の普通車なら無理です。最低地上高が低いとバンパーの前に雪が溜まって進めなくなります。展望台後方の駐車場の奥から東の松代方面。昨日と今日の太陽で樹冠の雪はほぼ溶けて落ちました。

 少し望遠で。気温は4度ですが幹線道路の温度は7度ぐらいで積雪はありません。ただし濡れているところは深夜から早朝にかけてブラックアイスバーンになるので非常に危険です。左に奇妙山、右奥に菅平の根子岳が見えます。

 ホワイトリングとエムウェーブの右奥に高井富士と呼ばれる高社山。たかやしろとも言います。左奥に見えるゲレンデは、戸狩温泉スキー場だと思います。

 西から北の展望。左に茶臼山。中央に陣場平山、右に富士ノ塔山。間の奥に戸隠連峰。これだけ積雪があれば充分とはいえませんが春の水不足は少しは解消するかもしれません。

 茶臼山と右奥に虫倉山。両山とも拙書で紹介していますがトレッキングに最適の里山です。茶臼山手前の斜めの白い帯は茶臼山自然植物園や茶臼山動物園。恐竜公園もあります。冬の動物園は夏と違って臭くなくていいですね。

 戸隠連峰も稜線は雲の中。戸隠富士と呼ばれる高妻山は見えません。

 林道を少し登ってみました。イノシシが虫の幼虫を探して鼻で掘り起こした跡です。

 イノシシの足跡は二頭分ありました。姉妹でしょう。姉が子供を生むと数頭のウリ坊を連れて妹も一緒に歩いているのを見かけます。成獣のオスは単独で行動しますが発情期に出くわすと大変危険です。

 副蹄が見えるのでイノシシです。なければニホンカモシカ。タヌキの足跡もありました。

 上信越自動車道の薬師山トンネルと手前に上杉謙信槍尻ノ泉。このカーブが急で凍結したらスタッドレスでは登れません。春先に凍結したときには滑り止めに土を撒きます。上雪なので中央自動車道や長野自動車道は全面あるいは一部が通行止めになりましたが、ここは大丈夫でした。

「鰯の丸干しと生野菜のポン酢醤油マリネ」丸干しは焼いて。野菜はカイワレ大根、玉葱、人参、地大根、胡瓜。ポン酢でさっぱりして鰯の臭みもなく非常に美味。冬越しの鰯は脂が乗って美味しい。丸干しは唐揚げでもいいし、シシャモや小アジでやるのもお勧め。今回キュウリは入っていません。毎年早春に作る一品です。

「丸干し鰯のカレー天ぷら」頭も骨も全部食べたいので中火でじっくり揚げます。付け合せに舞茸の天ぷらも。レモン汁をかけてもさっぱりして美味しい。刺し身で食べて美味しいのは梅雨の鰯。「梅雨の鰯はトロより美味い(入梅鰯)」といいます。それはマイワシです。春にはカタクチイワシが出回るのでアンチョビーを仕込みます。蕗の薹やタラの芽などの山菜が出る春が待ち遠しい。

手作りアンチョビーのレシピを紹介します。ヒコイワシはカタクチイワシのことです。以前ホームページ「CAPINO」の「モリモリレシピ」で紹介していたのですが、20年続けたそのサイトが諸般の事情で消えてしまいました。再アップも難しいので機会があったら 当ブログで他のレシピも紹介します。300ぐらいあります。


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『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、
『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

本の概要は、こちらの記事を御覧ください

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