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信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

2023大晦日。大地震で幕を開けた2024元日。二つの戦争の行方。トンガの大噴火による異常気象はまだ続く予想(妻女山里山通信)

2024-01-03 | 男の料理・グルメ
 なにかと慌ただしかった2023大晦日。大地震で幕を開けた2024元日。案じられる二つの戦争の行方。トンガの大噴火による異常気象はまだ続く予想です。能登半島地震で亡くられた方にはお悔やみを、被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。2011年の東北大震災の時は、ツイッター社の日本人社員が気を利かせて独断でサーバーを3倍に増やしたのです。なのでツイッターが機能した。しかし、今回はイーロン・マスクになって彼は退社したそうで増強できなかったことにより許容量を超えてXは自動配布が使えなくなったのです。SNSを自国で構築できないとこういう事態になるのです。そして消防や救急の初動は早かった様ですが、日本政府の対応はあまりにも遅く酷いものです。重要な情報は左のツイッター(X)でリポストしています。
 民主党菅政権は、3.11東日本大震災時、一晩でこれだけの体制を整えました。警察2000名 消防3000名 自衛隊8000名 航空機300機 艦船3000隻 全国の備蓄品確認と輸送方法検討。当時のツイッターでは「枝野寝ろ」がトレンドになったほどでした。そして野党自民党は、民主党の復興策にすべて反対したのです。
 1月4日、海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」から発進のLCACが輪島市に上陸し重機を陸揚げ。5日、幹線道路が復旧しました。災害派遣医療チーム Disaster Medical Assistance Teamの活動も開始しました。

 大晦日は息子達と宴会。左は仲間のひとりの葡萄畑で採れたブドウで作ったロゼワイン。ひと口飲んで息子がこれはワインじゃないな。ワインビネガーですね。今年醸造したかなりヘビーなワインに期待しましょう。次は女性杜氏の特別純米酒。純米吟醸の幻舞が有名で飲みましたが、これも非常に甘露でした。次は多摩の明治復刻ビール。ホップと麦のバランスが非常に良く美味です。最後は蓼科のシードル。辛口でドライ、香ばしくて美味です。

 年越しというので餃子。豚と砂肝とラムの三種類。ラムのものがモンゴル料理だねというほどエスニックで美味でした。昔は週末に家族全員で作りました。自作のお醤油豆に本漬けの野沢菜漬け、エリンギ入りのキムチなどなど。何十年ぶりかに紅白歌合戦を。他を見ていてそろそろかとザッピングするとQueen。時間が経ってザッピングするとAdo。多分と思ってザッピングするとあいみょん。神がかった様に見たいものだけ観られました。「愛の花」を聴いて涙ぐむ浜辺美波さんを観ていい年の瀬だと思いました。

 ゆるゆる起きて元旦。我が家伝統の「おしぼりうどん」です。前の記事で詳細を書いているので省略します。午後はゆるゆるとサッカー日本代表のタイ戦を鑑賞。5-0と大勝。そして4時過ぎに緊急地震速報。長野でも長周期振動が長く続きました。これはどこかでもの凄い大地震が起きたと直感しました。子供の頃に2年も続いた松代群発地震を経験しているので、地震に関してはトラウマになっています。で、防災措置を色々しています。平安時代中期の『日本三代実録』には貞観地震のことが生々しく書かれています。これだけの地震大国なのに自公政権は防災予算を大幅に削っているのです。原発再稼働などもってのほか。なんと政府は珠洲市に原発を造ろうとしていたのです。世界最大級の柏崎刈羽原発は複数の活断層の上に建っています。

 2日に初詣は墨坂神社へ。神橋がそれこそ神様しか渡れない構造です。4つほど合祀されている様です。南方熊楠が猛反対した合祀令。それにより多くの神社が消滅し鎮守の森と貴重な自然が失われました。

 本殿参拝の後で西宮神社へ。商売の神様で恵比寿様の御札が配られていました。多くの善男善女が参拝に訪れていました。

 昼は生の丸鶏を生姜と長葱、塩で茹でてスープを取ってアゴ出汁と合わせてお雑煮。絶品。翌朝は蕎麦のつけ汁に。

 妻女山松代招魂社へ。取り壊された拝殿。これを見て建築デザイナーの次男がこの状況では当分再建できないだろうなと。そうですね。何千万円も必要ですからね。クラウドファウンディングをしたらどうでしょう。

 展望台後ろにある大正天皇が皇太子の時にご覧遊された石碑とお手植えの松の痕跡。展望台には観光客も。展望台下の妻女山の川中島の戦いの看板の英訳が色々な意味で面白いと。まあ直訳をしようとしてそうなってしまったのでしょう。「鞭声粛粛」とか英訳は難しいですよね。〜With hushed and noiseless whip and spurでしょうか。without making a fussなら粛粛ですよね。全文は現地で確かめてください。

 展望台から北アルプス。白馬三山の雄姿。麓はもちろん里山にも雪はありません。

 戸隠連峰。高妻山の山頂は雲の中。千曲川の澄んだプルシャンブルーが美しい。

 飯縄山。手前に長野パルセイロのホームスタジアム。今年はもう少しいい成績で山雅と共にJ2に上がって欲しい。と帰宅したら日本航空の事故。海保の飛行機は能登半島地震の救援に向かうところだったとか。いやはやなんとも言葉をなくします。ヒューマンエラーは必ず起きます。それに対する方策がなかったことが大問題。

 松代方面。根子岳、四阿山も雪は少なめです。今年もトンガの大噴火による異常気象はまだ続くと世界の有名な気象学者は言っています。大気中に全水蒸気の10%にあたる量が噴出されたのです。リビアの豪雨や世界各地の豪雨、アンデスやアマゾンの渇水、シベリアのマイナス58度やスウェーデンのマイナス38度もその影響です。猛暑と厳寒はまだ続きます。二つの戦争といい、極悪カルト自民党の裏金問題といい、平穏な年にはなりそうもありません。国民が心底覚醒しないと本当に日本は終わるかも知れません。人任せでは駄目です。

インスタグラムはこちらをクリックツイッターはこちらをクリックYouTubeはこちらをクリックもう一つの古いチャンネルはこちら。76本のトレッキングやネイチャーフォト(昆虫や粘菌など)、ブラジル・アマゾン・アンデスのスライドショー

『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、
『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

本の概要は、こちらの記事を御覧ください

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