アトリエから・・イメージの世界で鉄と遊ぶ/上野玄起鉄の造形スタジオ

八ヶ岳南麓、森の中、川のほとり、陽だまりの中にある小さなアトリエ。八ヶ岳の暮らしとそこから生まれた作品たちを紹介します。

鉄の造形作品(feel清里現代彫刻展2012)

2012年10月29日 | 造形作品

feel清里現代彫刻展2012に出展した作品です。
植物の蔓からイメージした造形は植物全体をイメージしたもので赤い色は変異を表しています。
自然界では植物は気候の変動などにより危険な信号を出しています。
松枯れやナラ枯れなどもそうです。
更に目に見えない放射能による汚染など・・。
そんな植物に大きなストレスを受け痛んでいる様子を赤い色で表現しました。
ただ一方で赤い色はカッコイイ,カワイイと言う印象も強い。
見る人の置かれた精神の状況で印象が変わる事もこの赤い色にした理由です。
単純に芝の緑に赤い作品が映えてきれい・・見る人はそう思ってくれるだけでもいいと思います。
鉄の素材感を大切に作品づくりをして来たので赤い塗装を施すには勇気がいりました。
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