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食べ物とイデオロギー

2018年09月20日 | 文章など

生きていたいという本能が人間の欲求を支えているのだろうけど、
大義名分や政治的な目的の為に、自分の命を賭しても良いと考え始めたら
ちょっと危ないなと思う。

僕は以前から皆んなが生きる理由がなくなってきたり、少子化が進む事の危うさを
ブログで綴ってきたつもりだ。また、政治の世襲化の危険さも。

もしもあなたが空しさの中にいて、何かの、誰かの役に立ちたいと思っているのなら、
それはこの国のためなんかじゃない。短絡的に考えてはだめだ。
周りを見渡して、思い浮かぶ両親や兄弟や友達や子供や仕事先の人達や愛する人のためだけだ。
愛する人の役に立てない人がどうして国のための役に立てるだろう。

残念だけれどもこの国はまた人が戦地で殺される方向に舵を取りつつある。
いや、すでに何人も亡くなっているのかも。
命令を下す連中は決して手を汚さない。
卑劣な、痛みや貧しさを知らない人間たちだ。

僕らは共働きで子供を持つ大変さだったり、低賃金で暮らす余裕のなさだったり、
将来に希望を持てない絶望感の中で生きている。

政治家は自らの無能さと安全な身の上を棚に上げて、国民の弱みにつけこんでくる。

解決策は決して戦争ではない。

それが、言いたい。そしてみんなもそう感じていると信じたい。

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