オロフレ山のたくさんの花たちです。
(見た順とは入れ替わっています)
登山道はほとんどがダケカンバのトンネルを進みます。
雰囲気いいけれど、太い枝が横に張りだしているので
油断すると頭ごっつんなのよね。
標高の低い所には、ミヤマスミレ。
関西から来たというご夫婦が、このスミレを見て歓声をあげていました。
本州だと標高の高い所にしかないらしいですね。
ウコンウツギ
咲いたばかりのときは、花弁の色つきの部分が黄色です。
数日たつとそこが赤褐色に変化して、けっこう毒々しい。
これは、受粉が終わったサインなのね。
ハチやチョウに未受粉の花を効率よく回ってもらうための印です。
山頂まで、もうちょっと。
山頂近くには、葉っぱのかわいいカラマツソウや・・・
チシマフウロが咲き出していました。
のんびり来たためか、暑くなかったためか
意外と疲れずに登頂!
たまには、頂上を踏まないとね。(笑)
山頂は一休みの隙間もないほどの混雑でした。
立ったまま一休みして、すぐに下山開始です。
登りで人と道を譲り合ったりして、写真を撮れなかったものを見ながら歩いていると
少し日が差してきて、結局ほとんど全部、また撮ってる・・・。ははは(汗)
ミヤマダイコンソウ
葉っぱが茎のまわりをぐるりと囲み、エリマキトカゲ風です。
ヨツバシオガマがやっと咲き出していました。
まだ雪渓が残っていますね~。
ツバメオモト
コヨウラクツツジ
あ!イワウメだ!
大雪山系以外で、初めて見ました。
少しの間、雲が切れて隙間から洞爺湖が見えました。
おにぎりみたいな島が浮かんでます。
チシマザクラ
葉の鋸歯が二重のギザギザになっているので、チシマ~ですね(エゾヤマザクラではなさそう)。
さらに、葉や花の柄に毛がないので、チシマザクラの変種のミネザクラでもなさそうです。
エゾシカに樹皮を食べられてしまったダケカンバ。
所々に残っているので、生き残れるかな?
降りてくると、ツボスミレ(ニョイスミレ)。
ハクサンチドリ
ハクサンチドリ
薄いピンク色。赤い水玉がおしゃれね☆
こちらは赤紫
駐車場よこにミヤマオダマキ
(山に無くて、舗装わきにある・・・これは自生だろうか?)
金網の下からこんにちは。
盗掘防止の金網かと思っていたら、土砂崩れ防止用らしい。
(確かに、金網の位置と、チングルマの花畑の位置は少しずれている)
去年かおととし、アカモノをたたみ2畳分剥がされたのは、確かオロフレじゃなかったっけ?
ほんとに止めてほしいね~盗掘。
往路45分と記憶してます。
チングルマ、ヨツバシオガマ、イワウメと大好きな高山植物が揃います。
イワウメ、どこだったかな札幌近郊にもありますよね。
その後すぐにあの広い駐車場が満車になったらしいですよー。すごいですね!
往復45分ですか?!すごいです!
私片道2時間でしたから~。(笑)