そよ風つうしん

日々の暮らしの中で心に残ったことや、目にとまったすてきなものを、折々にご紹介しています。

「鎌田實 いのちの対話 総集編」より

2012年03月26日 | 本の紹介・その他いろいろ
先日放送された「鎌田實 いのちの対話 総集編」についてのご報告が遅くなりました。

当日、心ならずも聞き逃しちゃった、という方もいらっしゃると思うので、私の印象に残った言葉やお話を、少し拾ってみますね。


☆昨年の3月12日の早朝のこと、
津波から逃げて、高台や建物の屋上などで、寒さに震えていた人々の胸に小さな灯をともした、ラジオからの声。
「みなさん、あと30分で陽が昇ります。あと30分で日の出です、頑張ってください! そばに誰かいたら、声をかけてあげてください!」この言葉が、繰り返しラジオから流れたのだそうです

この放送にどれほど励まされたことか・・・と、避難先でラジオをきいていたKUMIKOさんが、以前の放送の中で語られたと。



☆そして鎌田さんの言葉より。
あの日のように、また違う形でも、不意に途切れる人生がある。
いつもそのことを心に留めて、
人にはいつも優しくしていたい。
それとともに、自分も大切にしたい。 

心を許すと、人は安易な方に流れがちだから。



☆そして稲盛和夫さんの言葉を振り返って。
「利他の心」を大切に。ついつい自分を優先してしまいがちな昨今、まず他人さまを大切にしようという気持を忘れたくないですね。

日常生活の中でも「江戸しぐさ」(つまりは人を思いやる心)の数々を実践すれば、みんながかなり暮らしやすくなるのでは?


☆大平光代さんは、あのような波乱の人生を生きてこられて、やっと普通の生活に落ち着かれたと思ったらダウン症の子どもさんが生まれました。
どんな暮らしをされているのかと、鎌田さんが訪ねてみられたら、弁護士のお仕事を十分の一くらいに減らして、すごく丁寧にあたたかくやさしい暮らしをしておられました、と。

ダウン症の子どもさんが生まれたお宅では、みなさん「この子は私たちの宝です!」とおっしゃっていますものね。天使のようだとも・・・  私の近所にもそんなご家族がおられます。私もその子どもさんと、仲良しです♪


☆そして、当日のゲストの さだまさしさんの言葉。
みなさんから「あんなに全力投球して、声をつぶす心配はしていないのですか?」とよく聞かれるけれど、
「明日のいのちの保障はない。
今日が最後といつも思って唄っています」

さだまさしさんは、若い頃から身近な人の死に、何度も向き合ってこられました。
その中から感じ取った、人生哲学をお持ちなのだと思います。


以上、順不同ですが、放送を聴きながらのメモから拾ってみました。
言葉足らずなどもあるかと思いますが、お許しください。

コメント (4)   この記事についてブログを書く
« 「そよ風つうしん」満7歳にな... | トップ | 新子(しんこ)の中には »
最近の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
読書 (おかん)
2012-03-26 17:18:22
大平光代さん、いつでもやり直せる・立ち上がれるを教えてくれた人です。若い子にぜひ読んで欲しい本を書かれましたよね。この頃、やさしいお顔になられたと思います。
おかんさんへ (森のどんぐり屋より)
2012-03-26 19:52:59
心根はやはりお顔に表れるのでしょうね。
頑張って、がんばって、よじ登って・・・もうそんな生活は必要がなくなって、暖かく優しくなられたんでしょうねえ。
お会いしたことはないですが、うれしいことです。
Unknown (チビ太)
2012-03-27 15:36:28
今日と同じように いつものような明日という日は当たり前のように訪れると思ってしまっていた私。

でも 3月11日以来 そんな保障は何も無いことを思い知らされました。
大切な家族や色々な人 思い出の品や家 それらを突然失ったり 辛い体験をすることが有りうるのだと、、、 
そして それが小さな不安となって根付いてしまいました。

それでも そんな不安の中でどういう心構えでいきていけばいいのだろうと思っていました。
「今」を精一杯生きるしかないかなとも自分なりに考えました。
でも 鎌田さんやさだまさしさんの考え方にとても共感しました。
チビ太さんへ (森のどんぐり屋より)
2012-03-28 21:11:52
誰だって、明日が来ることを信じてるというか、何も思わずに日々をすごしていることがほとんどと思います。

でも、3・11以来、無常ということを感じることが出来たのではないでしょうか。

過去は未来も、すごく不安定なもので、確かなのは「今」目の前にある時間だけ・・・

愛する人や物との別れは、予告無しに訪れる場合があることを、覚悟しておかなければいけないと、私も思っています。

私の父は、一日をすごく元気に過ごしたその夜に、心筋梗塞で20分ほど苦しんだ後に亡くなりました。そしてまた、我が家の前は国道の中でも「交通事故の名所」と呼ばれていた、ものすごく急なS字カーブだったので、多くの人が、一瞬に命を失くされる瞬間も見てきました。

そんなことも、私の死生観に影響しているかもと思います。

自分も含めて、死について食卓で明るく話せるような家族は、ものすごく健全だと書いている人もいらっしゃいます。
「死は、ご飯を食べたり、お風呂に入ったりという日常の出来事と、何にもかわらないんですよ」とも。

そうはいっても、なかなか其処までは至らないでしょうが、考えてみれば、生まれることも死ぬことも、同じレベルの出来事ですものねえ。。。

コメントを投稿

本の紹介・その他いろいろ」カテゴリの最新記事