エゴノキの花

裏藪のなかに一本のエゴノキがあります。
毎年、白い花をいっぱいにつけて楽しませてくれるのに、去年の秋に、突然ばっさりと枝を払われてしまいました。

周囲にウルシがあったので、子供がかぶれて苦情があり、管理者が周辺の木の枝を全部切ってしまったのです。
オオシマザクラも切られ、「桜切る馬鹿」の言葉通りに、今年はまったく咲きませんでした。

エゴノキも、この春は咲かないかな・・・と半ば諦めていたら、なんとつぼみが！　それを見つけたときはとてもうれしかったです。
それと共に、この木の持つ生命力に感動しました。

そして今、いつもの年よりはささやかですが、満開です。良い香りがして、マルハナバチなどが花粉を集めにやってきます。
この花の白さと形が大好きです。