恩田陸の新作は、「夢」をテーマにしたサスペンスです
近未来、自分が見た夢を映像として記録できる装置が開発されて、
他人がどんな夢を見ているのか、覗くことが可能になった世界の話です。
他人の夢を見て、精神医療の治療に役立てる仕事に就いている主人公が、
ある学校のひとクラスの児童が集団でパニックに陥った事件の謎を知るために、
その児童達の映像化された夢を見ます。
そこから、死んだはずの予知夢を見ることのできる女性が関係して来て・・・
確かに夢って、何なんでしょう?
古代では神のお告げのように考えられたりしましたし、
フロイトやユングの夢判断のように無意識の願望や
全人類の集合的無意識が反映されてたりするのでしょうか?
僕は、「睡眠中は感覚遮断に近い状態でありながら、
大脳皮質や辺縁系の活動水準が覚醒時にほぼ近い水準にあるために、
外的あるいは内的な刺激と関連する興奮によって
脳の記憶貯蔵庫から過去の記憶映像が再生されつつ、
記憶映像に合致する夢のストーリーをつくってゆく」
っていう説に納得してるんですが、どうなんでしょう?
この本では、ユングっぽい解釈で、小説としては面白い本でした。
しかし、オカルト的なことは全く信じていない僕には、
あまり怖さが伝わって来ませんでしたけどね
近未来、自分が見た夢を映像として記録できる装置が開発されて、
他人がどんな夢を見ているのか、覗くことが可能になった世界の話です。
他人の夢を見て、精神医療の治療に役立てる仕事に就いている主人公が、
ある学校のひとクラスの児童が集団でパニックに陥った事件の謎を知るために、
その児童達の映像化された夢を見ます。
そこから、死んだはずの予知夢を見ることのできる女性が関係して来て・・・
確かに夢って、何なんでしょう?
古代では神のお告げのように考えられたりしましたし、
フロイトやユングの夢判断のように無意識の願望や
全人類の集合的無意識が反映されてたりするのでしょうか?
僕は、「睡眠中は感覚遮断に近い状態でありながら、
大脳皮質や辺縁系の活動水準が覚醒時にほぼ近い水準にあるために、
外的あるいは内的な刺激と関連する興奮によって
脳の記憶貯蔵庫から過去の記憶映像が再生されつつ、
記憶映像に合致する夢のストーリーをつくってゆく」
っていう説に納得してるんですが、どうなんでしょう?
この本では、ユングっぽい解釈で、小説としては面白い本でした。
しかし、オカルト的なことは全く信じていない僕には、
あまり怖さが伝わって来ませんでしたけどね
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