行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2010年9月20日(月)の日記

2010年09月20日 | 日記

3連休の最終日は外房の御宿へ行く。各駅停車を乗り継いで午前11時半過ぎに着く。 

朝方はどうも雲が多かったが、御宿へ着いたときは晴れ間も出ていた。駅から街の中心部へ少し歩いたところで、振り返って駅のほうを写したのがこの写真。

御宿は9月初めから10月末まで伊勢えび祭りということで、今がその真っ最中。去年も今頃に来ている。去年、入ったかね八寿しに今年も入る。今年の6月初めにはあわびも食べに来た。

食べるのは去年食べて気に入った、伊勢えび祭りで特別価格の伊勢海老御膳。そして当然、昼呑みで行く。最初は生ビール。

特に一品料理を注文しなかったが、先付けに魚の佃煮が出てきた。

伊勢海老と野菜類の天ぷらがまず出てくる。

そして伊勢海老と地物のにぎり。上のほうが左からマダイ、スズキ、コショウダイ、ワラサ、カツオ。下が左から伊勢海老、蒸しアワビ、ハタ

伊勢海老の頭も一緒に出てきたが、味噌汁にするということで年配の板さんがあっという間に回収。

で、その伊勢海老頭の味噌汁、そして鬼殻焼きが出てきた。ビールを飲み終え、御宿の地酒-岩の井の純米無濾過生原酒を一合。

お酒は同じ岩の井の吟醸辛口をもう一合、飲む。

伊勢海老御膳を食べ終わったが、お酒がまだ残っていたので、にぎりを4種類1カンずつ。ひらめ、きんめ、地蛸、やりいか

ひらめやきんめを食べたためか、去年来たときよりもお代が1,000円ほど高くなった。

かね八を出たあと、海岸へ行く。月の砂漠記念館前の広場で伊勢海老の直売やバーベキューをやっている。

3連休最後の日は家でゆっくり過ごそうという人が多かったのか、そんなに混んではいなかった。

小さい川を橋で渡って砂浜のほうへ。

月の砂漠の記念像。

海にはサーファー。

観光客もそこそこいた。

しばらく砂浜でぶらぶらして、月の砂漠記念館のところで腰を下ろして一休みし、午後2時25分の各駅停車で帰る。御宿の滞在時間は3時間弱だったが、6月にあわびを食べに来たときは2時間弱だったから、今回は少しのんびりしていった。

初めて御宿に来たのは7年前にサイクリングで通ったときだが、海岸近くに高層のリゾートマンションが並んでいるのを見て、賑わっている観光地だと思った。

だけど、高層マンションが並ぶのは海岸から見て、写真に写った範囲だけ。これは、おそらくバブル景気の頃に建ったのではないかと思う。

御宿へ何度も来てみると、第一印象ほど繁華な観光地ではないようだ。むしろマイナーという印象になってきた。こんなことを言うと、伊勢えび祭りをやって観光客を呼び込もうとしている人たちに叱られそうだが。

マイナーというのは勝浦や鴨川などの大きな町と比較してという意味。御宿駅は御宿町の玄関口で、各駅停車しか泊まらない無人駅ではない。

でも、特急にも通過する列車があったりするし、Suica/PASMO用の改札機は簡易式で、小さい駅の部類に入る。

駅前も静かだし、観光客向けの飲食店やみやげ物店が軒を連ねる場所はない。食べ物屋は街の中にポツリポツリとある感じ。観光施設も月の砂漠記念館と、あとは駅近くの郷土資料館ぐらい。つまりはあまり観光地観光地していない。

それで、そうしたところが嫌いかというと、むしろ、気に入ってきた。上野のアメ横のような賑わいのある商店街のような場所は決して嫌いではないし、人が多く集まって賑わっている場所がないのは寂しいと思う。御宿のマイナー感はどちらかというと、自分だけが知っている隠れ家的な店という感覚に近い。かね八寿しも他の店もテレビで紹介されたことがあるということで、マイナーな店ではないのだが、あまり観光地っぽくない御宿のマイナーな雰囲気から、隠れ家的店においしいものを食べに行くかのような気分になれるのだ。

 

今日は関東全域、どうも大気の状態が不安定だったみたいで、ところどころで小さい雨雲が発生して狭い範囲で雨が降ったようだ。帰りの電車では酔いが回ってうとうととしていたが、目を覚ますと外は土砂降りだった。止まった駅の名前を見ると確か新茂原だった。その少し先、大網に着いたときはもう上がっていた。御宿にいたときに雨雲が来なかったのはさいわいだった。

昼呑みしたので晩飯は軽く食べる。セブンイレブンサラダうどんにする。

去年の5連休のようには休日が並ばなかったが、2日仕事をすれば秋分の日だから連休最後の日の夜だが気分的には楽。

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