行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2019年7月7日(日)の日記

2019年07月07日 | 日記

昨夜、飲酒しなかったこともあって今朝は早めに布団から出ることができた。

朝飯はコンビニのロールパンと豚しゃぶサラダ

実際、飲酒しなかった翌朝ででもなければ、朝から豚しゃぶサラダのようなものを食べる気にはならない。

家に籠もっていると運動不足になるので、朝から雨が続くがちょっと歩いてくる。昼前に家を出て、行徳駅前通りで行徳中央病院のところから妙典方面へ向かうバス通りに入る。

途中の中江川緑道。

今の季節の花で紫陽花が植わっていたら写そうと思っていたが、紫陽花はなかった。

道の反対側はふた掛けしていない中江川。

緑道のほうもだけど、植わっている樹木は桜。今年は地元の桜はどこを写そうかと考えていた時期に父親が死んだので、結局、桜は写しにいけなかった。それからもう3ヶ月。桜の木は葉がすっかり濃い緑になっている。

塩焼中央公園に来ると、グラウンドのまわりに紫陽花が植えられていた。

フェンス越しのグラウンドも、公園の遊具があるエリアも、雨と梅雨寒で人の姿はなかった。

新浜通りへ出て進むと3月に開通した妙典橋が見えてくる。

橋に差しかかるところの交差点で写真向かって左へ折れ、妙典中央通りで妙典駅へと向かう。

塩焼中央公園よりも手前、宝一丁目にラーメンショップがあるのでそこで昼飯にしようと考えていた。

ラーメンショップはかつて行徳駅前通りの日之出にもあって2012年の12月に一度だけ行っている。そちらはもう閉店してしまったが、久しぶりにラーメンショップで食べようと思い、ラーメンショップ宝へ行ってみる。だけど閉まっていた。

壁に営業時間を書いたものが貼ってあって、見ると日曜と月曜が休みということだ。

しかし、朝6時半から夕方4時半までやるラーメン屋は、他では見た覚えがない。

それで昼飯は妙典駅高架下の東秀で。

白あんかけチャーハンを食べる。

そして電車で行徳へ戻る。

 

家に帰り、この週末に見るつもりで買ったブルーレイ版の映画3本のうち、残り1本の「オブリビオン」を見る。

昨日見た2本と同じく、登場するメカ類が男子の気持ちを刺激する魅力的なもの。今回はメカと言っても、劇中で「タワー」と呼称される小さい基地のような建造物。

他のSF作品(イギリスの「サンダーバード」と同じ製作会社が作った「キャプテンスカーレット」とか)に登場するような空中に浮かぶ基地ではない。一見「そんな細いので大丈夫?」と思ってしまうような地上からの支柱に乗っている建造物。

そしてタワーから発信するパトロール機。トンボを思わせる形態。

ただし、この「オブリビオン」を自分が気に入ったのはそれだけではない。もうひとつは思春期男子の気持ちを呼び覚ます部分があるからだ。

タワーで任務に就くのは男女のコンビ。実は地球を侵略した宇宙人(というより完全自動の侵略マシン)に作られたクローン人間。オリジナルからの記憶は消去はされていないが封印された状態で複製されている。そして、偽の記憶を植え付けられて、自分たちは荒廃した地球を監視する任務に就いていると思わされている。

という、ストーリーはともかく、魅力的なメカ類に囲まれた施設で、しかもパートナーの美しい女性と2人で過ごすというシチュエーションが、思春期まっただ中の頃、自分が夢想した物語に近い、というかその夢想の物語を映像にしたかのようなものだった。それがこの「オブリビオン」を気に入った大きな理由。

男女のコンビで男のほうはジャック。パトロール機で出動する任務に就いているが、パイロットスーツでもありバトルスーツでもあるユニフォームを着用している。

一方、女のほうはヴィクトリア・・愛称:ヴィカだが、通信士官でタワーの司令室のオペレーションパネルの前にいる。

このパネルがタッチスクリーン式のものだが、こういうのも自分で操作したくなるような気持ちにさせるメカ。

それはそうと、ヴィカの衣装はスタートレックの女性士官やウルトラシリーズなどの女性隊員が着るユニフォームではなく、ノースリーブのワンピース。しかも靴はピンヒールのパンプス。

どう見ても、ふつうに会社にいるOLの夏のスタイルにしか見えない。

SF作品でこういう衣装の女性が登場するというのは意表を突かれる感じ。だけど、妙なことだが、魅力的なメカに囲まれた空間に、ふつうのOLふうの女性がいるという映像が、なんとも言えず気に入ってしまった。

タワーでのジャックとヴィカの場面。

高空にあるのに大きな透明バスタブみたいな形のプールまであったりする。

任務を行う基地でありながら、別荘的でもある。

しかし、自分が思春期の時期に夢想した、魅力的なメカに囲まれた場所で、パートナーの美しい女性と2人で過ごす物語は、このタワーのような場所が舞台になるものではなかった。その舞台というのは宇宙船。

ちょうど14歳か15歳の頃に、スタートレックと宇宙戦艦ヤマトを見た。スタートレックは最初のシリーズのものだが、当時、日本では「宇宙大作戦」のタイトルで放映されていた。自分が見たときは米国で作られてから10年近い時期で、日本のテレビ(当時、大阪にいたから関西の局だが)では深夜時間の再放送だった。

宇宙戦艦ヤマトは初回放映(日曜日の午後7時半からだった)は見ていなくて、裏でやっていた特撮作品の「猿の軍団」というのを見ていた。ヤマトを初めて見たのは初回放映の翌年の再放送。その時代(1960年代から80年代ごろ)は、民放局の夕方5時台、局によっては6時半まではアニメに特撮、スポ根ものetc.の子供~10代向けの30分番組を再放送する時間帯だった。

スタートレックと宇宙戦艦ヤマトのどちらも宇宙を旅する物語だ。そういうのを見てしまったので、その頃の思春期ただ中の自分が夢見た、パートナーの美しい女性と2人で過ごす、魅力的なメカに囲まれた場所というのは宇宙船だった。

宇宙船といっても、スタートレックのエンタープライズや宇宙戦艦ヤマトのような大きなものではない。スタートレックでいうとシャトル機のイメージ。スタートレックのシャトルは(後に作られた24世紀が舞台の新しいシリーズのほうが多く登場するが)、ワープエンジンを積んでいて恒星間を飛ぶことが可能なもの。大きさにもバリエーションがある。長旅にも使え、居住設備も備えたものなら中~大のサイズのものになるだろう。イメージ的には「オブリビオン」のタワーぐらいの建造物を宇宙船にしたようなものだ。

タワーのような施設で一箇所にとどまるか、小型宇宙船で場所を変えていくかの違いは、実はたいして問題ではない。男子が好むメカ類に囲まれた場所であるということと、そしてもうひとつは男子が思春期のときに強まる美しい女性と2人で過ごしたいという欲求が満たされるかということが問題だ。

「オブリビオン」はン十年前の自分が思春期男子だったときに夢想した物語を見せてくれた、というか見せてしまった。そのためか、「オブリビオン」のヒロインはヴィカではなく、実は(クローンの元の)ジャックの妻であるジュリアなのだが...

どうしてもヴィカのほうがヒロインだと思って見てしまうようになってしまった。

 

なお、映画「オブリビオン」をケーブルテレビで初めて見たとき、「オブリビオン」とはどういう意味の言葉か調べると「忘却」。宇宙人によって封印された記憶を取り戻して行くことが、物語の鍵になっていることから、そうしたタイトルになったようだ。

「忘却」という意味なので、いろいろな作品のタイトルに使われているらしく、ジャズライブのHot Houseで聞いた「オブリビオン」という楽曲もその一つ。その曲が気に入ったので、この前、動画撮影させてもらい、YouTubeに上げた。

タイトルは「オブリビオン」だが、この曲がSF映画「オブリビオン」で流れるわけではない。

 

さて、ブルーレイ版で欲しかった映画を3本とも見終わった。すると、もう晩飯の時間。昨夜はコンビニのだったし、まだ雨は降っているが食べに出る。

行徳駅前通り沿いにあるらあめん花月嵐へ行く。

嵐げんこつチャーシューメンを食べる。味噌味が好きだけど、ときどきはオーソドックスな醤油味も食べたいので、今日は醤油味

 

まだ雨は続くようで鬱陶しいけど、また明日から仕事。