行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2013年1月5日(土)の日記

2013年01月05日 | 日記

今日は地元での初詣に行く。 

相之川の日枝神社。

右のほうに見える神輿蔵は、三が日ならシャッターを上げてガラス越しに神輿を見ることができるようにしていたのではないかと思う。でも、今日は社務所も含めて境内に人の姿はほとんどなく、神輿蔵のシャッターも閉ざされていた。

旧道を歩いて香取一丁目の香取神社へ。

バイパスを渡って、湊新田の胡録神社。

その足で行徳駅前へ行き、メイプルで昼飯。

セットで1,000円のお得メニューから、チーズハンバーグカレー+サラダのセット

行徳駅から電車で葛西へ行き、いつもの床屋で散髪をしてくる。

 

この週末は家呑み。年末に西友へ行ったら、上善如水の300ml瓶が売っていたので買っておいた。それと、缶ビール350mlはキリンのクラシックラガー。

上善如水は1994年ごろに自分がはまったお酒。世間でもその頃、ブームだったようだ。なかなか飽きが来なかったが、やっぱり1年程度経つと飽きてきた。でも、3、4年に一度ぐらいは飲みたくなる。そして、懐かしい味を味わう。

つまみは自分の家呑みのときの定番で笹かまやチーズの海苔手巻き

飲み食いしながら、録画した映画を見る。

1982年公開の映画「幻の湖」。

東宝創立50周年の記念作品として、かなりの費用を掛けて作られたらしいが、あまりの不入りに1週間かそこらで公開打ち切りになったという大コケのほうで有名な映画。それで、どんな映画だったのか1度見て見たいと思っていた。公開の頃は自分は大学生だったが、そんな映画があったことも知らなかった。

ヒロインの南條玲子。ヘアスタイルといい、膝下丈のスカートといいある意味、懐かしい女性のファッション。相手役の長谷川初範は1980年の「ウルトラマン80」で隊員をやりながら中学教師もやっている主人公・矢的先生のままの印象。

南條玲子が琵琶湖畔で出会った、笛を奏でる男が隆大介。

隆大介はNASAに勤務する宇宙パイロットだが、先祖は戦国時代に浅井長政に使えた武士(隆大介・二役)で、その妻がお市の方の侍女・みつ(星野知子)。

南條玲子が愛犬を殺した男を包丁でブスッと突き刺すと、

突然、スペースシャトル打ち上げの場面になる。

飛んでいくスペースシャトル。ここはいかにも東宝の特撮らしい場面。

そして、船外に出た隆大介が、

静止軌道上の琵琶湖の真上にご先祖様から伝わってきた笛を置く。

作者が古い時代からの人間の情念が、現代、そして未来へも続くという壮大な物語を作ろうとしたことはわかる。でも、見ていると2時間ドラマのサスペンスものがずっと続いて、終わり近くなって取って付けたように、時代劇+SFふうの味つけをしたというふうにしか見えない。もし、公開当時に見ていても、そのように感じただろう。それまででも、最初の「スタートレック」のテレビシリーズや、NHK少年ドラマシリーズのSFものなど、取って付けたようでなく、過去や未来の時代との関わりが、きちんと物語に組み込まれているものを見てきたのだから。

それにヒロインがトルコ嬢(これもとっくに死語)だというのは、時代劇で遊女を主人公にするようなものなのだろうが、1980年代初め頃の感覚とでもずれていたとしか思えない。