行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2012年8月27日(月)の日記

2012年08月27日 | 日記

朝から難波のTOHOシネマズへ映画を見に行く。

朝の10時過ぎはまだ空いていた。一部の小中学校で今日から新学期が始まったとニュースで言っていたし、そうでない小中学生も宿題を片付けるのに忙しいから夏休み中でも映画を見に行く時間などないのかと思った。ところが、見終わって昼過ぎに出てきたらロビーはけっこう混雑していた。

見た映画は「プロメテウス」。

「エイリアン」と同じ監督の作品で、「エイリアン」の前史という内容。自分が受けた印象は、アーサー・C・クラークの小説「3001年終局への旅」を読んだときに得たものに近い。映画のほうも有名な「2001年宇宙の旅」で、人類を類人猿から進化させたブラックモノリスを作った者たちはまるで神のような印象を与えるが、「3001年~」では決してそのような善意に満ちたものではないと描かれている。「プロメテウス」での人類を造り出したものたちも、そうした存在として描かれていた。

それから、「エイリアン」と同じように主人公は強くたくましい女性。これは監督の趣味か。

今回、3D版で見たが、2010年ぐらいの3D作品にくらべて進化が見られた。手間にいる人物、手前にあるものが2年ぐらい前の作品だと”板状”に見えたが、ちゃんと奥行きのある立体物に見えるようになっていた。

 

映画のあとは、大阪へ来たのだから串カツ屋へ行って昼呑みしていく。ミナミの繁華街を歩くが、どうもこれという店が見つからない。結局、千日前通りの地下街・・なんばウォーク(昔の虹の街地下街)へ降りて、日本橋交差点近くの鳥の巣という店に入る。

去年の夏休みのときのこの日記に、ミナミで映画を見たあとに入るにはいいかも知れない店と書いていた。ほかによさそうなところもないので、入ることにした。

大きな地下街にあるような店だと、観光客向けにセットメニューなどいろいろと用意しているのではないかと思ったら、そういうのがない。
ソースは二度付け禁止という旨の張り紙は何箇所かあった。

串カツのお品書き。すべてアラカルトで注文する。ほかは一品料理が多数。

最初は中生。

まず数種類の串カツを注文。

ビールのあとは芋焼酎。一合徳利で出してくれる。それをロックで飲む。串カツはまた数種類注文。お品書きの9割ぐらいは食べた。

芋焼酎のあとは麦焼酎。串カツもけっこう食べたから、閉めはモロキュー

追加注文してもお皿を取り替えることはしないし、芋焼酎から麦焼酎に変えても同じ徳利で出してくるなど、変に気取ったところのない大阪らしい店。今日の昼間の客席係はおばちゃんが一人。このおばちゃんがまた、いかにも大阪のおばちゃんらしい人。道頓堀周辺などのよそから大阪へ来た観光客を意識した店より、こういうところのほうが入るにはいい。

串カツ屋を出たあとはなんばウォークを反対側まで歩き、また日本橋まで戻ってきて、地下鉄堺筋線で天下茶屋へ。南海電鉄に乗り換えて帰ろうかと思ったが、天下茶屋の町も少しぶらぶらと歩いてみることにする。考えてみれば、天下茶屋で降りたことは、昔、大阪にいたときも含めて一度もなかった。

アーケードの商店街。

アーケードから少し離れたところ。

再び商店街を抜けると、

阪堺電軌の停留所があった。

北天下茶屋電停。

ここから電車に乗って堺まで帰る。