行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2006年9月1日(金)の日記

2006年09月01日 | 日記

大阪は夜中から午前中にかけて雨だった。そして、気温が下がって午前中は信州の高原にいるような状態。昨日の夜は、体が疲れていたけど、旅行で気分がハイになっているので疲れは感じなかったが、今日は疲れが出て午前中はベッドに寝転んでだらだらと過ごす。

午後からは天気が回復して暑い陽射し。じっとしているのも何なので、カメラを持って出かける。堺市の旧市街へ行ってぶらぶらと歩き、途中でチンチン電車の阪堺線に乗る。

ずっと乗っていると、やがて大和川を渡り大阪市内へ。住吉大社の前で降りる。

住吉大社へ行く前に住吉の街を歩いてみる。10年かもうちょっと前、正月に住吉の裏通りを歩いたら昔からやっているような洋食屋があったのを覚えている。どんな店か確かめたくなった。写真が電車道から脇へ入った小路。ここに2件、洋食屋を発見。

だけど、どちらの店も店頭にテレビ(関西ローカルの番組らしいが)で紹介されたことを写真入りで店頭に掲げていたり、芸能人のサイン色紙をショーケースに出していたりと、かなり有名な店のようだ。かつて見たときの印象にあるような隠れた名店ではないらしい。まあ、住吉大社の門前町という場所ならどうしても人目に付くし、そうなるのもしょうがないのかもしれないが。

あらためて電車道を渡って住吉大社へお参り。次の写真が参道正面。信号のあるところの道にさっき乗ってきたチンチン電車が通っている。

参道を正面から入ると池を太鼓橋で渡る。初詣の時期にはこの橋は境内へ入るほうの一方通行になる。しかし、上りはじめと下りぎわが急傾斜なので、そうした時期には小さい子供やお年寄りは迂回したほうがよいだろう。

境内を奥へ進むと、4つのお宮が現れる。住吉大社には第一本宮から第四本宮までがある。写真で正面に写っているのが第三本宮。その右隣が第四本宮。第三本宮の奥が第二本宮で、そのさらに奥にあるのが第一本宮。

本来のお参りのやり方は数の並びで第一からなのかも知れないが、今回は第四から三、二、一と降順にお参りしてきた。

そのあと住吉大社の裏側、すなわち東側に出て街をぶらぶらと歩く。こちらの方が、大阪の下町の日常の風景という印象。写真で奥に見える樹木が住吉大社の鎮守の森である。

住吉大社の東側にも別の電車の駅があるので、正月にはこの道も初詣客で賑わうが、今は静かに時間が流れている。住吉大社のような大きな神社は初詣の混雑するときにしか来ないから、そういうときの印象しか残らないのだが、夏休みのときなど平日に来ると本来の姿が分かって、それもなかなか面白いものだ。

親の家にいても退屈だが、もうひとつやることがある。親はパソコンを使っても、デジカメ画像のデータをDVDにバックアップするとかできないから、それをやってあげなくてはならない。それに、ハードディスクにフォルダを作ってそこにSDメモリーカードから画像を保存するやり方もなかなか覚えられないので、それも教えなくてはならない。キーボードから文字を叩くしかなかった昔のパソコンと比べたらわかりやすくなっているとはいえ、年寄りにはやはりまだ難しい機械なのだ。