明日の用意の前に片付けですよ。
片付けながら「これをネットに出そう」とか考えてたら全然進まない訳です(笑)
で、紹介しますのは最近仕入れました「レッツ商会」の商館時計両蓋です。
本体ケースは当然銀ですけど、大振りの蓋付きは珍しい。
そもそも商館時計って時々入るんですけど、まぁまず無銘かシュミット社のものが多いですね。
あとケースのマークで判るんですけど当時服部が独自で輸入した無銘銀懐中とか
少し小ぶりなヤツとか。
人気の「コロン商会」もぼちぼち見かけます。
「コロン」懐中を腕時計に例えると「オメガ」みたいなもんですね。
数がそこそこあって、機械も良い、そして人気もあると。
さてここ1年以上「レッツ商会」は入ってなかった記憶がございますが、
先月某競り市場にて50ミリほどのレッツと古い象牙の饅頭根付を
同時に振られたので強引に落札し入手しました。
修理が上がってきたと思ったら先週の富岡で即売、その後かぶりで今回のレッツです。
なかなか出ないものがひょっこり出るとなぜかすぐに2個続くという
これが「2個目の法則」でございます。
あまりに遭遇し過ぎて「2個目の法則」も最近はなんとも思わなくなりました。
で、今回の方がずっと上級でしょう。大きさは58ミリと大振りです。
針合わせはダボ押しじゃなくて剣引き(レバーセット)、裏が2重蓋なので商館時計特有の
薄ガラスになっていません。
蓋が首にまでかかったデザインになってまして、経験上「首かかり」はまず上級モデルです。
機械は18石、勾玉緩急針でバイメタル切りテンプ、白い新素材のヒゲゼンマイになっています。
かなり上級機だと思いますね。
これでウルフティースだったら・・・・シビれたんですけど(笑)。
今までウルフティースの商館時計には一度も遭遇した事がないモキタスです。