里の家ファーム

すべて無農薬・無化学肥料、不耕起栽培の甘いミニトマトがメインです。完熟したミニトマトから作る無添加ジュースは逸品です。

身近にある「書店」を潰さないでほしい。

2019年08月30日 | 社会・経済

 今日は札幌まで行ってきました。何とか今日中の更新ができそうで、ホッとしています。

 農業を始める前、私は札幌の本屋で店員として働いていた。その店も今年ついに潰れてしまった。わたしもAmazonを利用したことはない。身近な書店を潰したくないからだ。以下の文書、「どうかな?」と思うところもありますが、「脱Amazon」てことで掲載させていただいた。わたしが働いていたころは、まだ店員も多く、それぞれのジャンルにいたので、その人と友達になれば、お互いの情報交換もできていたのだが、最近では「店員」はレジにしかいない、在庫はPCで調べる。そんな時代になってしまった。



脱Amazon。近所の本屋を自分好みにカスタマイズし閉店させぬ方法

  MAG2NEWS2019.08.21

 by くられこ

 自宅にいながらにして、あるいは思いついたその時に、ネットで読みたい本を注文できるこのご時世にあって、リアル書店から足が遠のいているという方も少なくないようです。しかし、あえて「本屋さんで取り寄せている」というのは、現役科学者のくられさん。くられさんは自身の無料メルマガ『アリエナイ科学メルマ』に、書店を利用することのメリットを記しています。

書店注文をしよう!

みなさん本屋さんには行くでしょうか?行きつけの本屋さんはあるでしょうか?

よく、目当ての本が無い!なので、Amazonや楽天、ヨドバシなどの通販でポチるかー…、なんて話はよくありますね。それは本でなくても通販はとにかく品を探すには圧倒的に強いので、本当に便利です。自分もよく通販は利用します。漫画や本もよくポチります。

じゃあ、本屋さんに行く必要なんて無いじゃん、全部ポチれば終わりじゃん!

ぶっちゃけその通りです。

しかし、商業誌というのは同人誌とちがって唯一に近いアドバンテージが1つあります。全国どこの書店でも、在庫さえあれば送料無料で取り寄せができる!という点です。

そんなん送料無料で送ってくれるオンライン店もいっぱいあるし、どうでもよくね?と思うかもしれませんが、さにあらず。

まず書店取り置きをしてもらうと、場合によってはオンライン書店で頼むより早く来ます。特にマニアックな本とかは出版社が倉庫においている場合が大半で、それをオンライン書店が取り寄せて、それをさらに送るという形になるので注文してから届くまで無駄なラグがあるわけです。書店注文だと直行であることが多々あります。

また、同類の本を書店注文していると関連図書が入荷されやすくなります。これも簡単な理由で、この本注文する人多いな…じゃあ関連もとりあえず入れてみるか…みたいな感じです。

言わば、自分の近くの書店を「推し本」だらけにすることも、ぜんぜん可能な訳です。

またマニアックな雑誌も何度も取り寄せていると、そのうち普通に棚に並ぶようになります。実際、自分の最寄りの書店は、クソマニアックな学会誌を毎度取り寄せるのでなぜか置いています(笑)。

しかもなぜか売れてるようで、この前平置きにグレードアップしていました。漫画も推し作品を取り寄せていると、新刊が入るときにドカっと入荷されるようになります。

そしてなにより書店というのは、お?という一期一会の場でもあるので、オンラインでポチポチしてるだけでは絶対に出会わない本に出会えるという点が大きいのです。関連書という形で自分の興味を掘り下げることができるというのは大きいです。

自分はDr.STONEの監修開始時に、科学史に関する本を棚一段買いました。けっこうすごい金額になりましたが、それらをザーっと読み込んで、その上でどんな要望があってもそれなりに答えられるようになったわけで、あのザックリ勉強がなければ、資料不足で初手から詰んでいたかもしれません。

ちなみにネットにある情報、wikiなどをみると情報は膨大なようですが、情報の量としては日本語ベースだと専門書の足下にも及びません。その膨大さ…に気がつくまでにどれくらい時間を使うのか…というのがある意味情報化社会の泳ぎ方かもしれません。

そういうわけで、話がそれましたが本を書店注文するのはオススメなのです。

本の注文自体は簡単で、大半の書店のレジとかカスタマーセンターで、「本のタイトル」と「出版社」が分かっていれば問題なく注文可能です。

その場でスマホでAmazonの画面をだして「コレ!」とやっても良いと思います。Amazonで絶版の本でも書店注文するときに「ヤレ本でもいいので」と言うとちょっと痛んでいるけどまさかのラスト在庫が手に入ったりします。自分はけっこうコレでプレミア本を手に入れてます。

商業誌は「流通」というものもセットの商品なので、そこからみると本という世界がまた別の角度に広がってきます。

ちなみに書店の売り上げというのは雑誌が大半で、雑誌が現在、大半売れない時代で、書店の売り上げも同様に低迷しています。最新情報を紙に印刷して売るというラグはもう無意味な時代で即応性が求められる情報はネットニュースへと移行しました。それに伴って雑誌は衰退の一途です。

別にこれは言うほどの大問題だと自分は思ってません。

紙の本…はこれからどうなるのでしょうか?今や漫画の半分の売り上げがデジタルとさえ言われているこのご時世。

アメリカではデジタルブックの普及の高さもあいまって、紙の書店はどんどん閉店していっています…が、紙の本自体は、あまり数は減っていません。特に専門書や腰を据えて読む本などは、デジタルとはそもそも相性が悪い問題もあるので、紙の本は当分の間は、デジタルに相性の良いコンテンツとアナログ(紙)のほうが相性の良いコンテンツで棲み分けがされていくでしょう。しかし買う人が減ればそれだけ需要なしと見込まれて世に出る本が消えるのもまた事実です。

何か気になって勉強したいものがあったら、可能な限りまだ新品があるなら、そちらを買って、その文化が絶えないような応援が必要な時代でもあると思います。

 

くられこの著者の記事一覧 

 シリーズ15万部以上の不謹慎理系書「アリエナイ理科ノ教科書」著者。別名義で「本当にコワい? 食べものの正体」「薬局で買うべき薬、買ってはいけない薬 」などを上梓。学術誌から成人誌面という極めて広い媒体で連載多数。

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