里の家ファーム

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“悪徳”葬儀社の裏側!

2019年08月24日 | 社会・経済

 ネット系、互助会系それぞれの特徴

 

AERAdot  2019/08/19 

 誰もが一度は付き合うことになる葬儀屋。しかし、なんだか近寄り難い雰囲気もある。中には法外な料金を吹っ掛けるあくどい葬儀屋もあるという。格安葬儀の落とし穴は? 病院との癒着は? お寺との関係は? ジャーナリストの田茂井治氏が絶対匿名を条件に、HPやお寺を介して葬儀を請け負うネット葬儀社のA氏、業界歴20~30年のベテランスタッフ数人で、社葬などの大規模な葬儀も請け負うB氏、互助会系を経て独立したC氏ら葬儀屋社長3人から聞いた。

*  *  *

──割安な葬儀を仲介する“ネット葬儀社”が増えていますが、その影響は?

A:低価格化が加速しましたね。10年前と比べて、半額程度で同じ規模の葬儀ができるようになりました。

B:規模も小さくなりました。参列者が50人に満たない家族葬が主流になり、火葬だけ行う火葬式や告別式だけの一日葬がここ10年で急激に増えました。

A:エンディングノートの影響もあると感じています。ノートを残される方の大半が「家族だけの葬儀を希望する」と書くので。

C:あくどい葬儀屋も増えたと思いません? ネット葬儀社の影響で、「とにかく安くすれば客が取れる」と考えて、無茶苦茶な料金を提示する葬儀屋が目につく。私の地元の、ある葬儀屋はHPで「家族葬26万円~」とうたっている。

B:異常に安いですね。小さなお葬式、イオン、よりそうのネット葬儀社大手で50万円程度なのに。

C:そのプランを見ると、祭壇と棺、骨壺、白木の位牌、枕飾りなど、葬儀に必要なものはセットでついているように見えるんですけど、別途費用に車両費、遺影写真、ドライアイス、料理、返礼品、お布施と記載されているんです。お客さんはご存じないかもしれませんが、料理・返礼品・お布施はネット葬儀でもどこの葬儀屋に頼んでも別料金。参列者の人数で変わるし、お寺によってお布施はまちまちですから。この三つはいいんです。でも、車両費が別料金なのはありえない。病院で亡くなられたら、葬儀屋がご遺体を病院から安置所に運び、葬儀の日に合わせて安置所から葬儀場へ運び、さらに葬儀場から火葬場へ運ぶもの。平均して2~3運行は発生するのに、病院から自宅までご遺体を運んでもらって、さあ葬儀プランを考えようという段階ですでに別料金が発生しているわけです。

A:ドライアイスと遺影写真がついてないのもひどい。亡くなった当日に葬儀を挙げられるわけがないので、2~3日分のドライアイスがついているのが一般的。遺影写真も火葬式ならなくても構わないかもしれないけど、家族葬なら必要。葬儀までの2、3日の間に写真を選んで、加工して、写真屋を探して、四つ切りサイズの写真を用意できる遺族はそうそういない。ドライアイスが1日1万円、遺影写真が2万~3万円だとすると、これだけで4万~6万円上乗せされる。

C:実はもっとヤバイ葬儀屋を最近、見つけました。そこは「家族葬18万円~」なんです(苦笑)。車両費が1運行分ついているんですが、遺影写真は別料金。一番ヤバイのは祭壇です。最安プランについている花祭壇は、「シルクフラワー」とカッコ書きで記載されている。要は、造花。「シルクフラワー」と言われたら、そういう品種の花なのかなって思っちゃうじゃないですか。造花だから、祭壇に使われた花を切って棺に入れることができないことに葬儀当日になって気づくでしょう。

A:一部の互助会系の葬儀屋もあくどい。会費の積み立て分の範囲内で葬儀をやられてしまうと、営業マンの成績にならないから、2日後に火葬される場合でも「エンバーミングしたほうが奇麗になりますよ」と30万円上乗せしようとするのは常套手段。

C:最近、大手互助会系葬儀屋でヒドい光景を目にしたんですよ。証拠写真も撮っておきました。喪主さんはその互助会と料金面で折り合いがつかず、ネット葬儀社を介して私のところに依頼されたので、私が互助会の安置所にご遺体を引き取りに行ったんです。その、ご遺体の安置の仕方がヒドすぎた。業者用の搬入口の通路に長机を置いて、その上に布でくるんだ遺体を載せていたんです。隣にはビール瓶の空き箱が積み上がっていました。さらに、遺体の腹部にブロック大のドライアイスがドンッと載せられているだけ。

B:これはヒドい……。ドライアイス焼けしないように、まんべんなく敷き詰めるのが常識なのに。

──お寺や病院などとの関係に変化はありますか?

C:格安葬儀に対して不満は持っているでしょうね。

B:何度か住職から怒られたことがあります。喪主さんからの依頼を受けて火葬式をやったときに、「控室はどこだ!?」「3分でお経だと!?」「飲み物も出ないのか!?」と。事前に、喪主さんに火葬式は10分程度、面会して炉前でお経をあげてもらうのは3分だけと伝えても、喪主さんが菩提寺さんに伝えきれないことがあるんですよ。「火葬だけで故人を送っていいのか?」と詰められるみたいで。結局、その方は3分の読経だけで30万円のお布施を払わされ、住職の圧力に負けたのか、後日、お寺で告別式を開いたとか。

A:知り合いの住職は完全な銭ゲバ坊主。大手の互助会系葬儀屋を何社も集めて、「檀家を紹介してやろうか?」と話をしたらしいんです。でも、要求するバックマージンが高すぎて折り合いがつかず、ウチに話が流れてきたんです。一般葬が大半なので単価は高いのですが、ウチは数十%のマージンを取られています。

B:それはかなり取られてますね。ネット葬儀の手数料が高くて2割ですし。

A:さらに、聞いたら花屋や料理屋からも数十%のマージンを取ってたんですよ。

B:葬儀屋をカモにするような病院は減ったんじゃないですかね?

A:理事長や院長と会っても、意識的にお金の話をしないようにしている印象がありますね。葬儀屋との癒着が疑われるのを、警戒する病院が増えた。

C:でも、5年前に神奈川県の某市に私立大学系の病院が開業したときには、大手互助会系の葬儀屋が1億円積んで、出入り業者になったと聞きました。民間の病院では「エレベーターを設置したいから1千万円寄付して」と葬儀屋にタカるところがある、という話は今でもよく耳にします。

A:病院の出入り業者になったら、ある程度の出費は覚悟せざるをえませんよね。いつ患者が亡くなっても動けるように、24時間態勢で2人の担当者を病院近くに確保した待機所につけておかないといけないから、固定費で月に100万円は発生する。患者が亡くなったら20~30分で病室に駆け付けて、霊安室に運ばなくちゃいけない。

B:その固定費を回収しなければならないからか、出入り業者には悪質な葬儀屋が多い印象があります。喪主さんから葬儀の依頼を受けて、病院までご遺体を引き取りに行ったら、出入り業者から「今、喪主と葬儀について話し合っているところだから帰れ!」と追い返されそうになることは多い。遺体が腐食するまで、引き取らせてもらえなかったこともあります。お父さんが亡くなられたあとに「あまり変な葬儀社を使うと、お母さんの入院に支障が出るかもしれませんよ」と脅されるケースもあると聞きました。

※週刊朝日  2019年8月16日‐23日合併号より抜粋


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