里の家ファーム

無農薬・無化学肥料・不耕起の甘いミニトマトがメインです。
園地を開放しております。
自然の中に身を置いてみませんか?

2012、大晦日。

2012年12月31日 | 日記・エッセイ・コラム

 今年も過ぎ去ろうとしています。震災から1年と10ヶ月、学ぶべきものを学んだのだろうか。忘れてはならないことを堅持しているだろうか。今年を振り返ってみた。
 とりわけ、天候に翻弄された年でした。
記録的な大雪だったにもかかわらず、春の訪れは早く、あっという間に雪は消えしまった。桜の開花日=
満開。短く感じた春。春の農作業が追いつかない。そして暑い夏、長い夏。作物は順調に育ち、良いものがたくさん採れた。いつまでも採れた。やはり秋も短く感じた。長雨でジャガイモ掘りもできず、やむなく濡れた土を掘り起こした。いい芋だった。初雪=初積雪=根雪。秋の農作業が追いつかない。庭木の雪囲い、家の窓の覆いができなかった。今年12月は記録的な大雪。既に150cmほど積もり、ハウスの直管パイプを埋めてしまった。
 地球温暖化対策、もう待ったなしの対応が必要であるのだが財界筋、政府筋にはその重要性がわからないらしい。分かっているけど鼻の先にぶら下がるニンジンの誘惑には勝てないようだ。注目されたCop18、日本は今年も2回目となる「名誉ある」化石賞をいただいています。北極の海水面積が過去最少を記録し、北欧などから北極海を航路とした日本への新ルートが出来上がってしまったようだ。輸送コストが下がると喜ぶ財界人。地球温暖化は私たちが思っているより急速に進んでいます。それは人類の生存がかかった重大かつ緊急な課題です。日本政府は2020年までに温室効果ガスの25%削減目標を放棄すべきではありません。
 私たちの心の中を、財布の中を温めて欲しいものです。
 もう一つは選挙に翻弄されてしまいました。40%の得票=20%の対有権者比得票で8割の議席を占めてしまった自公路線が目指すもの、それは議員の2/3以上が必要な現憲法の破棄への道です。こんな馬鹿げた結果を生む、大量の死票を生む、小選挙区選挙制度は改めるべきです。
 今年も皆さんに支えられてきました。ありがとうございます。
来年もまたよろしくお願いいたします。
 よいお年をお迎えください。