余桃之罪、もしくは電光朝露

関西フィル、日本センチュリー、京都市交響楽団、大阪フィルの定期会員です。アイドルやら声優やら。妄想8割、信憑性皆無。

大阪センチュリー交響楽団 第128回定期演奏会

2008年02月21日 | 大阪センチュリー交響楽団
08.2.21(木)19:00 ザ・シンフォニーホール
大阪センチュリー交響楽団 第128回定期演奏会
指揮/小泉和裕
ヴァイオリン・コンマス/川崎洋介
チェロ/ウォルフラム・ケッセル
ピアノ/ヴァディム・セレブリャーニー
曲目:
ベートーヴェン:ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲op.56
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 op.68

いずみでやってる関フィルのザ・グレートも聞きたかったが、ブラチク最終回とあっては欠席するわけにもいかん。
メインが名曲とあって9割近い客入り。

ベートーヴェン。
よく録音物でブラームスの二重協奏曲とカップリングされてたりするこの曲だけど、正直に言うとよく分からん。今回の演奏、気心の知れた仲間を引き連れて心地よい旋律の花が咲き乱れてそれはそれは愉しい時間だったが休憩時間にはさっぱり忘れてた。少なくとも嫌いにはならなかった、ということで良しとしよう。

休憩挟んでブラームス。尻上がりに良くなってきたブラチクですし、1番なんてのはどこのオケでもやれる基本レパートリーですから、これがダメだったとなったら小泉&センチュリーは終わりだと。しかもこれを東京でもやるわけでもありまして・・・。
若干臨時増員した編成、開始からブラームスに欲しい肉厚の響きでいいではありませんか。フレーズの切り上げが少し早くて余韻が足りないのは小泉さんのダンディズムなので仕方ない。ほんとはね、もうちょっと持たせてくれると後ろ髪惹かれるような憂鬱が出ていいんでしょうけども。しかしブラ3に比べて金管の反応は良くなりました。ビルダーとしての小泉さんを見た気持ち。

盛大なブラボーも飛んで(曲が曲だから仕方ないか)、東京公演の壮行会としてもブラチク最終回としても良い演奏会でした。
カーテンコールで長山さんに小泉さんが会釈してたのは、首席フルート募集をしてるところからして卒団ですかね。

次は来月1日。

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