余桃之罪、もしくは電光朝露

関西フィル、日本センチュリー、京都市交響楽団、大阪フィルの定期会員です。アイドルやら声優やら。妄想8割、信憑性皆無。

大阪センチュリー交響楽団 第127回定期演奏会

2007年12月14日 | 大阪センチュリー交響楽団
07.12.14(金)19:00 ザ・シンフォニーホール
大阪センチュリー交響楽団 第127回定期演奏会
指揮/沼尻竜典
チェロ/趙 静
コンミス/四方恭子
曲目:
ドヴォルザーク/チェロ協奏曲イ長調
メンデルスゾーン/交響曲第5番ニ短調op.107「宗教改革」

センチュリーさんの次期首席客演指揮者に着任予定の沼尻さん。プレ公演的な意味でも大変楽しみでした。
8割強は入っている。毎回関西テレビのカメラが入るようになったらしい。放送予定はBSフジとCS京都チャンネルだそうです。

ドヴォルザーク。去年京響の大阪公演で同曲をやって個人的には大変好印象だった趙さん。
1年を経てさらに聴き応えのある内容を携えて参りました。美しい音でひとつひとつの旋律をしっかり歌い抜く感じ、スケールも大きくなった気がする。伴奏がまた良い。ソロを支えるところでも弱くならず、盛り上げるところは見た目にも派手に盛り上がる指揮者。管楽器に幾つか明らかなミスはあったけども、音楽にはさして傷にもならずと・・・。

休憩挟んでメンデルスゾーン。
5番といいつつ1番の後に書かれたもので、有名な3番4番に比べてあまり聴かれてない曲。結構本人が気合を入れて書き込んである曲なので聴き応えが無いわけではない。さすが沼尻竜典、メンデルスゾーンらしい清涼な旋律を生かしながら嫌になるぐらい上手いオケのコントロールっぷり。ただ、それだと薄っぺらい部分も出ようと思うんだけれど、そうならないのは小泉さんの小さくても厚みのある音作りの賜物だと思うんですよ。ここ5年名曲系で鍛錬されてきた意義も少し出てきたかな。新曲・珍曲ばかりだと蓄積にならない部分ありますから・・・。

5番のオススメはクリヴィヌ。ピリオド系で良いんです。
次は明日。

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