五叉路のグラフィティ

田舎者からの便り...。

昭和歌謡・POPSの終焉

2021-01-17 00:07:12 | Weblog

昨年末に筒美京平、なかにし礼、中村泰士と昭和歌謡・POPSの
偉大な作詞・作曲家が相次いで亡くなった。ぼくが、鼻歌まじりで
口ずさむのは、こうした職業作家の歌が多いのでとても寂しいです。

随分前に筒美京平さんについて書いたので、なかにし礼さんについて
書いてみよう。訃報後の12月末に図書館に行ったところ、なかにし礼
さんの著書が受付カウンターに並んでいた。そう、なかにし礼さんは
『長崎ぶらぶら節』で第122回直木賞を受賞する小説家でもありました。

借りた本は『てるてる坊主の照子さん』NHKの連続テレビ小説でドラマ化
された傑作小説。なかにし礼の奥さん(石田ゆり)家族をモデルに、
昭和30年から40年代の大阪・池田市を舞台として照子お母さんを中心に
4姉妹の成長物語を笑いあり・涙ありで描いたストーリー。

ラストのエピソードが、実の義理の姉にあたる、いしだあゆみの歌
『ブルー・ライト・ヨコハマ』で大団円なのもヨカッタな~!

<追悼>以下は大喝采を贈りたい最初に挙げた3名の関連曲をご紹介。
数多くのヒット曲からほんの少しのご紹介なのが心のこりですが…。

いしだあゆみ『ブルー・ライト・ヨコハマ』詩・橋本淳/曲・筒美京平
石田ゆり『悲しみのアリア』詩・なかにし礼/曲・筒美京平
いしだあゆみ『あなたならどうする』詩・なかにし礼/曲・筒美京平
ちあきなおみ『喝采』詩・吉田旺/曲・中村泰士
細川たかし『心のこり』詩・なかにし礼/曲・中村泰士

コメント (4)
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