moon

この月の月はどの月の月

通勤読書647 直木賞だそうです

2017年04月06日 22時03分48秒 | 読み物 2016年9月~12月

「海の見える理髪店」荻原 浩

ちょっと期待して読みすぎたかもしれません。

表題作の「海の見える理髪店」と
「時のない時計」が印象的でした。

理想も幻想もない、現実だけが人生という感じ。

「成人式」は辛かった。
娘さんはとてもいい友達をもっていたのだなぁ思いましたが、
それがまた辛い。

大人も子どもも、
父も母も、娘も息子も、
どの立場だって生きていくのは大変だなと感じたのでした。

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海の見える理髪店
荻原 浩
集英社
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通勤読書602 家頭と書いて

2016年12月31日 22時06分22秒 | 読み物 2016年9月~12月

「京都寺町三条のホームズ」望月麻衣

京都、骨董屋、女子高校生のバイト、
頭の切れるイケメン院生。

これでもかっていうくらいの
トッピングをつけた甘ーいドリンクみたいだ。

軽いミステリーで飲みやすい、
いえ、読みやすい。

和歌のやりとりがお気に入り。

上代文学の万葉集が一番お気に入りの授業だった。
和歌ってお洒落で知的。
この時代、通い婚で女子のほうが
結構強くてよよと泣くのは男子なのだ。

ハッキリ言わないけれど
意味を知ると物凄い打球が飛んでくる感じ。

昔の人はこんな風に和歌にのせて、
お断りしてたのね。カッコイイ!!

普通に
言葉で言われるよりきついかも。

こういう話も
鞍馬の話も好きだなぁ。

シリーズものかぁ、しかも
もうだいぶ出てるよねぇ。。
ま、いいか、追いかけよう。

ホームズさぁん!!!!!

2016年最後の読了でした。

来年も楽しい読書を♪ 

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京都寺町三条のホームズ (双葉文庫)
望月麻衣
双葉社
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2016年ベスト・・・

2016年12月30日 22時47分55秒 | 読み物 2016年9月~12月

決めきれないなぁ。

この本以外にも心打たれたり、笑ったり

イラッとしたりした作品はもちろんたくさんありました。

今読んでる本を読了したら、今年は196冊。

あー、200冊に届かず・・・

 

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通勤読書601 7.6は少ないのか

2016年12月29日 00時03分53秒 | 読み物 2016年9月~12月

「君はレフティ」額賀 澪

記憶喪失になった主人公。

どうやら仲が良かったと思われる友人と
7.6という数字に秘められた謎を解く。

記憶を失ったら、
自分がどんな人なのか知りたいけれど、
もしもひどい奴だったらどうしようとか思っちゃいそうだなぁ。

古谷野くん、モテ過ぎだし、
いい奴過ぎるし。

生駒と春日もいい子だし、

前園さんがうっとおしいと思ったけど
3人の中に入れない感じはちょっと気の毒だった。

記憶を失くした主人公が、
これまでの自分を知るにはヒントが少なすぎるかなと思った。

古谷野の両親がイマイチだった。
なんで、こんないい子が育ったんだろうねぇ。

高校生らしい身勝手さと
正義感とそれそれの個性がうまく混ぜてあると思った。

これからの
彼らの未来に起こりうる困難に立ち向かえるだけの強さは
きっと彼らにはある、と感じた。

LGBTも個性、という言い方があってるかどうかはわからないけれど。
17歳は今しかない

私は右利きだけど、耳が動かせるよ。
歯が一本欠損だよ、
親知らずは最初からないよ。
生のジャガイモのアレルギーだよ。
だから、料理するときは大変。
というのは、どれくらいの割合なんだろう。

悩め、楽しめ!若者。

 

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君はレフティ
額賀 澪
小学館
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通勤読書600 美味しい幸せそれぞれ

2016年12月26日 22時42分37秒 | 読み物 2016年9月~12月

 「作家の口福 おかわり」朝井リョウ,ほか

食にまつわるいろんな作家のエッセイ集。

食にまつわる話をもたない人はいないだろう。

それだけに、いつ、どこで何を誰と食したか、
なぜ食したか。。
それがとても大切。

ここで美味しいと作家が言った食には
おそらく出会えることはないのだろう。

負けないくらい
忘れられない食に出会うことはきっとあるけれど。


個人的には高級食材や気軽に行けそうもないお店の食事より
もう少し気軽で、でも、その人の特別、みたいなのが
お好みだったなぁ。

森見氏の文章のおいしさに例える楽しさも好き。
朝井リョウのオーレボウルの「あっつ!」っていうのも好き。
中村氏のビーカーで淹れるコーヒー、憧れます。


食って生に直接結びついているだけに、楽しかった。

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作家の口福 おかわり (朝日文庫)
クリエーター情報なし
朝日新聞出版
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通勤読書599 役員は続く・・・

2016年12月24日 23時09分53秒 | 読み物 2016年9月~12月

「我ら荒野の七重奏」加納 朋子

七人の敵がいる」の第二弾

子どもが中学生になり
吹奏楽部に入部、
ここでも山田陽子健在。

中高生が
部活を通して成長していく姿を
描いた作品は文句なしに大好物だ。

でも、この作品は
そんな中学生の保護者達の話。

親の必死さが怖かったり面白かったり

私の子どもたちはまったくこういうことに無縁で
息子が高校で部活に一生懸命になってたけれど
それほど強くないので親の出番なし。
よかったぁ。

みんなでバス貸し切って
同じTシャツ着て応援するとか。。
私にはできない。
ええ、協調性がないのです。
多分、山田陽子のように引っ張ることもできないし
ダメダメだな、こりゃ。

強い学校ほど、親参加強制のイメージあり、
だったようにも思うなぁ。
やってないからわかんないけど。

山田陽子氏は
部活の親の集まりのほうが
前作より楽しそうだったかな。

加納さんのあとがきがとてもよかった

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我ら荒野の七重奏
加納 朋子
集英社
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通勤読書598 PTAって

2016年12月22日 23時46分46秒 | 読み物 2016年9月~12月

「七人の敵がいる」加納朋子

主人公ほど仕事もできないし、
頭もよくないけれど、
私が初めてPTAに対して持った思いと
ほぼ同じことが書いてあった。

そして、あの頃を思い出して、
「やっぱり嫌だよなぁ」と思った。

学童保育の役員を皮切りに学年役員、
学校の地域役員、スポーツクラブの役員。

毎年毎年、よくもまぁというくらい回ってくる。

楽しんでやりましょう!なんて言われても
楽しくないんだものと
とことん後ろ向きだった私は
主人公とは思いは同じでも真逆を向いてたなぁ。

シフトの休みはすべて役員のためにとることになり
自分の休みを取れるのは3か月に1回くらいだった。
そしてどれだけ役員をやっても
先生同士、母親同士の力関係を掴めず、
まったくもって向いていなかった。

ホントに申し訳ないくらい、いい思い出はない。

しかし、不思議なもので
役員のお役目が回ってくるのはほとんど長男の時だった。
くじを引いても、じゃんけんしても
当たりを引く。

小中高の12年間、娘の役員をやったのは小学校でたったの一回。
息子は小学校で4回、中学校1回、高校1回。

一番イヤだったのは
うちの子どもがまったく興味を示さない地区運動会の手伝い。
一番面白かったのは、中学で課題図書を読んで
中学生と感想を述べあう、読書会だった。

でも、役員すると学校の細部が見えてくるのは事実だった。

あ、全然本の感想でなかった。
いや、陽子さんのような人は
いたら面白いけど、一緒には役員やりたくないなぁ。。
ということで。

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七人の敵がいる (集英社文庫)
加納朋子
集英社
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通勤読書597 愛すべき高校生男子

2016年12月20日 23時43分06秒 | 読み物 2016年9月~12月

「セトウツミ 1巻~6巻」此元和津也

映画を観て以来、大好きなセトウツミ。

このたび、友が「話を共有したいから早く読んで!」と
私のところに持ってきた。

確かに共有したいわ、この二人、この会話、この面白さ。

ひとつづつ取り上げるときりがないのだけれど
ババ抜きのセトバージョンとウツミバージョン、
絵しりとりのセトバージョンとウツミバージョン。

あかん、笑ける。
時々、垣間見せる、やさしさと男っぷり。
「ヒーローが来るよ」とかさぁ

読んで、お願い。みんな読んで。
面白いから。

あ、あとガッチャンの靴飛ばし、最高。

しかし、
瀬戸と内海の相思相愛っぷりが半端ない、
と思うのは私だけではないはず。

BLは読んだことないけれど、
これも絶対、相思相愛。

 

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セトウツミ 6 (少年チャンピオン・コミックス)
此元和津也
秋田書店

 

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通勤読書596 明るいほうの宮木さん

2016年12月19日 23時14分08秒 | 読み物 2016年9月~12月

「校閲ガール トルネード」宮木あや子

シリーズ3作目。
3作目は校閲のお仕事というよりは
社会人が仕事にどんな風に向き合うかってことに特化してた。
校閲話が好きなのでそこはちょっと物足りないけど・・・
仕方ない、異動しちゃうんだものね。

やりたい仕事と向いている仕事のギャップ。
今、求められている役割と与えられる仕事。
目指したいもの、目指せないもの。

大人はみんなそれぞれの
着地点を見つけながらお仕事しているのです。

という話をとーっても軽快に表現してくれる作品でした。

楽しかったぁ、
終わり?なのでしょうか。

大人の女性になった悦子に会いたいなぁ。

脳内は幸人が菅田君ヾ(≧▽≦)ノですから、
楽しくて楽しくて!!!
菅田君アフロバージョン、妄想にて楽しみました。

ドラマはやや子供っぽくて、ちょっと物足りなかったですが・・・

菅田君の脱力感がたまらなくよかったっす。

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校閲ガール トルネード
クリエーター情報なし
KADOKAWA
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通勤読書595 居所不明児童

2016年12月16日 23時33分01秒 | 読み物 2016年9月~12月

「漂う子」丸山正樹

まさしく、根のない漂う子どもの話だった。
失業、離婚、育児放棄、虐待、親の影響をまともに受ける子ども達。
これって特別なことでなく、何かの弾みで、何かがきっかけで
どの家庭にも起こることなのかもしれない。
そんな危険性をはらんだ家庭はどの学校にもどのクラスにもある。
そんな危機感をもつ作品だった。
血ではなく繋がりで愛情を与えてくれる大人に出会えたら、救われる子どもたちも
いるだろう。親以外の人に「助けて!」って言っていいんだよ、と言ってあげたい。

 

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漂う子
丸山正樹
河出書房新社
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