星月夜に逢えたら

[hoshizukiyo ni aetara] 古都散策や仏像、文楽、DEAN FUJIOKAさんのことなどを・・・。 

WEBひろいよみ〜SNS上で大きな話題

2019-01-18 | DEAN FUJIOKA
●Real Sound公式Twitter


DEAN FUJIOKA、星野源らも評価する理由 “最適な音”への探究心とグローバルな背景から考察
(一部を引用させていただきます)

 DEAN FUJIOKAは、国際派俳優としても活躍するミュージシャンだ。「Maybe Tomorrow」は、1月30日リリースの新アルバム『History In The Making』に収録。1月19日放送開始のTVドラマ『僕の初恋をキミに捧ぐ』(テレビ朝日系)のために書き下ろした楽曲となっている。そんなDEAN FUJIOKAは現在、SNS上でも大きな話題を集めている。

 その発端は、どついたるねんが昨年12月に開催したライブにある。彼らは当日のステージで「人生の選択 feat. PUNPEE」を歌唱。その際、歌詞のフックを〈この世で一番飛べるのはディーン・フジオカのダブステップ〉とアレンジして歌い上げた。このパワーフレーズとともに、当時のライブ参加者がその模様を拡散したことで、DEAN FUJIOKA本人の目に留まったようだ。彼は今回の件について、「このフック #この世で一番飛べるのはディーンフジオカのダブステップ で一緒にTシャツ作ったら面白そうですね」と喜びを表していた(参考:DEAN FUJIOKA 公式Twitter)。

 そのほか、DREAMS COME TRUE・吉田美和や、過去にラジオ番組で共演した星野源からも高い評価を得ているDEAN FUJIOKA。彼の音楽は、底知れぬ知的探究心と、類まれであるグローバルな経験によって成立しているようだ。

 なかでも印象的なのが、昨年6月リリースの2ndシングル表題曲「Echo」における制作エピソード。同楽曲は、自身主演のTVドラマ『モンテ・クリスト伯—華麗なる復讐—』(フジテレビ系)主題歌に起用された。DEAN FUJIOKAは制作にあたり、ドラマとも親和性ある“絶望の嘆き”をテーマに、トラックに使用する“不気味で不穏な音”を探したという。そのなかで出会ったのが、イギリスが発祥となったベースミュージックの新ジャンルである“Wave”だったとのこと。結果的に、楽曲に必要なテイストを調べ上げたことで、国内でも革新的な音作りに意図せず成功したようだ。

彼の音楽において、タイアップ作品もまた新たな“刺激”を求める上での重要な要素のひとつなのだろう。実際に、前述したインタビューでは「新しいものには、あくまで“自分の中での新しいもの”と、技術の進歩などによって生まれる“世の中にとって新しいもの”があると思いますが、僕はその両方が好きなんですよ」と、その間口の広さを示す言葉が見られた。

これは、2016年10月リリースのアニメ『ユーリ!!! on ICE』(テレビ朝日系)主題歌「History Maker」なども同様だろう。アニソン特有のフォーマットに、ワルツ調で奏でられるオーケストラ、さらにはブロステップやトロピカルハウスなどのダンスミュージック要素を落とし込んだ、ミクスチャーサウンドが特徴的だ。アイススケートをテーマとした『ユーリ!!! on ICE』の世界観にも相応しい。同楽曲もまた、自身の好奇心から作品に対する“最適な音”を追求したひとつの証明なのかもしれない。

DEAN FUJIOKAが持つ大きな魅力の一つは、彼自身のグローバルな成り立ちにあるのだろう。ここまで記した通り、彼の探究心は楽曲の新規性にも強く結びついている。その姿勢はまさしく、アメリカや中華圏、東南アジアなどを渡り歩いてきた、彼ならではの経験に由来しているのかもしれない。DEAN FUJIOKA自身がミクスチャーな存在だからこそ、その音楽はミクスチャーな音楽ジャンル=“DEAN FUJIOKA”として成立しているのだ。

 「Maybe Tomorrow」もまた、彼のアーティスト活動において新たな一面を開拓する楽曲になるはずだ。『僕の初恋をキミに捧ぐ』では、ドラマ本編にどのような彩りを添えるのだろう。そんな期待感を膨らませつつ、今夜の『ミュージックステーション』でのステージを楽しみに待っていたい。
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