三菱重工業は、英国インマルサット社から、日本の新たな基幹ロケットとなるH3ロケットによる衛星打上げを受注した。
H3の初号機打上げは2020年度の計画で、インマルサット社向け打上げ実施は2022年以降となる予定。
三菱重工業は、英国インマルサット社から、日本の新たな基幹ロケットとなるH3ロケットによる衛星打上げを受注した。
H3の初号機打上げは2020年度の計画で、インマルサット社向け打上げ実施は2022年以降となる予定。
アイスペース(東京都港区、袴田武史社長)は、アメリカのチャールズ・スターク・ドレイパー研究所らとともに、アメリカ航空宇宙局(NASA)へ10年間で予算総額26億ドルの月面への輸送サービス(Commercial Lunar Payload Services=CLPS<クリプス>)の提案を行い、NASAにその提案が採択された。アイスペースが参加するドレイパー研究所のチームを含む合計9チームが今回採択された。
日本のスタートアップを含む合同チームがNASAのCLPS契約に採択されたことは、これまで国主導だった月探査が国際協力をベースとした民間主導のミッションに切り替わる重要な分岐点になり、また世界の宇宙開発を先導するNASAが大きく舵を切ることで日本をはじめ各国にも大きな影響を与える。
NASA CLPSへの提案では、ドレイパー研究所が契約主体となり、日本のアイスペース、アメリカのジェネラル・アトミックス、そしてアメリカのスペースフライト・インダストリーズの3社が加わり、合計4社による提案を行った。
ドレイパー研究所は契約主体として、ペイロード運用と月着陸船のGN&Cシステム開発、そして全体管理を行う。アイスペースは、月着陸船の設計とミッション管理、運用に加えて、高頻度のペイロード輸送サービスを担う。アイスペースが設計した月着陸船に対して、ジェネラル・アトミックスは製造と組立、試験を担当。スペースフライト・インダストリーズは、搭載作業を含むロケット打ち上げサービスを担う。
米航空宇宙局(NASA)は12月3日、2016年9月に地球を出発した探査機「オシリス・レックス」が目的地の小惑星「ベンヌ」の上空約20kmに到着したと発表した。
2020年にベンヌの表面で岩石を採取し、2023年に地球に持ち帰る予定。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成31年1月17日、イプシロンロケット4号機により「小型実証衛星1号機(RAPIS-1)」などを打上げる。
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打上げ予定日:平成31年1月17日(木)
打上げ予定時間帯:9時50分20秒~9時59分37秒(日本標準時)
打上げ予備期間:平成31年1月18日(金)~平成31年1月31日(木)
打上げ場所:内之浦宇宙空間観測所
ロケット: イプシロンロケット4号機(ε-4)
小型衛星:革新的衛星技術実証1号機 JAXA 小型実証衛星1号機「RAPIS-1」 1基
超小型衛星 慶応義塾大学 MicroDragon 1基
東北大学 RISESAT 1基
株式会社ALE ALE-1 1基
キューブサット 東京工業大学 OrigamiSat-1 1基
九州工業大学 Aoba VELOX‐Ⅳ 1基
日本大学 NEXUS 1基