●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●NEDO、「宇宙ビジネス投資マッチング・プラットフォーム(S-Matching)」創設

2018-06-13 10:09:52 | その他

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、内閣府、経済産業省とともに、宇宙分野の新たなビジネス・アイデアを有する個人・ベンチャー企業と投資家・事業会社とのマッチングを円滑化する「宇宙ビジネス投資マッチング・プラットフォーム(S-Matching)」を創設した。

 S-Matching専用のWEBサイトを立ち上げ、個人・ベンチャー企業からのビジネス・アイデア募集および投資家・事業会社のS-Matchingへの入会申請の受け付けを開始した。6月上旬からWEBサイト上での実際のマッチングが可能となる。

 専用サイトを通じて、宇宙ビジネス起業家は、通年で宇宙ビジネス投資家に対し自らのビジネス・アイデアなどを直接アピールすることが可能となり、また、宇宙ビジネス投資家はコンセプトレベルから開発段階まで、多様な技術フェーズにあるアイデアを素早くキャッチアップすることが可能となる。

 同ウェブサイトを通じて、新たなビジネス・アイデアと投資家・事業会社とのマッチングの機会を提供することで、宇宙産業競争力の底上げに貢献する。

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●宇宙探査●情報収集衛星「レーダー6号機」、打ち上げに成功

2018-06-12 14:43:05 | 人工衛星

 政府の情報収集衛星「レーダー6号機」を載せたH2Aロケット39号機が12日午後1時20分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。

 ロケットは計画どおり飛行し、情報収集衛星レーダ6号機を正常に分離した。

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●宇宙探査●情報収集衛星レーダ6号機、打上げ6月12日に延期

2018-06-09 18:40:46 | 人工衛星

 三菱重工業及び宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、種子島宇宙センターから情報収集衛星レーダ6号機を搭載したH-IIAロケット39号機(H-IIA・F39)の打上げを平成30年6月11日に予定していたが、打上げ前日及び当日の天候悪化が予想されるため、打上げを6月12日(火)に延期した。


 打上げ日:平成30年6月12日(火)

打上げ時間帯:13時20分00秒~13時33分57秒(日本標準時)

打上げ予備期間:平成30年6月13日(水)~平成30年7月11日(水)

 

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●宇宙探査●水星磁気圏探査機MMOの愛称、「みお」に決定

2018-06-08 22:50:26 | 宇宙探査機

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、今年度中に打上げ予定の「水星磁気圏探査機MMO(Mercury Magnetospheric Orbiter)」に対し愛称を募集し、以下のとおりと決定した。

1. 愛称:「みお」 ローマ字表記「MIO」

2. 選定理由

    ・「みお」は河川や海で船が航行する水路や航跡の意味をもつことから、これまでの探査機の研究開発の 道のりを示すとともに、これからの航海安全を祈る愛称であること。

    ・古くより船が航行するときの目印にする標識を澪標(みおつくし)と云い、和歌では「身を尽くし」の掛詞 になることから、努力と挑戦を続けるプロジェクトメンバーの思いを表していること。

    ・水星の磁気圏によって変化する太陽風のプラズマの流れのなかでMMOは探査する。この状況と船 が流れの中を進むイメージが合致すること。

    ・海外の方にも発音しやすいこと。


 

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●宇宙探査●国立天文台、水沢キャンパス(岩手県)で天文学専用スパコン「アテルイII」稼働

2018-06-07 14:13:55 | 宇宙

 国立天文台 天文シミュレーションプロジェクトは、天文学専用スーパーコンピュータ「アテルイ」に替わる新たな大規模数値計算専用計算機として、Cray XC50システムを導入し、2018年6月1日より国立天文台 水沢キャンパス(岩手県奥州市水沢)において、その本格運用を開始した。

 新しいスーパーコンピュータシステムは、2013年の「アテルイ」導入時の約6倍、2014年のアップグレード以降から3倍の理論演算性能である3.087 Pflops(ペタフロップス)(フロップスは計算速度の単位。1ペタフロップスは1千兆回の演算)に向上した。

 この性能によって、「アテルイ」ではできなかったシミュレーションを行い、「理論天文学の望遠鏡」として新しい宇宙の姿を描き出すことが期待される。

 この新システムの愛称は、前システムを引き継ぎ「アテルイII(ツー)」と名付けられた。

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●宇宙探査<新刊情報>●「太陽系観光旅行読本」(オリヴィア・コスキー、ジェイナ・グルセヴィッチ著/原書房)

2018-06-06 11:23:15 | ●宇宙探査<新刊情報>●

 

<新刊情報>

 

書名:太陽系観光旅行読本~おすすめスポット&知っておきたいサイエンス~
 
著者:オリヴィア・コスキー、ジェイナ・グルセヴィッチ

訳者:露久保 由美子

発行:原書房

 私たちは太陽系観光ツアー代理店。水星から海王星そして冥王星まで、最高の旅をご用意する。準備・持ち物からおすすめ観光スポット、楽しいアクティビティ、知っておきたい科学知識まで、カラーイラスト付きでご案内!

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●宇宙探査●宇宙探査衛星「はやぶさ2」、イオンエンジン運転を終了

2018-06-04 18:56:32 | 人工衛星

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙探査衛星「はやぶさ2」が、6月3日に第3期イオンエンジン運転を終了したと発表した。

 これで、小惑星リュウグウに向かう往路のイオンエンジンの運転はすべて終了したことになる。

 今後は、探査機の正確な軌道決定を行うともに、光学電波複合航法により小惑星リュウグウの軌道も正確に推定しつつ、リュウグウに接近していくことになる。

 「はやぶさ2」の小惑星リュウグウ到着は、6月21日~7月5日の見込み。

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●宇宙探査●金井宣茂宇宙飛行士搭乗のソユーズ宇宙船が帰還

2018-06-04 14:35:07 | 宇宙ステーション

 国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在を終了した金井宇宙飛行士が搭乗するソユーズ宇宙船は、以下のとおり無事帰還した。

 なお、シュカプレロフ宇宙飛行士、ティングル宇宙飛行士、金井宇宙飛行士の第54次/第55次長期滞在クルーは、宇宙に168日間滞在した。


着陸日時:平成30年6月3日(日) 21時39分(日本時間)
 
着陸場所:カザフスタン共和国

搭乗員:アントン・シュカプレロフ(ROSCOSMOS、露)
     スコット・ティングル(NASA、米)
      金井 宣茂(JAXA、日) 

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●宇宙探査●超低高度衛星技術試験機「つばめ」、2019年4月頃に超低高度268kmに到達

2018-06-02 17:32:50 | 人工衛星

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2017年12月23日に打ち上げた超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS)の「初期段階フェーズ」を今年の3月に完了し、大気抵抗を用いて少しずつ軌道高度を降下させていく「軌道遷移フェーズ」へ移行していることを明らかにした。

 超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS)は、超低高度での新たな衛星利用の可能性を拓くことを目的として、小型高分解能光学センサによる撮像や、超低高度域における大気データの取得等の技術実証を行う。打ち上げ時の質量は383kg。

 現在は、380km付近の高度で順調に運用を続けており、以下に示す3種類のミッション機器を用いて観測運用を行っている。

      (1) 小型高分解能光学センサ(SHIROP)
      (2) 光学センサ(OPS)
      (3) 原子状酸素モニタシステム(AMO)

 今後も大気抵抗を用いて除々に高度を降下させていき、イオンエンジンを用いて軌道保持を開始する超低高度268kmに到達するのは、2019年4月頃になる見込み。

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