●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●大阪府立大学の小型衛星「OPUSAT」、2月28日に種子島宇宙センターより打ち上げ

2014-02-14 13:27:27 | 人工衛星
 大阪府立大学工学研究科小型宇宙機システム研究センター(SSSRC)は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)により、全球降水観測計画(GPM)主衛星の相乗り小型副衛星のひとつとして選定された小型人工衛星「OPUSAT」が、2月28日に種子島宇宙センターよりH-IIAロケットで打ち上げられる。

 同研究センターは,これまでCanSat(空き缶サイズの模擬人工衛星)の開発、衛星設計コンテストへの参加、「まいど1号」の運用などさまざまな「人工衛星」に関するプロジェクトに携わってきた。

 そして2011年より、SSSRCが初めて独自の衛星を開発する「OPUSATプロジェクト」が始動した。 OPUSATプロジェクトでは、衛星の設計、組み立て、宇宙環境を模擬した試験、運用など全てを学生が中心となり活動することをコンセプトとしている。

 OPUSATは大きく分けて2つのミッションに挑戦する。

 一つ目は,リチウムイオンバッテリとリチウムイオンキャパシタという二つの電源装置を組み合わせた新しい蓄電デバイスを宇宙で実証する。

 二つ目は,大きな電力を獲得する衛星システムを宇宙で実証する。あるタイミングで太陽電池が張り付けられたパドルを展開し、衛星を太陽方向に向けることで(太陽指向制御)、太陽から多くのエネルギを獲得する。
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●宇宙探査<新刊情報>●「宇宙人の探し方」(鳴沢真也著/幻冬舎)

2014-02-12 22:19:47 | ●宇宙探査<新刊情報>●

<新刊情報>


書名:宇宙人の探し方~地球外知的生命探査の科学とロマン~

著者:鳴沢真也

発行:幻冬舎(幻冬舎新書)

 「1匹みたら、その家にはたくさんいるとおもえ」というG理論をもとに、筆者は2004年に、西はりま天文台の「なゆた望遠鏡」で日本初の光学的SETI(地球外知的生命探査)をスタートさせた。
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●宇宙探査●地球外知性の探索のSETI@Home Japan、全世界61,994チーム中115位

2014-02-07 07:22:30 | 宇宙
 電波望遠鏡のデータを解析するより地球外知性の探索を行っている日本のチームの一つSETI@Home Japanは、2014年1月18日現在、1,021名のメンバーで、全世界61,994チーム中115位(日本国内では465チーム中4位)の成果を挙げている。

 SETI(地球外知性の探索)とは、地球外の知的生命を検出することを目標とする科学の一分野。 このうち、radio SETI(電波によるSETI)として知られる手法では、電波望遠鏡を使って宇宙からの挟帯域電波信号を受信する。このような挟帯域信号は、自然に発生するものではなく、もし検出できたなら、地球外テクノロジー即ち地球外知性の存在の有力な証拠になる。

 これまで電波による SETI プロジェクトでは、大量のデータ解析をするために、電波望遠鏡の近くに設置した特殊用途スーパーコンピューターを使っていたが、1995年にインターネットで互いに繋がれた多数のコンピューターによって構成される仮想スーパコンピューターを使って、電波による SETI の計算処理をすることを提案。これに基づき1999年の5月設立されたのが SETI@home で、世界のコンピューターユーザーに向け、広く参加を呼びかけた。

 この呼びかけに応え2007年につくられたのが日本のチームのSETI@Home Japan。SETI@homeに参加すると、メンバーには、アレシボ天文台が捕らえた宇宙からの電波を含むWU(ワークユニット)が送られてくる。メンバーンは各自のパソコンなどを使い、データを解析をすることによって成果を挙げることができる。

 チームで協力することによって、より大きな成果を挙げられることに加え、個人では難しい、ランキングの上位を目指すこともできるようになる。
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●宇宙探査●「第6回宇宙エレベーター学会」、2月22日(土)東京で開催

2014-02-04 16:27:01 | 宇宙エレベーター
 宇宙エレベーター協会(JSEA)は、下記の要領で「第6回宇宙エレベーター学会」を開催する。

 最新/関連情報の発表や講演、また宇宙エレベーターそのものについてのオープンなディスカッションなどが行われる。


日 時: 2014年2月22日(土)、23日(日) 10:00~16:30


場 所: 日本科学未来館 7階

22日 会議室2(85席)

23日 みらいCANホール(300席)


主 催:  一般社団法人 宇宙エレベーター協会(JSEA)


参加費: 一般2,000円(正会員は1,000円)
     ・一部資料代が必要なセッションがある場合がある
     ・事前申し込みなどは不要
     ・会場に入場いただけるのは、先着順で定員まで


内 容:


1日目(2/22) テーマ「クライマー技術について」(より技術的な内容)

     ・各大学関連研究内容発表 ~神奈川大学、日本大学、静岡大学より各2件程度

     ・慣性センサ応用技術研究協会会長講演

     ・SPEC2013第5回宇宙エレベーターチャレンジ参加チーム講演

     ・宇宙エレベーターを巡る最新状況の報告

2日目(2/23) 「なんのための宇宙エレベーター?」(より一般的な内容)

     ・司会進行;鈴木顧問(TBS)

     ・宇宙エレベーター解説 ~佐藤先生(東海大学)

     ・宇宙旅行産業の明るい将来像 ~コリンズ先生(麻布大学)

     ・宇宙太陽光発電衛星 ~高野顧問(JAXA名誉教授)

     ・討論会「なんのための宇宙エレベーター?」(仮題)

      参加予定:

           進行:久保田顧問(朝日新聞)

           上記各講演者

           田原総一郎氏(ジャーナリスト)
           松浦晋也氏(ジャーナリスト)
           室山哲也氏(NHK解説員)
           リベラ ルスカ レナト先生(明治大学)
           山口耕司氏(次世代宇宙システム技術研究組合)

           本協会顧問/フェロー他
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