●宇宙探査●JAXA、「だいち2号」による御嶽山観測データを火山噴火予知連絡会に提供

　宇宙航空研究開発機構（JAXA）は、平成26年5月に打ち上げた陸域観測技術衛星2号「だいち2号」（ALOS-2）により、9月27日に噴火した御嶽山の緊急観測を行い、噴火により発生した窪みや降灰堆積の様子を捉えた。
 　
　観測は、JAXAと防災関連機関との間の、災害に関する衛星情報提供協力の枠組みにより、火山噴火予知連絡会（事務局：気象庁）及び内閣府（防災担当）からの要請により行い、取得したデータを噴火前後の地形変化や降灰状況の確認などのために提供した。

 　JAXAでは、引き続き防災関連機関と連携しながら、御嶽山の観測を継続する計画。