宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「きぼう利用戦略」に基づき、国際宇宙ステーション・日本実験棟「きぼう」の利用事業について、民間等による事業自立化(民間への開放)を推進しているが、その第2弾として、国際宇宙ステーション(ISS)・日本実験棟「きぼう」の船外実験プラットフォームの利用機会を、民間事業者ならではのアイデアやサービスによって、国内外に広く事業提供するための企画提案募集(RFP)を開始した(平成31年1月31日まで提案を受け付ける)。
JAXAでは、ISSの「きぼう」だけが持つ強みであるロボットアームとエアロックの機能を活かす独創的なアイデアとして、2016年度に船外実験プラットフォームに取り付ける「中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)」を開発し、船外実験環境のプラットフォーム化(利用機会の高頻度化、定時化)を進めてきた。
今回のRFPでは、i-SEEPの利用機会を民間事業者に提供し、i-SEEPを用いた船外利用事業提供に関する独自の企画提案を募集するもの。