●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●地球外知性の探索のSETI@Home Japan、全世界61,994チーム中115位

2014-02-07 07:22:30 | 宇宙
 電波望遠鏡のデータを解析するより地球外知性の探索を行っている日本のチームの一つSETI@Home Japanは、2014年1月18日現在、1,021名のメンバーで、全世界61,994チーム中115位(日本国内では465チーム中4位)の成果を挙げている。

 SETI(地球外知性の探索)とは、地球外の知的生命を検出することを目標とする科学の一分野。 このうち、radio SETI(電波によるSETI)として知られる手法では、電波望遠鏡を使って宇宙からの挟帯域電波信号を受信する。このような挟帯域信号は、自然に発生するものではなく、もし検出できたなら、地球外テクノロジー即ち地球外知性の存在の有力な証拠になる。

 これまで電波による SETI プロジェクトでは、大量のデータ解析をするために、電波望遠鏡の近くに設置した特殊用途スーパーコンピューターを使っていたが、1995年にインターネットで互いに繋がれた多数のコンピューターによって構成される仮想スーパコンピューターを使って、電波による SETI の計算処理をすることを提案。これに基づき1999年の5月設立されたのが SETI@home で、世界のコンピューターユーザーに向け、広く参加を呼びかけた。

 この呼びかけに応え2007年につくられたのが日本のチームのSETI@Home Japan。SETI@homeに参加すると、メンバーには、アレシボ天文台が捕らえた宇宙からの電波を含むWU(ワークユニット)が送られてくる。メンバーンは各自のパソコンなどを使い、データを解析をすることによって成果を挙げることができる。

 チームで協力することによって、より大きな成果を挙げられることに加え、個人では難しい、ランキングの上位を目指すこともできるようになる。
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