いんぷれっさw、ETCをつける。

2007-09-27 23:22:00 | 4輪

インプレッサwにETCをつけてみた。

そもそも自動車道や高速道路を利用するったって、たいてい牛が降りるインターは田舎に決まってるし、そんなにヒトが集まる所に行く事自体少ないから、混雑してる事なんてほとんど無い。
クレジットカードで支払うのが常なので、小銭のやりとりを不便に思う事もなかったし、逆にナビ無しだから、ゲートのヒトに道をたずねて確認したりすることが多い。

「××に行くのはこの先右折でいいんですよね?」
「うん、そうだよ。右折してしばらく行って、3つ目の信号を左折すると見えるから」
「はぁい、ありがとうございまーす!」

…なんてやりとりをするのが牛のドライブ。
だから、ETCなんて当分イラナイと思ってた。

しかし、である。
各種助成制度で格安で購入できるとか、利用料の割引が充実してきたとなれば話は別。
一度取り付けてしまえば、少しでも交通費が安くなる可能性があるんだから。
いかに安上がりに導入するかだ。

過去に何度か、「○月○日、どこそこでETC取付工賃無料サービスを行います」だの、「格安でETCを販売」だののキャンペーンは見たことあるんだけど、「その代わり指定のクレジットカードを作ってETC利用するのが条件」とか、「型落ちの1機種のみ」とかの条件がついてて、今ひとつ踏み切れなかったんだった。

牛が必要とする条件は2つ。
・現在メインに使ってるクレジット会社のETCカードを使う
・本体と無線部分が別で、オンダッシュじゃないやつ
この条件を満たせば最新機種じゃなくていい。

で、ある日ふと目にとまったのが、楽天でのETCキャンペーン。
助成制度適用でパナソニックの本体と受信装置分離型のが買える。しかも楽天ポイントがもらえる。
今だ。申し込め。
ちょうど、サブカードとして持ってたクレジットカードを、別の会社のに変えたかったので、楽天のクレジットカードも申し込んでさらにポイントをもらう。
で、購入。

ETC本体 Panasonic:CY-ET906D 4343円
(助成適用・セットアップ込み)
消費税 217円
送料 630円
楽天ポイント利用で -322円
合計 4868円也。
(※機能の有無によってはもっと安いのもありますよ。)

送料が痛いけどしょうがない。
あとは取り付けを自分でやればいい。でも牛、電装系ってあんまりいじったことないんだけど大丈夫だろうか…と思いつつ、今の時代はインターネットという情報源もあるし、世の中の人々はけっこう自力でつけてるわけだから、牛にだってできなくはないさ。
そう思いつつ購入ボタンをクリック。
あとはセットアップのために車検証のコピーをFAXしなくちゃいけないんだそうだ。
ようし、実家のFAXから送ればイイや。

と思ったらアナタ。
牛、その後入院しちゃったんですよね。
もも祭りといいETCといい、何から何まであの入院事件が災いしてるなぁ。。。
結局2週間も放置してしまい、なんとかFAX完了。

そんなわけで送られてきたETC。しかしながら、今度は取り付けるヒマがな~い;;
大抵の場合、そんな手間隙をかけないためにもお店に頼んじゃうんだろうけど。
だってそらへんのショップに頼んだら工賃8000円ですよ。
急ぐわけじゃないし、そんなに払うくらいなら牛は自分でやるもん。

そして放置しまくった後、ある晴れた日に。
駐車場のインプレッサwの中はちと暑かったけど、作業開始。
取り付け位置は、運転席右下のボックスにすることに。
電源その他は足元からとれるはず。たぶん。

まずはAピラーの内装をはがして、ETCのアンテナの配線。
アンテナは、フロントガラスの上部中央、ちょうどミラーの後ろに貼り付けるタイプ。
小型なので運転席からの視界もほぼ影響なし。
貼り付けたら、フロントガラスと車内の天井の隙間に線を入れ込んでいく。Aピラーからダッシュボードの右奥に入れると、外側からはほとんど見えない。そのまま足元まで配線。これは比較的あっさりと終了。
次に、本体の配線。
足元のヒューズボックス近辺にあるという噂のサービスカプラを探さねば。
噂…というか、ネットで検索してみても、牛のインプレッサと全く同型の情報が少ないので、仕様が同じなのかどうかもわからないのだ。
仕方あるまい。探してみるしかないでしょう。

牛は運転席の足元に頭をつっこんで、配線を辿っておりました。
ステアリング下のアンダーカバーをはずして、ええと…赤とか黄色とか黒とかの線、もしくは白いコネクタ…無いよ…既存配線分しか無いよ…無い…どうしよう。
ちっとまてよ。昔、助手席側の足元に配線らしきものを見たような気がする。
そしてその後、壊れた純正のオーディオを交換して、新しいイコライザ機能付きのカーオーディオを入れたんだった。あの時たしか、工賃の他にカプラの代金も入ってたはず。
って事は、それを見つけたほうが早い。

ようし。インパネを外してみよう。
隠しネジが4箇所。
比較的簡単にはずして、オーディオのユニット丸ごととりはずし。
アース線だのアンテナケーブルだのが邪魔なので、そいつらははずしておくことに。

そしたらさっそく出てきました。オプションカプラ。
赤の線がACC、黄色の線がバッテリー。オーディオにつないである他にも分岐してあるので、ETCの線はそちらにつなぎます。
黒い線、アースもありました。ビニテでぐるぐる巻きにしてあったのをはずすと、オーディオのアース線がしっかりつけてあるので間違いありません。
ETCのアースも共締め。

ここで試しに電源を入れてみる事にします。
イグニッションキーを差し込んでON。
ポーンと電子音が鳴って「ETCカードが装着されていません」とガイダンスが流れる。
いよっしゃ!これでいいはず!

あとははずした線を元通りにして、長さが余ったケーブル類を束ねて、オーディオのユニットを装着。
ついでに、昔オーディオをつけてもらったとき、奥に入りすぎてフロントパネルが途中までしか開かなくなってたのを調整。これでCDも入れやすくなるはず。
インパネをとりつけた後、運転席足元のパネルも元通りに。
ETC本体に、電源ケーブルとアンテナケーブルをしっかり差し込んで、ボックス内に取り付け。
あとは、運転中に脱落してこないように、既存配線にタイラップでまとめたり、配線用のフックを駆使して、と。

ようし!ヒトリデデキタ~♪
(このリトバルスキーのCM覚えてるヒトっているかなぁ。。)
さっそく試してみよう!

試すってアレですよ。実際にETCのゲートくぐってみるんですよっ♪
本来なら、ETCと普通のゲートが併用になってるところに入ってみればいいんだろうけど、そんなのどこにあったか覚えてないので、一発勝負に出る事にする。
(先日、ETC専用ゲートで停められてるヒトを見たんだけど、「係員が来るまでお待ちください」みたいなアナウンス流れてヒトが来てくれるみたいだから、後ろの車の迷惑になる以外対して怖くないと思ったのだった。)

ふらりと某ICへ。
ETCカードの向きを確認して挿入。
ようし!いざ、いざいざいざ~っ!
徐行して、おそるおそるゲートへ。(←結構ビビリ)
ぽーん。と音が鳴って、紫と白のゲートが跳ね上がる。
やったぁ♪完璧♪
あとは、ETCのマイレージサービスの申し込みだけ。

かくしてインプレッサwのETC装着作戦は成功したのでした。
約5000円で付いちゃったもん。よかったぁ。
浮いた8000円、何に使おう。
スズキランチで外乗にしようかなぁ♪

で、調べたら、2輪用のETCも助成が始まってるのね。
牛のジイさん、そんなに高速乗るかなぁ。非力で年老いた250CCに無理させちゃイカンと思うのだが…ちょっとつけてみたくなっちゃったなぁ…。