キラ少佐みたいな・・・

2006-06-13 23:57:52 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、korokoroさんからプレゼントを頂きました。
思えば串焼屋で飲んでたときに、牛があんなこと言わなければ、korokoroさんをこんなにも悩ませることはなかったんじゃなかろうか
普段からアクセサリーを作ってるkorokoroさんに、言っちゃったんですよ。
「スタトレDS9のキラ少佐のイヤリングみたいなのが欲しいんだぁ。イヤーカフスとピアスが繋がってるやつ!確かにスタトレグッズ屋で売ってるけどさー、まんまなのもちょっとね~。」
…あれから3ヶ月くらいたっただろうか。

K:おはようっ。
牛:ぉはよぅございますぅ~
K:誕生日おめでとうっ!
牛:ぁ。アリガトウござィますゥ~
K:はいっ!!
牛:ん?

牛:……!!!んぁっ!
20060612
どーですかコレ!
どーですよコレ!
それっぽいけどちゃんと違う!
すばらしき哉!
ラチナム製だったらどうしよう!(←バカ)
嬉しくて牛はしばらく過呼吸状態でしたよ。
ああごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい(涙)
難題押し付けてホンっとにごめんなさいっすんませんしたっ!
今後はベイジョーの誇りを失うことなく生きて行きますっ!

元ネタがよく分からない人すんません…;
とにかく大切にします。

何かを作るって、作る人にとってもそれを手にする人にとっても、喜びを生むものです。
それが絵だったり、写真や造形物だったり、文章だったり…カタチのないものであっても。
牛は工事現場や巨大な建造物を見るのも大好きです。
たとえば誰かが図面をひいて、誰かが資材を運んで、誰かが完成した何かを利用する。
規模は違っても、「こんなものを」と望んだ事がカタチになる。イイじゃないですか。

…思い出した。小学生の頃。
牛父は器用な人で、日曜大工で大抵のものは自作できる人でした。家庭菜園と言うには本格的な野菜つくりもお手の物。初夏の朝、とれたてのトマトをまるかじりする贅沢を、牛は毎年味わっていたっけ。
そんな牛父の作業をいつも眺めては、牛はいつもまねっこしてました。
ある日、牛父が使った残りの材木を見ていて思いついたんです。
椅子を作ろう。
座面、脚、背もたれ、補強の横木。
材木と、鋸と金槌と釘。
もちろん全て見よう見まね。でも、いつも手伝ってたので使い方は心得てました。
出来上がった小さな椅子を見て、牛父は「おお、何だ、上手いなぁ!」と。
それがとてもうれしかったのを覚えています。
(ってかその頃から椅子マニアだったのか牛;)

何かを作るとき、自分の想像力、技術と、結果や対価にさまざまな想いを抱くでしょう。
趣味でも、仕事でも、うまくいったら喜ばしいし、不本意に思う事だってあるでしょう。
だからこそ進歩や発展を望むんですが。でもずっと忘れたくないのは。
…先日の久慈琥珀の工房見学でも思ったことですが…一番根っこにある感動ですよね。
作ったというその事だけでうれしかったり。
作ったものを褒めてもらってうれしかったり。
役に立ってうれしかったり。
…作る事よりも、牛が今とても難しいなと思うのは、受け取った喜びを、どうやったら伝えられるのか、です。

ああっ!そういえば最近「作ってもらった」もの、他にもあったっ!
アレもそろそろ掲載しないとっ!!