おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

ウチのメインバンク(?)、取り付け騒ぎ!!

2014-07-15 01:16:12 | ニュース

ある日友人のテメニュシュカばあちゃんがふと言った言葉。

「そういえばブルガリアの大きいほうの銀行がつぶれるらしいワヨ!! あの、2番目に大きいやつ・・・」

そのときはピンと来ませんでした。2番目ねえ・・・ このところの欧州議会選挙で当選した元ジャーナリストの議員に絡んで中堅銀行「クレディトナ・タルゴフスカ・バンカ」(クレジットコマーシャル銀行)の大株主が犯罪に関与していたのではないかとたたかれていました。そんな銀行、ソフィア中心部に行けばあるかもしれないけど、支店がどこにでもあるほど大きいわけでもないようなので、庶民の街リューリンは平和でした。

Fibank ところが、ふとネットニュースを見ていると、取り付け騒ぎが起きている写真は「パルヴァタ・インヴェスティオーナ・バンカ」(通称FIバンク)!! ええ~っ!? ワタシが利用してるとこじゃん!!! ワタシは普通預金とそれにつながるデビットカードがあるだけでしたが、利回りのよい定期預金で利用していた人たちが次々と解約している、ということで・・・ あァ・・・ やはり庶民のワタシにはそこまで被害はなさそう。(もうその時には口座にほとんどお金、残ってなかったし・・・)

FIバンクとしては取り付け騒ぎの火消しにヤッキ・・・ 行員たちは「I love FIBank!!」なんてTシャツまで着て顧客にアピール。結局欧州銀行が介入するという発表があって、「そんなら潰れないよネ~!!」という事で落ち着いたのでした。ワタシの口座も、もちろん無傷・・・ でも、この騒動の発端が当の欧州委員会がらみとか。そしてこの国の金融機関が「脆弱なんじゃネ?」という印象を与える結果になってしまいました。だいたい国家がヤバくなるって、その国の金融の危機がきっかけだったりすることもあると思うけど、今回はそこまでは行かずに済んだみたい。 ・・・またいつどうなるか分からないけどネ。

今回の取り付け騒ぎの中で定期を解約したり自分の口座のお金を全部引き出してタンス預金にした人たちのところにけっこうドロボーが入ったそうです。何万レバかを盗まれた人もいるんだって・・・ この騒ぎの被害者はこういう人たちだったのか・・・ 考えてみると発端になった銀行の名前と名前が似ていたために大騒ぎになったのかも・・・ ウチのメインバンク。とするとちょっと間抜け(?)な騒動。

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