おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

心地よく「バラの木を伐採して参ります」・・・

2013-12-24 01:52:08 | まち歩き

最近日本で学校のトイレをきちんとしよう!! という動きが進んでいるようですね・・・ ここブルガリアでも同じ運動が行われているようです。何でもトイレの環境が劣悪であるために学校に行かなくなる子供たちが増えているんだとか。同じトイレつながりでは、何年か前EUに加盟する各国を象徴するとどうなるか、という彫刻をチェコ人の彫刻家が作って、特にブルガリアの部分が物議をかもしたという話がありましたが、皆さん、おぼえておられますか?最初、ブルガリアの部分は何と!! 「トイレ」でした!! それも、ブルガリアに旅行に来られた方がこれを見ると、「ああ・・・ここはもう中東への玄関口」という気持ちにさせてくれるあのトイレ!! けれどあまりにシャレにならない、ということでこの部分は覆い隠されることになった・・・ 

とてつもなく使う側のマナーが悪いせいか、洋式の便器なのに割れて壊れてしまってそのまま放置されているのか、便座がないトイレが存在するここブルガリア!! 和式汲み取りを使ったことのあるワタシの世代の日本人でも、これはドンびき~!!! 「空気いす」や便器のふちに乗ってイタすよりも、かえってこのアラブ式トイレの方が気持ちよく使えるのではないか、と思っちゃったりします(もちろん清潔に管理されていれば、の話です)。

日本ではお金を払えば試供品使い放題のパウダールーム、とかありますよねぇ。トイレのキレイさが集客力につながるともいわれていますが、公衆トイレでも、街のカフェでも許せる程度のキレイさが保たれているトイレは基本、有料。そんな、自由に使わせてもらえるトイレがあまりないブルガリアの首都、ソフィアで一番安心して使えるのはなんと言っても「ツム・デパート」のトイレでしょう!! 共産体制下からある豪華デパートで、いつもきれいに掃除されてます!! 洗面所もお化粧直しに最適!! そして厳寒の時でも暖か~い・・・ほぉ~っとしてしまいます。最近テナントがめっきり減って空き店舗ばかりが目立つツムデパート、ワタシにとっては「高級トイレ」の役しか果たしていない・・・ ということはナイですよ、だってローズオイルやロースウォーター、ローズ石鹸などのお土産をいつも買う「レファン」がまだ入ってますから・・・(笑)

それよりもワタシの中での問題は「家のトイレ」事情!! さすがにブルガリアの一般的なブロコベ(住居棟)のアパルタメントでアラブ式のトイレは見ません。普通の洋式便器です。でも問題は・・・ 便座がチャッチい・・・ すごく高いお金を出せばしっかりしたものがあるのですが、どのおウチでもあまり便座まで気を使っていないのか基本的にペナペナのプラスティック!! 

Ikeabolmen じゃあ、最近流行りの「イケア」の便座は?と試してみました。一番リーズナブルなモデルがちょっとおしゃれ・・・ ふたが黒で波線が入ってけっこうシャープなデザイン。ま、も少し欲を言うとふたの色が何種類かあってもよかったかな。ウチのバスルーム、青いタイルなのでふたが青かったりするとピッタリだったのですが・・・ 結構気に入ってたけど使い出して数週間、座っていると「ぱきっ」という音が・・・ ああァーっ、スウェーデンの会社でしょーっ!! スカンジナビアの大男が座っても大丈夫なはずじゃないのーっ!!(怒) ワタシのお尻、そんなに重くないはずよーっ!! そしてそのモデルはイケアのラインナップからなくなってしまいました・・・ やっぱり他にも同じような不具合があったのでしょうか・・・

でも、やっぱり一番の問題、それは「日本で慣れ親しんだウォシュレットがない」こと!! そうなると先ほどのアラブ式のトイレには一つよいところが!! この方式では時々トイレの壁に小さなシャワーがついてる事が。これ、お尻を洗うのか、便器を洗うのか、で悩むのですが、実は両方正解!! また洋式の便器にも水を噴き出すノズルがついていたり。たとえばトルコ系のホテル「プリンセス」、この便座を採用しています。ブルガリア在住の日本人のお友達にも「安心して使える」と人気です・・・

調べてみるとヨーロッパでウォシュレットをさがすのは大変そう。ベトナムなんかの東南アジアでは電気を使わないウォシュレットがあるんだって!! (ちなみにビデ機能もあり、電気をつかわないのにちゃんとノズルが出たり入ったりするんだそうですヨ) これをベトナム人のショップに頼んで輸入してもらおうかなァ、ウチのアパート、温水が来ているから直接つなげば温かいお湯でお尻を洗えるゾ、でも熱すぎ?お尻やけどしちゃうかな? と、夢(?)は膨らむのですが・・・ 無理やりウォシュレット的にお尻を洗いたいとなると結局のところは原点回帰、これがホントのアラブ式!! つまり、じょうろのようなヤツにお湯をはり、それをお尻に流しかけながら「不浄の左手」で洗う・・・しかないのかなァ?・・・

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トイレを考えるのが好きな私には、いい話題です。 (macha)
2013-12-30 00:38:51
トイレを考えるのが好きな私には、いい話題です。
自宅のトイレは安心できるのですが、観光地や電車内など出かけ先でトイレットペーパーがなかったり、手洗いの水が出なかったり、はじめは悩み、みんなはどうしてるのって周りに相談しました。ティッシュやウェットティッシュをよく持ち歩くことで解決しました。面白いのはブルガリアのトイレでは大きなゴミ箱が置いてありますが、なんと日本のブルガリア大使館でも、使用済みトイレットペーパーはゴミ箱に捨てるようにしてあります。たまに日本の駅のトイレで外国人が紙を流さず、汚物入れにいれてしまうので、溢れかえっていることがあります。あと内側に島のように足置き場があるアラブ式トイレは嫌ですね。
私の身内の家ではたいていトイレにプラスチックの水差しが置いてあり、大の後や、風呂に入らない日はそれでお尻洗ってます。あとは用が済んだら桶に汲んだ水で流したり、
トイレに体用シャワーしがついてたり、話は尽きないです。このプラスチックの水差しは伝統的だと思います。
もっとも面白いのは、アパートだとトイレに太い下水管2本通っていて、上から流れる排水や屋上の雨水が流れていくのです。しかしソフィアのあるアパートは出入り口に細い管が何本か走っていて、体が隙間を通さないと入れないのです。
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machaさん、ワインの記事に返事のお返事をいただい... (むうちえ)
2014-01-08 17:51:10
machaさん、ワインの記事に返事のお返事をいただいていますが、こちらのほうにまとめてお返事させていただきますね。相変わらず遅い返事で申し訳ありません。今年もこんな感じですが当ブログをご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

トイレのプラスチックの水差しってパッと見ジョウロに見えませんか?友人のソフィア在住オーストリア人女性がそうとは知らずにお花の水やりにそれを使っていたのを、アラブの影響が強いケニアに住んだこのあるイギリス人の友人がそれを見つけて、「これ、ホントは何に使うものか知ってるか?」とたずね、彼女を赤面させていたのを見たことがあります(笑)

そうそう、古いアパートだと上の階の下水管がトイレで頭の上を通っていることがありますね。そして夜寝ていても水を流す音が部屋で聞こえます・・・
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