ものぐさ博物館 Monogusa Museum

このブログは、懐かしい筆記具等の大きめ画像を淡々と展示する所です。過度な期待はしないでください。

回転繰り出し式シャープペンシル1

2010年11月29日 02時07分44秒 | シャープペンシル

コーリン製の0.5mmです。回転繰り出しとしては最後期の物だと思います。

セーラーの0.7mmです、極細となっています。

ニューマンです。一色とわざわざ印刷があります、似た形で二色もあった物と思われます。
展示を追加しましたこちらもどうぞ。


分解しました。
一般的に回転繰り出しのシャープペンシルは、先の細い管で芯を挟み込んで固定します。通常筆記時は軸を回転させると管が下上して芯を出し入れします。画像は回し切った状態で、口金から残芯を押し出すことが出来る長さの針が管から出ています。
芯を入れる場合、今度は反対側に回し切り芯を入れます。
芯が全部入らない場合は、芯を折り2mmほど出してから固い物(爪や机等)に押し当てて、管に芯を入れて固定します。本体の製造時期によっては、現在一般的な芯の長さの60mmが収納出来無い製品があります。
芯が管に上手く入らないと、回転で芯は出るけど戻せない状態になります。
又、製品によっては最初から芯を固定しない物もあります。


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1 コメント

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回転式シャープ (ST)
2024-09-01 14:02:56
亡父が使っていた古いシェーファーの回転式シャープペンが出てきたので、(小学校以来50数年ぶりに)0.9mmの芯を購入して試してみました。すっかりノック式に慣れてしまい、芯の入れ方さえ分からない始末でしたが、先詰めで、最後に固定することを貴ブログで教えていただき、無事装填完了です。どうもありがとうございました。子供の頃は細い芯が流行していましたが、この年齢になってみると、0.9mmの太さは目に優しいです。昔の文具が今も使えることに感謝しています。
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