ものぐさ博物館 Monogusa Museum

このブログは、懐かしい筆記具等の大きめ画像を淡々と展示する所です。過度な期待はしないでください。

ZEBRA L芯 ボールペンリフィル と PLATINUMのBSP-100A

2010年12月20日 16時00分00秒 | ボールペン

チップの細いボールペンを見なくなって久しいです。
本体を店頭で見掛けても大抵インクが固まっていて使えません。


手持ちのBPがチップの細い規格だと、リフィルが廃番になっているため、流通在庫しか手に入りませんが、インクの出ない可能性が高いです。

気になるリフィルがあったので、日曜日に銀座伊東屋本店に行ってきました。
2013年2月13日追記

現在伊東屋本店は建て替えのため仮店舗での営業となっています。

詳しい情報は伊東屋ホームページをご覧下さい

又、PLATINUMのBSP-100Aは製造終了になったようです。





PLATINUMのBSP-100Aです。
長さはL芯とほとんど変わりません。
PLATINUMのどの製品がこのリフィルを使っているのかは不明です。
旧BOXYには長すぎてこのままでは入りません。


入れ替えました。
ちょっとだけ出が短いですが、このぐらいなら、軸の穴を拡げたり、チップを削る事を考えたら問題になりません。チップ自体はノックするとすんなり出てくるので、下駄を履かせれば、純正と同等の長さになります。

改造箇所はL芯の純正スプリングでは径が合わないので、BSP-100Aの出っ張りを大きくして引っかかる様にする事と、必要なら下駄を履かせるだけです。
(L芯からスプリングを外す際はチップに触れない様に気をつけてください。プラスチック筒から簡単に外れてしまうので、インクまみれになる事があります。)

いつもの通り、これは改造となるので自己責任で行ってください。失敗しても私は責任取りません。
特に今回は、日本筆記具工業会ホームページ お役立ち情報→ボールペン中しん 互換表の(注意)を転記します。

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(注意)上表は各社レフィルの互換性表ですが、寸法バラツキが各社微妙に異なるので、
下記のような不具合が発生するおそれがあります。なるべく純正品をお使い下さい。

(1)先軸からのチップ出寸法の長短バラツキ。
(2)繰り返し使用における軸へのダメージ。
(3)空気置換が充分に行われない為に生じるチップ先端からのインキの漏れ出し。
(4)空気置換が充分に行われない為に生じる筆記不良。
(5)ノックの作動不良。
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インクがどこまで入っているか分かりませんので切断して使用する場合も注意してください。
下駄を履かせる場合は、空気が通る様にしてください。

最後に取り寄せは、通常10本単位のようです。1本購入のために取り寄せる等の、お店に負担が掛かる事は絶対にしないでください。
但し、取り寄せ全数買い取り。取り寄せることを「売り」にしているお店での注文は、この限りではありません。



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