菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

わかれてもまたくっつく。 『最も普通の恋愛』

2022年04月24日 00時00分32秒 | 俺は好きなんだよ!

【俺は好きなんだよ】第1547回

 

『最も普通の恋愛』(2019)

 

原題は、『가장 보통의 연애』。
『最も普通の恋愛』。

英語題は、『CRAZY ROMANCE』
『くるった恋愛』。

 

 

スタッフ。 

監督:キム・ハンギョル
PD:オ・ヒョジン
脚本:キム・ハンギョル、オ・ヒョジン
助監督:チン・ソンヒョン

撮影:ソン・ウォノ
照明:キム・スンギュ
美術:ソ・ソンギョン

編集:シン・ミンギョン
音楽:キム・テソン
 

 

 

出演。

キム・レウォン  (イ・ジェフン 企画チーム長 ビジュアル・ライジング社)
コン・ヒョジン  (オ・ソニョン 企画チーム ビジュアル・ライジング社)
カン・ギヨン   (ピョンチョル ビジュアル・ライジング社)
チョン・ウンイン  (ソ・グァンス 社長 ビジュアル・ライジング社)
チャン・ソヨン   (ミヨン 企画チーム ビジュアル・ライジング社)
イ・チェウン    (キョンウン ビジュアル・ライジング社)
チョン・ヘリン   (ユンジュ 企画チーム ビジュアル・ライジング社)
ソン・ウヒョン   (トユン ビジュアル・ライジング社)
パク・クンノク  (カン技師 映像デザインチーム ビジュアル・ライジング社)
チュ・ミンギョン  (チュヒ ソニョンの友だち)
チ・イルジュ    (トンファ ソニョンの元カレ)
オ・ドンミン    (ヒョンソン 映像デザインチーム ビジュアル・ライジング社)
ソン・ビョンスク  (ソニョンの母
チャ・ジュンウォン (映像デザインチーム 社員1 チャ・ジュンウォン)
シン・ミンジェ   (映像デザインチーム 社員2 シン・ミンジェ)
ソン・ヨンスン   (とうもろこし おばあさん)
ソン・サン     (居酒屋こころ アガシ)
イ・スンチャン   (居酒屋こころ マネジャー)
チョ・ジェワン   (撮影技師)
キム・ヨンチョル  (照明技師)
キム・ヨン     (補助スタッフ)
ペ・ヒョンソン   (新入社員)
チョ・ジヒョン   (引越し荷物センター 職員)
ソン・イェジン   (愛犬ショップ 職員)
チョン・ヒョンギュ (キムチチゲ店 職員)
シム・ソヨン    (エレベーター おばさん)
ソン・ソンチャン  (ソニョン オフィステル 警備員)
チョ・ヨンボク   (ヒョンソンの父)
チェ・ジョンウォン (ヒョンソンの母)
Marbin       (ヘッドホン広告 男性モデル)
チェ・ジウォン   (ヘッドホン広告 女性モデル)
カン・ソヨン    (OKボーイ お母さん俳優)
リュ・ハソン    (OKボーイ 子役俳優)
ソン・ギュヨン   (チェフンの父)
チョン・ミラン   (チェフンの母)
ハン・イェソン   (ヒョンジン チュヒの息子(赤ちゃん))
イム・ジヒョン   (ビヤホール 青年1)
イ・ゴニ      (ビヤホール 青年2)
キム・ジノク    (カムジャタンの店 職員)
パク・イニョン   (ハンビョル)
イ・ユンジェ    (トンファの恋人)
カン・ウンス    (チョンスの妻)
ホン・ミンソン   (チョンスの子供1)
ミン・ジアン    (チョンスの子供2)
イム・ユラン    (大家 声)
ソン・ピルグン   (釣り放送 声)

ユン・ギョンホ   (キム・ジョンス チェフンの大学奉仕サークル仲間)
ソン・ヨウン    (チョン・スジョン チェフンの元カノ)

チャ・ヨプ     (お母さんの車の持ち主)

 

 

物語。

婚約が破談になり,元カノに未練タラタラのチェフン。
いつものように二日酔いで始まった朝、知らない番号の誰かと夜中に2時間も電話した履歴を見つける。相手は職場に新しく入ってきたばかりの同僚ソニョンのようだ。
元カレの裏切りで破局したソニョンは恋に幻想を抱かず、終わった恋にはすっぱりと見切りをつける現実派。
新たな職場に出勤した初日、あらゆる文句を浴びせて彼氏と別れた現場をチェフンに目撃されてしまう。
上司と部下の二人は、出会ってわずか1日で仕事より互いの恋愛について詳しく知ることになった。
お互いに”情けない“ ”あきれた“と文句を言いながらも、次第に気になる存在になる。 

 

前の恋人に傷ついた男と前のボーイフレンドに後頭部を殴られた女、離別した二人の男女の率直でよどみない現実的ラブストーリー。

 

キム・ハンギョルの監督デビュー作。

 

ちょっと前半の編集が性急で一瞬混乱するけど、それが失恋と出会いの混乱だと気づくと、この映画の丁寧さを楽しめます。
まぁ、気づかなくても半紙は次々進んでいくんだけどね。
この地味さをきっちり娯楽映画に仕上げるのが、韓国映画の強み。
大人の映画なのだけど、デビュー作ならでは新鮮さもあったりして。
「恋愛は義務教育。結婚は選択科目よ」など、魅力あるセリフがいっぱいだしね。
芝居も安定していて、大人版『花束のような恋をした』……は言い過ぎかもしれないし、サブカルネタはあんまないけど。

 

 

 

 

 

ネタバレ。

好みの台詞。

「自殺した彼が忘れれないのか?」「嘘よ。詮索されないための嘘」

「知ってます? 嘘が下手なこと」「きみはそんなこと言えるのか?」「プロですから」

「女にしては嘘が下手だ」

「死んだと思いたい人がいるの。別れ話もなく、連絡が取れなくなった」

「恋愛は必然、結婚は偶然よ」

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« つぶやきのまとめ 4/23 | トップ | つぶやきのまとめ 4/24 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

俺は好きなんだよ!」カテゴリの最新記事